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走ってる時は何も考えない方が良いと聞いたことがあるんですが、1500メートルとかを走る時つらいと感じる時どうしたら良いですか?

A 回答 (1件)

こんばんは。


現役で長距離をやっています。もちろん1500も専門内です。

「走っているときは何も考えないほうがいい」というのはおそらく脳が人体の中で最もエネルギーを消費するということから生まれた考えだと思います。確かに間違っていないようにも感じますが、実際走っているとき何も考えないというのは無理じゃないでしょうか?もっともそれができれば最高なのでしょうが、たとえばレース中なら「どれくらいのペースで行こうか…」とか「どいつに付いていこうか…」「どこで仕掛けようか…」等々この程度のことは多少なりとも考えるんじゃないかと思います。なので自分的には「考えすぎなければいい、リラックス、リラックス」くらいに思っています。それに「何も考えない!」と必死に意識するほど考えてしまうこともありますからね。正直この「走っているときは何も考えないほうがいい」というのはそこまで気にしなくていいと思います。


さて本題、「レースを走る時つらいと感じる時どうしたら良いか」についてですが、個人的にはポイント練習中やレース中に「辛い、きつい」という考えが思い浮かんだら終わりだと思っています。正直そんなこと思い浮かぶことはほとんどありませんが、「あぁ、きついなぁ…」と考えてしまった時のレースは大概うまくいきませんね…(^_^;)

でも、先ほども述べたように僕はレースや練習でも「辛い、きつい」と思うことはほとんどないような気がします。感じていても、少なくともそれを意識したことはありません。もちろん練習やレースはきつかったり苦しかったりすることもあります。でも僕がそれを意識せずにいられるのは「他のことを意識しているから」「走るのが楽しい、好きだから」だと思っています。

ちょっと説明してみると、他のことを意識するというのは、僕なら「自分のフォーム」「接地感覚」「走感覚」「腰の位置」とかでしょうか。ポイントでもレースでも「感覚」とか「身体の動き」とかは気にするようにしています。貴方はこういうような意識していることはありませんか?もしないなら、レース中で例えると、「前の人の背中(この人に付いていくと決めたら絶対離されない)を意識する」「仲間からの声援」「ラップタイム」「目標タイム」とか、「きつい」という考えが浮かぶ余地のないくらい何かに集中する、というのはどうでしょうか。結構こういうことは無意識に出来ていたりするものですが、もし意識したことがないなら、試してみるのもありだと思います。

そして「走るのが楽しい、好きだから」という考え。貴方はどうでしょうか?走るのは好きですか?僕は大好きです。
レース中や練習がきついのは、走っているからです。でも好きだから、自己ベストを更新したいから、楽しいから走ってるんじゃないでしょうか。そしてそれを選んだのは自分自身です。レースや練習を積み重ねていると、どうしても「キツイ」ということにのみ考えがいってしまいがちですが、初心忘れるべからず、というか、「走ることを楽しむ気持ち」というのは忘れてはいけないと思います。走ることは、キツイだけじゃなくて、もっと楽しいものだと思いますよ。もっと楽しむことも大事じゃないでしょうか?

他に具体的な例をあげるとすれば、「自分を叱咤激励する」というのはどうでしょうか。「きつい…」と感じてきたら「おい自分はこんなもんなのか?」「もう苦しいのか?もうあきらめるのか?」「我慢、我慢」「まだまだ行けるだろ!」「これまでの練習を無駄にしてたまるか」とか、要はセルフトークですね。自分を落ち着かせる効果もあったように思いますから、試してみてはいかがでしょうか。

いろいろグダグダ書いてしまいましたが、ここに示したのはあくまで例のようなものです。もしかしたら貴方に合うかもしれないし、合わないかもしれない。合えば万々歳ですが、合わない場合もあることを忘れずに。合わなければ自分で自分に合う方法を見つけてみてください。きっと貴方にぴったりの方法が見つかるはずです。

長距離走は過酷ですが、すごくやりがいのある楽しい競技だと思います。
お互い、頑張っていきましょう!

練習、レース頑張ってください!

なにか分からない点等があれば遠慮なく捕捉欄やお礼欄にどうぞ。
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