電子書籍の厳選無料作品が豊富!

大脳新皮質は六層構造になっていて、分子層というものがあると思いますが、ある本に絵がのっていましてみたんですがあまりにもお粗末で、たぶん簡単に説明するために簡単に書いたものだと思うんですが、
「えっ、こんなんなの?」
ってなります。
学界で一般に流布されている画像をみたことがあるんですが、その分子層の絵(あれは絵ではなく写真なのでしょうか)もなんか
「は?なんなの?」ってなるぐらい、訥なもので、実際どうなってるんでしょうか、だれか教えてください。
人間のその六層構造の分子層はそんな訥なものではないですよね!?
もっと入り組んで複雑なハズです。でなきゃ人間は高度な言動や情報処理ができるはずがない!!
確証がほしいんです。
どうか宜しくお願いします。

「大脳新皮質の六層構造について」の質問画像

A 回答 (1件)

それはまあ、単純化した模式図ですから、それで問題ないです。

大脳新皮質の層構造は同種の細胞が横にツラツラと並んでできてるようなものですから。

あと、あなたが見た写真というのはこういうのですか?
http://25.media.tumblr.com/tumblr_l0rs0cGEs81qbu …
こいつは、ゴルジ染色による大脳新皮質の染色像です。そもそもゴルジ染色には、ニューロンをランダムで染める性質があります。そのため、単染色であっても、個々のニューロンの形状を観察するのに適しています。ただ、すべてのニューロンが染まるわけではないですから、ニューロン間の関連を見ることは難しいです。

そこで最近では、分子生物学的な手法を用いた、様々な蛍光マーカータンパクを用いたイメージング法が盛んに開発されています。この手法により、すべてのニューロンを様々な色に塗り分けることができるようになりました。

たとえば↓のような感じ

これとは別で、2007年にScienceのBreakthrough of the yearにもノミネートされていたBrainbowなんかもありますね。画像検索してみてください。とてもきれいです。

こうして見ると、かなり密なのが分かりますね。こうした複雑な物理的神経ネットワークを解明する研究分野をコネクトミクス(connectomics)と呼ぶみたいですが、詳しくは知りません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変気持ちの整理ができました!とても良いご意見ありがとうございました!
(*´∀`*)

お礼日時:2011/05/17 06:28

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!