dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

太陽光発電の施工について質問です。
現在、太陽光を取り付けるにあたり、施工の部分を勉強している最中です。
その施工の中で気になる点が2点ありましたので、皆様にご判断して頂ければありがたいです。

(1)施工方式には大きく分けて 垂木固定 野地板固定 があると思います。
どっちがいいのでしょうか?垂木固定の方が雨漏りの心配と抜ける心配が少ないのかな?と
思っています。しかし、販売店によっては垂木より野地板の方が絶対良いと言います。
どっちなんでしょう・・・

(2)施工に使うコーキングにゴムアス系のコーキングと プ?ブ?チルゴムというのを使うのと
2種類あるかと思います。実際どちらがいいのでしょうか?
又、コーキングと聞くと将来的に痩せてくる?劣化するような気もするのですが、そのあたり
いかがなものでしょうか?

皆様の意見を聞かせて頂ければと思います。
宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

#1です。

再回答させて頂きます。

コーキングやブチルを補修する場合は、やはりパネルを一旦撤去する必要があります。
当然ながら足場などの仮設費も必要となるので、結構な費用が必要となります。

さらに仮に設置後15年を経過したパネルを簡単にはずせるか、といった問題があります。
架台の種類にもよるでしょうが、ボルト、ナット類は年月が経つと外すのが相当困難となり、
場合によってはボルト類を切断しないと解体できないといったこともあり得るでしょう。

そうなった場合に代替えの部品が手当出来ないと、再組み付けが出来ないと言うこともあり得るかも知れません。
メーカーによっては架台に専用のタップ金具を使用している場合もあるので、補修をする場合は、事前にメーカーや代理店に部材在庫をよく確認しておくことをお勧め致します。
またさらに問題なのが、防水材の再施工となると、屋根固定金具を一旦取り外す必要がありますが、これは先の通り野地板や垂木にスクリューで打ち付けてあるので、一旦外すと強度的にそのビス穴は再使用
出来ないことにあります。
そうなると既存の穴を防水処理してずらした場所で再固定ということになりますので、雨漏りに関しては、リスクが倍になることになります。
以上を考えると、屋根の全面リフォームでもしない限りは、その時点で正常に設置・発電しているのであれば、あえて何もしないのがベストではないかと思います。
いずれにせよ、住宅用が一般的に販売されて10年程度の現状では、最良のメンテ方法が何なのかが確立されておりません。

質問者さんが今設置したとして、15年後には新しい工法も多数出ているでしょうし、パネルやパワコンの効率も相当アップし、価格/kWも相当安くなっているでしょうから、限界と思えるまで使用して、屋根リフォームと併せて更新を考えてはいかがでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

御礼が遅くなりましてすみません。
完璧な回答ありがとうございました。

望み通りの回答で大変満足しています。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/04/08 14:33

産業用ですがゼネコンで太陽光発電設計にも関わっております。


経験上可能な限りで回答させて頂きます。

(1)どちらも一長一短あり、一概にどちらが良いかの結論付けは難しいと考えます。野地板工法は施工性が良い反面、屋根側の防水処理をきちんとしていないと、雨漏りがし易くなるのも事実です。但し作業者の技量による差が出にくいので、作業者の腕や経験が不明な場合は、ある意味安心な工法とも言えると考えます。垂木固定の方が構造上雨漏りはしにくいですが、正しい施工に経験を必要とし、これも金具固定スクリューのトルクをきちんと管理して、野地板と垂木が完全に圧着されていないと、垂木と野地板の隙間から雨漏りすることがあります。野地板と垂木の硬度が違うため、作業者の経験で品質が左右される工法です。
防水処理にミスがあった場合、短期的には野地板工法の方が雨漏りしやすいと思いますが、防水に問題があると長期的には結局野地板が腐って雨漏りするのはどちらも同じなので、一概に優劣が付けられないと考えます。

(2)コーキングとブチルの違いですが、確かに長期的に見るとコーキングは時間と共に痩せてくる傾向は否めません。ただ使用箇所が太陽電池下部で、紫外線による劣化がほとんど無い場所なので、品質を厳選すれば20年程度は問題ないものと思います。ブチルについても痩せる度合いはコーキングほどではありませんが、時間と共に粘着性が劣化して行くため、これも一概に優劣が付けられないと考えます。

住宅は後付け工法が多数を占めるため、金属屋根やコロニアル屋根などでは、基本的に屋根材への穴開け工法が採用されておりますが、業務用では穴開けは殆どしておりません。
主な理由は、万一雨漏りした場合の被害が、住宅とは雲泥の差があるというためで、基本的に折板の場合は建築的に架台を指示するレールを施工したり、強度の確保されている場合は、はぜを掴む工法を採用しております。金属瓦棒屋根では、屋根施工業者により瓦棒に強度を持たせる改良をしたり、段拭き屋根の場合は段に噛み込みの出来る屋根に更新したり、一部または全部の葺き替えをして、屋根材と一体設計した支持金具を設置したりといった、極力屋根材に穴を空けない工法が採用されております。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
大変すばらしい回答で感動しています。
固定に関しては一長一短。なるほど、うなずけます。
垂木の方が良いとばかり思っていましたが、考えを改めようと思います。

コーキング・ブチルは、やはり消耗品にはなるのですね。
すみません、1つ追加で教えて頂いて良いですか?

コーキング・ブチルは20年間もったとしても
やはりいつかは、劣化していくと思います。
その際にはやはり、太陽光パネルをはずして
コーキングの、やり直しが必要になってくるものでしょうか?

となると、その時にかかる費用って結構かかるのでは・・・
と思います。
※やはりこういう面からキャッチ式が良いのはうなずけます

MagMag40さんはいかがでしょうか?
再回答して頂ければありがたいです。
宜しくお願いします。

補足日時:2011/03/28 09:29
    • good
    • 0
この回答へのお礼

捕捉に対しても親切に回答して頂き、ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/08 14:33

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!