激凹みから立ち直る方法

私は現在イギリスの美大でセットデザインを学んでおります。
受験当時の夢は、テーマパークのアトラクション内部のデザインを手掛けることでした。

今もその夢は変わっていませんが、現時点での卒業後は店舗デザインの方面への進路を希望しています。
勿論インターンシップやアシスタント経験でデザイナーと呼べるまで長く掛かりそうですが、何年も後に独立したいと密かな夢もあります。

きっと、卒業後に帰国してインテリアデザイン会社にアシスタントや何かで就職する形になるかと思いますが、今後独立(フリーランス→会社立ち上げ)したことを考えて、一級建築士の資格を取ることを視野に入れるべきでしょうか?


資格取得には教育だけでなく実務経験も合わせると何年も時間が掛かりますから、昼の大学と平行しながらか、卒業後に昼はアシスタントとして働き、夜間の専門学校で建築の建築の勉強もしていくべきか悩んでおります。


ずばり、近頃の空間デザイン界において、一級建築士資格とは暗黙の了解的なもので必修なのでしょうか?
一級建築士の資格無しに、インテリアデザイナーだけでデザイン会社を運営するのには無理はないのでしょうか?

教えてください。

A 回答 (6件)

すみません。

デザイン界のものではありません。建築・住宅業界です。
個人で会社を運営なさるということでしょうか。
取ろうと思っても一級建築士をとれない方も実際いますのでそういう場合はネットワークで仕事をします。協力して仕事をすればよいのです。実際、建築業界にも「建築家」という建築士資格のないデザイナーが活躍しますが、「建築士」とセットで活動します。建築士の責任は建築士へ、デザインは建築家へ。
設備設計、構造設計と建築も意匠だけでは成り立ちません。協力して分業します。

デザイン会社に資格は原則不要ですが、勉強しておくのは非常によいと思います。
資格をとったほうが、仕事の幅は広がります。
しかし、専門性を高めて仕事をするのならばデザイン一本でも勝負になると思います。
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建築業界の者です。

デザイン界?については疎いですが、一般論を。

店舗デザインをやりたいということは、建物の内外装の設計をすることになり、新築であろうと既設であろうと建築基準法による規制が掛かります。そのため、建築基準法の知識が必要です。そのため建築について学ぶことは、デザイナーにとっても非常に有意義なことだと思いますが、必ずしも1級建築士の資格は必要ではないと思います。他の回答者さんが言われるとおり協力者がいれば良いからです。

デザイン事務所を自分で立ち上げたときも同じです。本人が1級建築士を保有し、1級建築士事務所を立ちあげてもよいですし、1級建築士を雇って級建築士事務所とすることも出来るからです。

但し、1級建築士を持っているほうが、知識の幅も仕事も増えることは間違いないと思います。

1級建築士を取るには、現在のあなたの状況からすると大変な道のりになると思います。将来、自分が建物のデザインのどこまでタッチしたいかを考えて選ばれるのが良いかと思います。
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インテリアデザイン(店舗)の仕事を約30年やっています。


私の場合、No.3さんとはかなり異なるんですが、
私自身、一切の資格を持っていませんし、必要に迫られたこともありません。
東京ディズニーランドのアトラクションの図面描き(本国の図面を日本仕様に描き替える)を
ゼネコンの下で1年やったこともありますが、資格は求められませんでした。

No.1さんがおっしゃるとおり、建築は建築士かゼネコンの設計部が、
照明はメーカーの設計部か照明デザイナーが、というように分業している場合がほとんどです。
クライアントの意向次第では、その下にディスプレイのコーディネーターや
広告媒体のためにグラフィックデザイナーが付いたりします。

ただ、私の知るインテリアデザイン事務所の多くは
一級建築士事務所を掲げているのも事実で、10~20名の所員に対して
1~2名一級建築士の資格を持っている人がいるようです。
私のように個人事務所レベルの場合で資格者がいなくても
必要に応じて、他の建築設計事務所と連携すれば済むことがほとんどです。

店舗デザインの場合、そもそも求められていることが建築士とは違い、
そのデザインで、いかに集客力を高められるか?ということが目的ですから、
建築的な知識や技術よりも、飲食店や物販店など、その業界の知識や動向、
店作りのknow Howなどが求められます。
もちろんこれらは働きながら経験を積むしかありませんが・・。

従って、資格は取りたてて必要とは思いませんが、
最低限、図面は読める描ける必要はありますからCADは何か1つマスターしておく、
(ちなみにインテリアデザイン業界はMacのVectorWorksが主流です)
プレゼンのためにスケッチやパースが描けて、
ソフトのイラストレーターやフォトショップも使えるほうが有利でしょう。
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インテリアの事務所と建築士事務所は異なります。

従ってインテリア事務所でのキャリアは建築士の受験資格要件の実務経験に参入されませんし、建築士として必要な知識を実務の中で学ぶことは難しいでしょう。私は建築の設計事務所を主宰しています。自分の事務所でもインテリアの設計もしますし、インテリア事務所との協同の仕事もします。建築確認が必要な仕事ですと、インテリアの事務所単独では仕事を進められません。それでもインテリアの事務所は存在します。自分の感性だけでこの道でやっていこうと思えば、それは可能です。中途半端に、建築士資格を取ろうと思ってもなかなか難しいと思います。建築計画の基本的知識、法規、構造、設備などプロとして必要な知識はご自分で勉強するというスタンスで考えられた方がよろしいかと思います。
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永年、建築界に携わり、今はリタイアしていますが、私の経験から書きます。


日本では、プロフェショナルと言う職種が社会的にナカナカ認識されずに店舗設計でも
工務店に建屋を作って貰い、内装はクライアントと工務店の建築士で相談しながら適当に作って終う事が多かったと思います。
近頃、やっと建築する際に設計は設計士(個人若しくは法人としての設計事務所)、工事は施工会社(ゼネコンなど)と言う文明国らしい形態となって来ました。
其の場合でも、インテリアは建築の一部であるので、設計士がデザインする例が多く、インテリアデザイナーが計画する事例は少ないのが実状です。
設計事務所でインテリアデザイナーを一員として雇傭している例は少なく、大手の設計事務所位だけです。
クライアントの要請で、インテリアデザイナー・若しくはインテリアデザイナー事務所に業務を委託する場合もありますが、そこまで社会的に認知されるまで多大の労苦・難関があると思います。
私は、故人となりましたが個人のインテリアデザイナーを知っていまして、ゼネコン勤務の傍ら、そこで内装の図面を描いた事がありますが、良いクライアント(商店街の世話人とか)がいたので、業務として成立したようです。
将来、インテリアデザインで活躍したい場合でも、日本では先ず建築士の資格を取得するのが業界に合った進路と思います。
インテリアデザイナー事務所に直接就職が出切れば、幸運ですが、其の場合でも建築士の資格は有用なものです。
勿論、1級建築士の取得ですが。
資格取得の実務は、設計事務所・ゼネコンなどでの実務ですから、それを証明出来る企業であれば問題はありません。
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建築士は建物の設計をするときに必要な資格ですからインテリアだけをするのなら必要ありません。


もちろん建築士の資格も有れば有ったに越したことはありません。
建物もインテリアも両方の設計ができる会社というのはかなり強みになると思いますから。
インテリアの仕事をする上においても建築の勉強をすることは非常に有意義なことです。
建築士の資格を取れる取れないは別にしても建築の勉強はしておいたほうがいいでしょう。
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