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作家(小説家)という職業についてどうも分からないことがあります。
小説家は出版社に雇用されているのでしょうか?

小説家の仕事は当然小説を書くことですよね。
ですが小説というのは大抵の場合単行本、あるいは文庫本で販売されています。つまり一冊の本が出来上がって初めて小説家としての仕事ができたということになります。

そこで思ったのですが、小説家というのは、原稿数百枚(数千枚)の小説を書くこと以外は一切業務(?)を行っていないという事ですか?

質問の意味がわかりづらいかと思いますが、要するに小説家の小説というのは、ひとつの作品が出来上がってから出版社の編集部に作品が送られてチェックを受けるのでしょうか?
ある程度の文章が纏まったら逐一出版社の編集者にチェックを受けるのでしょうか?

後者の場合であるならば編集者が小説家にノルマを課したり、執筆途中の作品に編集を加えるなどの作業を行うことができますが、前者の場合では、ひとつの作品が出来上がるまでは出版社は小説家の執筆活動に一切関与しないという事になりますよね。
それでは作品や作品の企画を出版社に持ち込むフリーライターとほとんど変わらないと思うのですが。

僕の考えが両極端なだけで、小説家と出版社でもっと別なやりとりが行われているのかもしれませんが、自分の持っている知識ではどうもこれ以上の考えが浮かびません。

小説家というのは出版社に雇われて一般的な会社員と同じように仕事にノルマを課され、出版社の手元でひたすら執筆活動を行うものなのでしょうか?
それともフリーのライターと同じように仕事の自由がきく職業なのでしょうか?

要領を得ない文章で申し訳ありませんが、業界について詳しい方がいらっしゃればどうか回答をお願いします。

A 回答 (3件)

会社に属していない、という意味ではどちらも同じ自由業です。

ただ、小説家は基本的にフィクションを書きますが、フリーライターは「事実に基づいた記事を書く」という違いがあります。
作家も「日々の関心事やできごと」を題材にエッセイなどを書くことはありますが、フリーライターとは基本的にスタンスが違います。
小説家の仕事には人間の普遍的なありようを追求する「芸術家」に近いところがありますが、フリーライターの仕事はある特定のジャンル(グルメ、美容、旅、ファッションなどいろいろありますが)を取材してどこまで掘り下げられるか、という面があります。
ちなみに、商業出版の場合、小説の場合は作品を書き始める前から担当編集者がついて、意見を言ったり言われたりしながら作品をつくっていくことが多いと思います。最近は、文芸誌やそこの出版社が出しているPR誌等に連載していたものをまとめる、というかたちも多いですから、そうなると、「今月はどんな内容で?」と打ち合わせをしなくてはならないですよね。
月刊誌やPR誌の場合、毎月出るものですから当然、締め切りだってあります。
基本的に雇われているわけではないので何社と仕事をしようと本人の勝手ですが、やはり最初に見出してくれた版元や編集者に恩義を感じて優先的に仕事をする、ということはあるでしょうね。
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この回答へのお礼

回答していただいてありがとうございます。

漫画家のように雑誌連載をしている小説家の方もいらっしゃるんですか…。
そういった文芸誌はあまり読まないので、雑誌連載をしている小説家というのはほとんどいないと思っていました。

ですが、そういった連載をしていない小説家に関しては、やはり自由度の高い仕事のようですね。
参考になりました。

お礼日時:2011/03/29 06:54

元編集です。

まあライターでも「小説家」と名乗れば小説家です。別に出版社のに雇われているわけではありません。
ただ連載の場合などは契約はしていますけどね。
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出版社との仕事は長年やっていますが、雇用されている小説家というのは聞いたことがありません



何らかの業務で雇用されていた人が、密かに業務外で執筆に勤しみ、小説家デビューした人はいるでしょう

雑誌とかの連載小説とかは、出版社が執筆を依頼し、原稿料を支払います
それをまとめて本にするなら、印税なり買い取りなり別途契約です

実績のある小説家には、最初から出版目的で、執筆を依頼します
これもやはり印税か買い取りかは契約時に決めます

フリーライターと小説家の明確な区分けはありませんよ
小説も書くフリーライターだっています
まぁ、フリーライターは、何でも屋的な要素が多いかなという感じですね
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