誕生日にもらった意外なもの

逆に韓国語と英語は非情に相性が良いと聞きましたが
この三つの言語にどの様な違いがあるのか知りたいです。

A 回答 (6件)

日本語を母語とする者にとって英語の習得がむずかしいのは、言語体系的に遠く隔たった言語だからです。


もっとも、英語がもっともむずかしいというわけでもないようですね。
韓国語は日本人にとってもっとも習得が早い言語と言われる通り、日本語に近い言語です。

ですから、日本人にとって英語の習得のむずかしい(相性が悪い)が韓国語話者にとって英語の習得がやさしい(相性が良い)ということはありません。
TOEICの平均スコアにおいてサムソンやLG電子、HYUNDAIといった大企業ならば新入社員でさえ平均900点を超えるというのは、それだけ多くの時間を費やし英語習得に集中したからです。

実際、英語ネイティブにとって各言語の習得難易度を時間で比較した一覧を見たことがあります。
ここにアメリカ国務省機関による一覧を張ります。
http://en.wikibooks.org/wiki/Language_Learning_D …
この一覧によると、日本語韓国語は、他に漢語・広東語、台湾語、モンゴル語と並び難易度最大のカテゴリー3(88週、2200授業分)に属しています。
これら東アジアの言語は、言語体系的に英語が属する体系と遠く隔たっているからです。

他の難易度表を見た覚えもあります。同じものを違うものと勘違いしていなければ。
たしかイギリス外務省のものだったと思います。
その中で、日本語も韓国語も同じ難易度最大の、習得に2700時間を要するグループに属していたと記憶しています。

繰り返しになりますが、英語ネイティブから見ても同様の遠さなのですから、日本語・韓国語各ネイティブにとっても英語までの距離はほとんど変わりません。
余談ですが、この「日本語が世界で主要とみなされる西欧の言語から遠い言語である」ということが、どうも「日本語は世界一むずかしい」という、日本人のおっさんによる根拠のない吹聴につながっているようですね。


で。

正直、表題「なぜ英語と日本語は相性が悪いのですか」だけのほうが回答もしやすかったです。
責めるわけではないのですが。
韓国と比較されると、必ずといっていいほど、お互いの悪い政治的感情を持ち込む人がいるんですよね。

(念のため、北朝鮮でも同じ言語が使われていますが、朝鮮語ではなく韓国語と書いたことに他意はございません。質問者さんも同様であろうと存じます。)

おそらく、そのような感情のこもった方から「日本語と英語は相性が悪いが、韓国語と英語は相性が良い」という言葉をお聞きになったのではありませんか?
たぶん、韓国に親身な感情をお持ちの方から。

語弊を恐れず言えば、韓国の人はいま影響力のある強いものに惹かれることを、日本人よりも積極的に表現するように思います。
韓国に親近感を持つ人も、その感情に共感して物をしゃべるでしょう。
英語はいま、世界標準語と呼ばれる影響力の強い言語です。
そのような状況が、日本語は違うけど、韓国語は英語に近いんだよ、という主旨のことをいわせたのではないかと推測します。

実際には前述の通り、幼いころから英語習得に重点を置いた教育が、韓国語話者にとっても難しい英語習得を可能にしているだけです。
この、自分にもこなせそうとか、成功に必須と見込んだ分野に血の滲むような努力を積み重ねて一点突破を図る、というのは、オリンピックを見ても韓国の得意な手法なのだと思います。
    • good
    • 0

「韓国語と英語は非情に相性が良い」



ほかのみなさんもおっしゃってるように、そんなことはないと思います。

日本語と韓国語なら、言語学的に、文法そのものが似ているとまではいえないものの、語順や、助詞など、かなり近いので、互いに学びやすいところがあります。

韓国人全員ということはありませんが、一部に、
「ハングルは、どんな言語のどんな音素でも表せる優れた文字なので、世界中が、発音記号でなく、ハングルを使えば、言語の壁は乗り越えられる」とか「文字を持たないため、消えつつあるインドネシアの部族語を、ほかの文字では表記できないので、ハングルを使うことで蘇らせられる」とか、主張する人がいます。

正直な感想をいうと、英語を表す場合、日本語より母音の種類が多いので、うまく表せるものもありますが、片方で、カタカナで表せる子音がハングルでは表せないこともあって、まぁ、多少はマシなのかもしれませんが、せいぜい、五十歩百歩、というところです。

ひょっとしたら、そういう主張をする人の意見を聞いてしまったのではないでしょうか。
    • good
    • 1

下の方が表を提示しておられますが、語学の習得の難易度は次の要素で決まります。


1 文字
2 文法
3 発音
4 文化的要素

1の文字については英語はアルファベト26文字、(比較のために挿入)アラビア語(アラビア文字)28文字、韓国語ハングル(母音10、複合母音11、子音19の組み合わせ)、日本語・中国語漢字だけで最低4千文字程度(新聞が読める程度)
です。

次に2の文法ですが、文法には様々な要素があります。
日本語の特徴は膠着語であって、主語+述語+動詞という順番が一般的です。膠着語の場合、語順が前後しても意味が代わることはほとんどありません。
(例:わたしは ぺんを もっている→ペンを もっている わたしは)
英語の特徴は孤立語的且つ屈折語的で、インドヨーロッパ語的な格変化がほとんど失われたかわりに語順が確定しているという特徴があります。
(例:I have a pen→A pen have Iとすると「ペンは私を持っている」という意味になり、まったく違う意味になってしまう)

3の発音は必ずしも文字数とは同じではありませんが、韓国語はハングルをローマ字のように組み合わせますので、母音10×子音19で最低190音あります。複合母音を含めると発音数はさらに増えます。
それに対して日本語は50音と濁音撥音の組み合わせを入れても100程度の音数しかありません。
英語の場合辞書にある発音記号で見ると母音20×子音24で480音です。もちろんすべての組み合わせがりようされるわけではありませんが、半分と考えても240音あるわけです。

4の文化的要素については、いろいろな事例がありますので例をあげるだけに済ませますが、ようするに訳することが出来ないとか、訳すると意味が変わってしまうなどの事例があります。
日本語であれば「生」という言葉があります。日本語でもひとつの漢字でもっとも意味の多い単語です。
生まれる born
生    low
生える  grow
生きる  live
などです。
逆に英語に対して対応する日本語が無いものもあります。
security 保安・防犯・防災
identity,complianceなどは概念そのものが日本語にない
ということになります。

でようやく本題です。
これらの要素を日本語と英語で比較してみた際に
1 文字 もちろんまったく違う上に、数も構成する要素も違う(もっとも英語側からのほうが難しくて、日本語話者が英語の文字を覚えるのは難しくない)
2 文法 まったく違うので、語学センスがないと習得に苦労する
3 発音 音素数で見ても日本語は英語の半分ぐらいしかないので、日本語話者には発音できない英語の音があり、特に会話の際には障害が大きい
4 文化的要素 ユーラシア大陸の反対側同士なので、まったく文化的な接点がない

ということになり、まさに英語日本語間は最も言語的特性が遠い習得に苦労する言語である、といえます。
では韓国語はどうでしょうか。
日本語と比較した場合、1・2・4についてはほとんど日本と同じです。一番違うのは3の音素数です。これだけを見ても(もともと違いが大きすぎて習得に苦労が大きいのですから)日本語よりも韓国語のほうが、英語と相性がいい、ということはいえるかもしれません。

ただ、それ以外の言語も含めてみたときは、日本語と同様1・2・3・4すべての隔たりが大きい言語であることは間違いないですから、韓国語が英語を習得しやすい言語であるとはいえないと思います。

ちなみに、去年韓国(ソウル)に遊びに行ってきましたが、びっくりするぐらい英語が通じませんでした。レベルとしては東京とおなじぐらい(つまりほとんど誰も話せない)です。むしろ片言の日本語のほうがコミュニケーションできるぐらいでした。
一流企業に勤める勉強が出来る人はぺらぺらなのでしょうが、それ以外の人はむしろ日本人のほうが英語でなんとかコミュニケーションできるかもしれない、ぐらいです。
むしろタイとかマレーシアなどの国のほうが英語が話せる人が多い印象があります。
    • good
    • 0

韓国語と英語は「非情」に相性が・・・



この変換ミスが意図的なら・・・奥が深いぞ.

相性の良し悪しは感情・趣向の問題を指すようですから,言語に対する相性とは,その言語同士(民族同士)が好意を持っているか嫌いか,という問題を想像させます.言葉選びの難しさかも知れません.

習得のしやすさ,と考えてもここに挙がった3つの言語は通常全く異なる文字を使用するので類似点はないと考えることもできます.しかし現実に,私たち日本人は韓国語を覚えるのは簡単だとよく聞きます.その理由として,単語を覚えれば,それを日本語と同じようにつなげて通じるからだといいます.英語ではこうはいきませんから,答えはこれでいいのではないかとも思います.

何年も前のことですが,あるエッセイに,中国人は同じアジアにありながらその発想は西洋人の発想に近い,というくだりがありました.文法はよく知りませんが,漢文の授業で,返り点などをつけたとき英語の並びに似ているなあと思ったので納得していました.言葉の並べ方が民族の発想に何か影響を与えているかも知れないと興味を抱くのは素人考えでしょう.ただし,思想や宗教をこうした表面的・構造的な違いから論じることは,血液型で人を分類することに似て危険なことのようです.
    • good
    • 0

大きな違いの一つが語順です。


I hit him.(SVO)を図で表すと
○→□
と表せますが、
「(俺は)やつを殴ったよ。」は
○□←
となり、どこか不自然です。
ただ日本語には助詞があるので、
「俺は殴ったよ、やつを。」とも言えます。
英語ではむやみに語順を変えたり、口語や特別な用法を除いてむやみに主語を省略したりしません。
    • good
    • 0

 「相性」は、何で計るか、という問題がまずあります。



 甲と乙を比べて甲が「長い]と言う時、甲をヤードポンド法の3インチ、乙はメートル法の2メートル、3は2より大きいから、では比較になりません。

 「相性」も何を共通の物差しにするかで決まります。

 韓国では、英語がペラペラになるように手術をすると言う外科医が繁盛しているとか、本当に相性がいいならそう言う手間暇費用を掛けなくてはイケないのでしょうかね?

 僕は、これは「どの外国語が一番楽にマスターできるか」という質問の変種だと思います。みんな同じように難しい(=やさしい)、あるいは「相性」は同じだと思います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!