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2011年度中央大学法学部の問題です。

(1)から(4)の@で挟まれた箇所のいずれかに間違いがあるのですが、どれかわかりません。どなたか教えてください。
Our economic recovery is likely to be a "V" shape, (1)@so wide@ that it looks like (2)@an "L" shape@, (3)@to gradually slope@ upward as America recovers from the long, debt-fueled boom that began in (4)@the 1980s@.
(1)のwideはslowが正しいと思うのですが、どうでしょうか?
(3)の不定詞もどういう用法なのかわかりません。ここを現在分詞とすると分詞構文になって文法的には通るように思いますが,意味がとれません。

どれが間違いで、どうすれば正しくなるのか、どなたかご教示くださいませんか。

A 回答 (1件)

Our economic recovery is likely to be a "V" shape,


so wide that it looks like an "L" shape,
gradually sloping upward as America recovers from the long, debt-fueled boom that began in the 1980s.

おっしゃる通り,(3) の部分は不定詞でなく,分詞にして分詞構文にすべきです。
私たちの経済回復はV字(L字に見えるほど広がってはいるが)になりそうであり,
アメリカが1980年代に始まった長くて借金依存のにわか景気から回復した(抜け出た)ように,
徐々に上り坂になっていく(だろう)。

be a V shape「V字になる」という動作と
(gradually) sloping upward「上り坂になる」という動作

A, Bing という分詞構文で
「B しながら A」同時進行
「A して,(そして)B」連続動作・継起
と説明されます。

後者の場合,「結果」とも説明されます。
ただ,不定詞にも結果の用法があります。

A to B で「B するために A」目的,「A して B する」結果
不定詞は基本,目的であり,only to とか,grow up to など特定の場合に結果となります。

分詞構文は結果というより,本来すべて「同時進行」です。
The train leaves at 9, reaching Kyoto at ten.
これが「9時に出発して,10時に到着する」連続動作,結果のようで,
実は出発の時点で同時に到着に向かっている,ということです。
「到着しつつ,出発する」

今回も,「V字回復し,上り坂になる」ですが,
「上り坂に向かいつつ,V字回復する」というのが英語のイメージです。

この回答への補足

さっそくに詳しいご回答をありがとうございました。

文法的な説明はとてもよくわかりました。
ただ、どうも意味的なつながりに腑に落ちないところがあるのです。

主節はよくわかります。
 「私たちの経済回復はV字になりそうだ」
ところがso ~ thatのところと分詞構文のところが
 「L字に見えるほど広がってはいるが」
 「徐々に上り坂になっていくだろう」
となるのであればともに、主節と矛盾するように思われるのです。

「L字」の意味するところは
 「景気の急速の落下とその状態での長期間の低迷」
ではないのでしょうか?
また、「徐々に上り坂に」なっていくのであれば、
これも、主節の「「私たちの経済回復はV字になりそう」とも矛盾しませんか?

補足日時:2011/03/14 22:56
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