プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ご相談です。

理工系大学院でバイオ系の研究室に所属し修士課程を卒業しました。
現在、文系就職二年目の26歳です。

バイオ系は絶望的に就職が悪い中、なんとか運よく文系就職(マスコミ)もできたのですが、学者・公務員体質の自分に対する職場の評価は「君はこの仕事は向いてない」というもので、もっと自分に合った職業があるのではないかと悩んでいます。

友人に相談したところ「やっぱり白衣を着ているような仕事が合いそう、マスコミはちょっと違うと思う」
「研究や教育に関わるのがいいのでは?」というご指摘を受けています。

確かに、そんなに社交的なタイプではないので、
自分自身、営業や企画屋の仕事が向いているとは思えません。
親からも、専門職で生きていくタイプと言われます。
(性格が悪いとか、友達が少ないとか、そういう事はないはずです。しかし、
がつがつ競争・自己主張していく事や、あまりに体育会系の雰囲気は苦手なので、
そういう場所では浮いてしまうかもしれません。)

理科教員免許は取得しておりますが、対人スキルが高かったり、
気も強いわけではないので、親子供を相手に日夜格闘する教員に向いているとも思えませんし…
しっかりと勉強すれば2,3年かけて受からないことはないと思いますが、
教員の労働条件は残業代が出ないなど、かなり悪く懸念気味です。
(こんなことを考えてしまう僕が、教員になどなっては親子供が迷惑するという申し訳なさもあります)

とはいえ、バイオ系研究の世界に戻れたとしても、
博士課程の学費と生活費で借金がかさみ、卒業後も日本企業にバイオ系求人は少なく、
さらに就職が厳しくなる現実が待っています…。おそらくアカデミックに行ったら
逃げ場がなくなると思います。

やはり現実は甘くない、という中で、コミュニケーションと発想力でのし上がっていく事が難しい自分は、この20代の後半に一生使えるような専門知識を確保する、あるいは公務員への転職などのキャリア設計をちゃんとしなければいけない・・・と危惧しています。

幸い正社員なので、マスコミに限らずどの仕事でも必要となってくる経理や総務・管理部門などバックオフィス系の事務仕事に移り、専門知識を獲得することも考えています。

簿記三級は持っているので、まずは二級を取得して経理に異動かな?と考えてもいますが、
会計・財務系の仕事では、税理士や会計士を目指した文系新卒学生と競争するには分が悪いと思います。(とはいえ、企画・営業系の仕事よりは向いているかかもしれませんが・・・)

そこで、さらにその先の話になりますが、バイオ系の素養を生かし、バックオフィス部門に入ったら勤務時間も規則正しくなるので、新たにできた時間で弁理士や特許庁狙いの公務員試験、(あわせて英語の)の勉強を行おうかと思っています。(今は勉強時間もとれないので…)
特に弁理士ならば、生物や化学に関わった素養を生かせるし、今後、国家公務員が削減されるかもしれない時代の中で、士業として特許事務所やメーカー、研究機関などで働ける可能性があり、年収も500~700万程度と高く、くいっぱぐれがないと考えています。
(もちろん東京都1,2類など地方公務員、市役所職員などの就職も視野に入れています。公務員がどうなるかわからないご時世ですが・・・)

とはいえ、新卒で携わった業務がマスコミの企画なので、努力が実って運よく特許庁や特許事務所で働き始められても、研究の世界からは2年ほどのブランクができてしまいキャリアとしてつみあがるものではないでしょうし…。働きながら数か月の勉強では対策はできないので、体系的に効率よくまなぶために、1,2年予備校に通おうとも考えています。
となると28歳、29歳程度で弁理士・特許業務に携わることになります。

キャリア設計として甘いでしょうか?26歳ともなると、かなり急いで方向転換をしないとすぐ30過ぎになってしまい、転職市場での価値が一気になくなっていくと考えています。

弁理士の仕事の実態、仕事に必要な能力、必要な実務経験の有無、20代後半から特許庁や特許事務所に入って新人で入ってやっていけるか・・・なども含めて教えていただけますと幸いです。

些細なことでも構いませんので、アドバイスいただけますようお願いいたします。

A 回答 (3件)

26歳の人生設計は、これからできることより、今までできたことの積み重ねです。


新しいチャレンジは開花したときの方向転換であって、できてもいないことを計画に組み込んだら、才能がないときに全ての肩書きを失います。

大人の社会は、夢に挑んでいる人には好意的であっても、夢を語る人間を信用しません。
有言不実行が一番成功しないから。

計画している時間があったら、まずはじめるべきですし、計画は転ばぬ先の杖として並行して行わないと、計画性がないとして相手にされません。
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弁理士で成功したいなら対人関係はとても重要です。

学者肌の人が生きていける世界ではありません。

何しろ会社の大切な発明をあなたに任せるのです。ちょっとでも出来が悪ければ文句をめちゃくちゃ言われます。あなたより経験の長い知財担当者がわんさかいますし、ちょっと特許を分かっている気でいる発明者からは「こんな無能な奴に自分の発明を扱ってもらいたくない。こいつをクビにしろ。」とすぐに言ってきます。

成功する弁理士はそういうときに上手にクレーム対応ができる人です。相手を怒らせず、それでいて仕事の効率を落とさない。そういう人が成功するのです。だめな奴はその真逆。

士業はサービス業であり、客商売です。
対人関係が苦手ならサービス業はやめた方がいいです。
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甘すぎです。


・士業って営業の世界ですよ。
 打合せや交渉のシーンが非常に多く、取り扱い商品が特許だったら死活問題です。
・事務系職種は社内と折衝の世界です。
 他人と打合せして調整していくことが苦手な学究肌の方だと厳しいでしょう。

個人的には30歳で一人前になることを視野に入れるならば回り道は避けるべきです。
公務員なら公務員、弁理士なら弁理士
何をしたいか決めて猪突猛進するしかないのではないでしょうか。

理系の院卒なら頭はいいはずです。
アレができないコレが向かないといったネガティブ志向を捨て
何がしたいかを決めてから理系的な合理的判断で進んでいけば
十分やり直し可能に思えます。
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