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今年80歳になる父親のことについてお尋ねします。
私の父は6年前脳梗塞で入院しましたが、完全に治癒し現在は日常生活に問題なく、月2~3回程度のゴルフも楽しんでおります。 最近歯の具合が悪くなり歯科外来に通っていますが、医師から噛み合わせの調整をする前に奥歯(下)抜歯を薦められています。

然し、脳梗塞治癒以来再度の発症予防措置として、血流促進、血栓予防剤を(アイタント100)を服用していることから、抜歯後の出血が止まらなく恐れを防ぐ為、抜歯前10日~14日程度、現在服用している薬を止めた方が良いと友達に言われたとのこと、歯科医もその通りだが、一応脳外科主治医の意見も訊いてからとのことでしたので。

脳外科主治医の意見を訊いたところ、。まぁ、抜歯前に薬の服用を10日程度中止した方が良いだろう。服用中の薬を止めたからといって脳梗塞の発症の恐れ有りとは言えないし、また、逆に薬を服用しているので脳梗塞の再発は無いともいえない。双方とも再発する、しないと決めつけることは出来ない。とのこと。

肝心の抜歯後の出血が止まる、止まらないについては、自分の立場からはノー・コメントということでした。歯科医、脳外科主治医の立場としては100%確実な意見が出ないのは立場として当然と思いますが、若し、抜歯の際のこのような経験をお持ちの方、またはこの方面にご専門の方がいらっしゃいましたら、教えて頂きたくお願い致します。

なお、父としては、現在の噛み合わせの状態を改善する為には、歯科医の勧め通り抜歯したいと
決めているようですが、子の私としては抜歯後出血が止まらないといったような事態になるのを心配しますので、お尋ねする次第です。どうかよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

謹んでお答えいたします。



老健施設で訪問診療を定期的に行っている歯科医師です。そのようなリスクの高い患者さんの抜歯を日常的に行なっている経験上、お答えします。

 抜歯の必要性に関しては、歯科の主治医が必要があるとしているので、そこは問題ないでしょう。

 抜歯後の止血が困難ではとご心配なさっているようですが、結論から言ってしまうと、服薬をやめずに抜歯は可能です。

 脳外科の先生は歯科に関してはノーコメントとおっしゃったそうですが、これはある意味非常に無責任な話です。そんな感想よりも必要なのは、歯科医師側から対診をしてもらい、現在の血液の固まりやすさを検査してもらってください。それを実際に抜歯を行う、歯科医師が評価し、判断して最終的に抜歯の決定をするべきです。

 今まで、抗凝固薬を服用して問題がなく経過しているので、急に休薬したとき何が起こるかという予測は困難でしょう。
 
 最近の傾向としては、そのような患者さんには、止血をより確実にする方法、きっちりと縫合するとか、傷口を保護するシーネと呼ばれるプラスチックのプレートを使用したりだとか、内服の止血剤を飲んでもらったりとか、様々な方法を併用します。

 万が一、抜歯は見送った方がいいという結論に至ったとしても、かみ合わせを改善するための抜歯であるならば、かみ合わせに支障がない程度まで、とりあえず削っておくだけでも当初の目的は達成されると思いますのでご心配なく。
 

この回答への補足

まさか専門医からご回答を頂けるとは思っていませんでした。
貴重な情報を頂き大変有難うございます。なお、書き忘れましたが父の言によりますと、使用していない(咀嚼の為に今では必要の無くなった)奥歯が緩んでいる(浮いている?)ので、噛み合わせの調整には抜歯した方が良いと歯科医に云われているのだそうです。 いずれにしても大変参考になりました。本人もお蔭様で本当に抜歯の決心がついたようです。改めてお礼申し上げます。

補足日時:2011/01/28 19:54
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