とっておきの手土産を教えて

一昔前にアームストロング一行が月面着陸をなしえてから40年あまりが経ちました。その間、地上では科学的にめまぐるしい発展があったと思います。宇宙への進歩と言えば、スペースシャトルが衛星軌道に乗ったり、帰ってきたり。40年前と比較して正直、何が発展しているのかわかりません。メディアではいつも、無重力空間でラーメンを食べたり、宙返りしたり・・・地上ではお目にかかれない珍しい行動なだけにニュースとして取り上げられますが、毎回そればっかりですよね?何かを研究しているとは思っているのですが、本当に成果が挙がっているのでしょうか?それとも、宇宙空間は生体解明の手段にすぎないのでしょうか?予算の出所が出所だけに情報を報告する義務があると思うんです。一体、何が進歩したのか?ご存じの方、ご教授ください。
追)近い将来、人類は機動戦士ガンダムや銀河英雄伝説のように宇宙に拠点を移しうるのか?と思っていたのですが。そんな世界は本当に実現できるのか疑問です。

A 回答 (7件)

仰るとおり、科学の進歩はとまっているようです。

鉄腕アトムの誕生が2001年、2001年宇宙の旅では月基地と宇宙シャトルバス、人工頭脳が描かれてます。少なくとも1998年にはパトレイバーの二足歩行型巨大ロボットが出来ているはず。2011年の今頃はエバンゲリオンのジオフロントが完成しているはず。つまり予想の未来はどんどん先送りされています。どういう事か?

科学と言うのは発見が無ければ進歩しません。しかし大きな発見はこのところ起こっていないのです。医学の上ではそれなりの発見もありますが、科学の発見は非常に少ない。

例えば今のコンピュータは発展しているか?Noです。仕組み自体は最初のコンピュータ(エニアック)となんら変わりないのです。変わったのは小型化する技術。しかしこれは、いかに細かい部品を作るかの技術なんです。それでも大した技術ですが、根本的には考え方が同じです。この根本的な考え方が変わらなければ飛躍的に発展は無いと思ってください。

 今の宇宙開発の目的は資源探査、新薬発見、新素材開発に重点が置かれているようです。だからガンダムが宇宙を飛び回る事には必要性が無いのです。ただ宇宙資源開発という面でその可能性を見出せますが、主に農地開拓であるので、完全移住にはならないでしょうね。

 いずれにしても我々が生きている間にガンダムが出来る可能性は低いと思います。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございました。知的好奇心が癒されました。仰る通りですね。大きな発見ですか・・・重要だと思います。医学分野での進歩には目をみはるものがあると思っていますが、科学の発見とはなかなか難しいものなのですね。大きな発見があり、ブレイクスルーすれば良いのですけどね。有難うございました。

お礼日時:2011/02/03 11:12

ロケットの進歩ははっきり言って止まっています。


なぜならば宇宙ロケットの開発には大国の国家予算レベルの費用が必要となるからです。
冷戦が終われば採算の合わないロケット開発にカネを出す事はないでしょう。
エネルギアとかいうロケットもありましたが、それを超えるロケットはできるのでしょうか。

…ところが、ここのところ開発競争が出てきています。打ち上げがビジネスとして成り立ちつつあるほどの活況だという事です。
背景は、通信とリモートセンシングを目的とした人工衛星の飛躍的な進歩です。今時、最貧国の国民でも衛星のサービスを受けない人はあまりいないでしょう。

また、これまでにない大きな変化としては、民間企業が独自のロケット打ち上げビジネスを始めたり、NASAから委託を受けて物資を打ち上げたり、弾道飛行で大気圏外に出られる往還機を作ったり、をしている事です。そういう意味では21世紀は宇宙(というよりは地球軌道上)に向けた扉は40年前とは比較にならないほど身近になっています。

さらに、軌道エレベータができそうだという話になっています。これはSFではなく現実的に検討されている話で、10~20年程度のスパンで実現するかも知れません。これはSFのようなごっつい塔ではなく巨大な人工衛星から地上にたらしたリボンをカンダタのように昇っていくようなスタイルになります。実現すれば静止軌道上に現在のコストの1%程度の費用で物資を搬送でき、月開発が現実のものとなるでしょう。

他にも火星探査にロシアや中国が興味を持っていたり、多数の巨大天文台の建造、探査技術が発達して太陽系惑星探査や系外惑星の探査が飛躍的に進んだり、月に人が行った!というような目に見える華々しいものではないにせよ、実際には相当に発達したと思います。
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この回答へのお礼

40年前に月面に着陸したのが、早かったのかな~なんて思っています。そうですね。それがなければより年々発達していると実感するかもしれません。軌道エレベータの話はニュートンで読みました。凄い仕掛けですね。コメント有難うございました。

お礼日時:2011/02/04 17:02

こういうときにメディアが報道するのは「目を引くもの」, 言い換えれば「見た瞬間に『地上とは違う何か』がある」ものに限られます. 「本質的に意味がある」ことかどうかは二の次です.


ISS の実験でも, たとえば「比重の異なるものを均質に混ぜる (→地球上では決して得られない構造ができる)」なんてことをしてたりしますが, この実験シーンは「複数のものを混ぜる」ということになります. これと「無重力空間でラーメンを食べる」のと, どちらが (見た目の) インパクトがあると思いますか?

実際いろいろと広報はされています. それと「メディアが取り上げるかどうか」とは切り離して考えてください.
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この回答へのお礼

そうですね。切り離さねばなりません。さて、今後が楽しみです。

お礼日時:2011/02/04 16:59

>近い将来、人類は機動戦士ガンダムや銀河英雄伝説のように宇宙に拠点を移しうるのか?



 宇宙に拠点を移すって具体的にはどういうことですか?
 膨大な費用がかかるでしょうが、そんなことをして人類全体にとって何のメリットがあるのですか?
 わが日本の首都機能移転計画ですら計画倒れに終わりそうなのですよ。
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この回答へのお礼

まあ、今は知的好奇心のレベルです。すべての研究がヒトのため、地球のためになる研究ばかりじゃないし、DNA螺旋構造を解明したワトソン&クリックも、今現在医学でこれほどまで貢献されるとは思ってもみなかったことでしょう。例えばの話、太陽が膨張したりして、地球が暑くて住めなくなったときには地球脱出計画なるものが立案されるのでしょうか。スターウォーズ、ガンダムなどの作品は人類が宇宙に対する憧れの現れであり、それがある限り、何かの進歩はあり続けるでしょう。

お礼日時:2011/02/03 11:32

アームストロング船長が月面着陸した翌年1970年には、日本初の国産おおすみ人工衛星が打ち上げ成功して大阪万博が開かれ、月の石やアポロ宇宙船が展示され、サンヨーの電動自転車にコンパニオンガールが乗って会場内を移動して、電電公社(NTTドコモ)の携帯電話の試作品で、どこでもいつでも歩きながら電話ができることが会場内で体験できるようになりました、会場では暖かい缶コーヒーが自動販売機でいつでも飲めるようになり見学者は驚きの連続でした


アポロ月面着陸ではコンピュータが活躍して、価格が安いパソコンが市民でも買えるようになり、人工衛星の電源である太陽光発電パネルが電卓などに搭載され、人工衛星のニカド電池は電動アシスト自転車の電源、ミニ四駆の電池として普及しました、宇宙食であるレトルトパックはボンカレーとして愛用されました、光ファイバー海底ケーブル線の敷設で、外国との電話料金が格安隣、インターネットの普及となりました、人工衛星はひまわり気象衛星、GPS衛星によるカーナビゲーション、衛星テレビ中継と茶の間で海外のニュースをリアルタイムで見れるようになりました、
今では、誰でもパソコン、携帯電話、カーナビ、壁掛けデジタル大画面テレビ、インターネット、電気自動車、電動アシスト自転車、無人改札機、カード支払い、ネットショッピング、ができます、
宇宙開発は莫大な投資です、現在は予算縮小で、成果が上がる実績はありませんが、人工知能ロボットはやぶさ衛星の活躍があります、世界的に温室効果ガスの削減、環境保全に進んでいくので、ガンダムのような大きなものの実現は難しいと思います、投資に見合う成果がなければ、計画は中止となります、宇宙開発も投資に対する費用効果で削減されています
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この回答へのお礼

そうですね、今のところANo.5さんが仰るように「宇宙へ・・」の具体的な意味合いが薄く、必要に迫られていない点から予算のつきが悪く本腰が入っていないのが実情ですね。人類はまだ地上で栄華を築くことに専念するでしょうか。

お礼日時:2011/02/03 11:26

何が進歩したか?


>無人で物資を送れるようになりましたよ。動き回る小惑星から、石ころを持って帰れるようにもなりました。
世界のどこにいても、自分がどこにいるかわかるようになりました。地球の技術は日進月歩。そのうち、宇宙戦艦とかも作るでしょうね。ただ、レーザー兵器はまだですね。レーザーで物を燃やしたり、ミサイルを撃ち落とすまでは出来ますが、撃ち落とすにしても、照射し続ける必要があり実用的ではありません。
また、ワープに関しては理論上できないという結論が出てます。もちろん、今後の科学の発展次第では覆るでしょうが…

まだ人類が誕生してそう長くはありません。でも、地球の裏側の人とも通信出来る通信網を早くも作り出し、衛星である月にも行く事が出来る様になりました。きっと、地球人ならいつかは成し遂げられます!
その前に、無能な戦争で人類滅亡しなければの話ですが…

とりあえず、まずはレーザー砲とかシールド作りから始めたいですね。
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この回答へのお礼

そうですね、人類が誕生して地球の誕生に比較すればほんの一瞬のできごとですね。科学的に凄い進歩を遂げていると思います。ここに人一人がいるとすれば、時間軸は主体的であり、生誕後~臨終までの80年で起承転結を求めたがるのは傲慢ともいうべき人類の性なのかもしれません。その80年で物事が変われば「進歩した」と評価し、変わらなければ「進歩なし」と個々が物事の進歩度合(A-Z)を自らの人生の中で評価をするのかも知れません。誰もがZを見たいのだと思います。ただ残念なことに我々が生きている間にはガンダムは拝見できなさそうですね。レーザー砲、シールドだけでも拝見したいものです。

お礼日時:2011/02/03 11:20

進歩とはなにか?ということがあります。

また、人類の進歩はどんな歩みをたどってきたか、という歴史認識もあります。つまり、進歩というのは必ずしも一様ではなく、とどまることもあるし、退歩すらなくもない、そんな歴史が人間の歴史なのだということだとおもいます。もちろん、長足の進歩も、退歩もそれなりの原因があるのでしょう。
J・F・ケネディ大統領が発破をかけた米国の月世界到着(アポロ)計画の10年は、それこそ宇宙征服というアイテムに関しては人類の歴史に残る大変な進歩の時代だったと思います。その大方は米国の黄金時代を背景とした莫大な開発資金と人的資材の投入があったからこそ実現できたことでしょう。その後米国はNASAなどを大幅に縮小しましたし、他にいろいろ金が必要になったので、もっと現実的実質的な宇宙(利用)計画に金を振り向けたように思います。遠くへいくことだけが宇宙利用ではないし、あの頃と比べて、様々な進歩は見られると思いますが、あのころの計画と進歩があまりに派手すぎたので、以来最近までのそれが色あせて見られるのは仕方がないのではと思います。
NASAのサイトがあって、そこでは細大もらさず多くの成果が発表されていますので、調べて見られてはいかがでしょうか。

>近い将来、人類は機動戦士ガンダムや銀河英雄伝説のように宇宙に拠点を移しうるのか?と思っていたのですが。そんな世界は本当に実現できるのか疑問です。

手塚治虫氏も生前言っておられます、人類は結局地球でその繁栄を全うする生物だろうと。私もそんな気がします。
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この回答へのお礼

なるほどですね。今の技術ではやはり一発に莫大な金がかかりすぎるのですね。開発資金の投入がなければ成し得ない大業。技術が進歩し、今の飛行機程のお値段で一発が発射できるのであれば可能性ありでしょうか。月面着陸には興奮し、近い将来に手軽に月旅行や宇宙旅行などが楽しめるのでは?と思った日もありました。手塚先生の意見もごもっともだと思いますが、人類の宇宙に対する憧れは潰えないと思います。来来生あたりにでも楽しめれば良いかな。コメントありがとうございました。

お礼日時:2011/02/03 11:08

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