アトピー性皮膚炎の彼氏

こんにちは。

半同棲中の彼氏がアトピー性皮膚炎です。
症状は昔からあったようで、軽度のものだったのですが、今年の冬の終わりのあたりからだんだんひどくなり、現在ではすごく重い症状になっています。
目の周りと首が特にひどいのですが、赤くなり、皮膚がただれてぐじゅぐじゅになっています。タオルを巻いて寝るのですが、掻きむしってしまい、膿がいっぱい出ていてタオルがいつもすごい色になっています。かゆみのせいで夜もあまり眠れないようです。

ステロイドなどの塗り薬はあまり使ってはいけいないということで、とりあえず病院で漢方などを処方してもらって、治療を行っています。

アトピーを完治させることは人によって方法もそれぞれですし、合った治療法を見つけるのはとても難しいとはわかっています。
ですが、我慢できずに掻きむしったり、薬の副作用などで熱を出したりして苦しむ彼を見てるととてもつらいです。

私と付き合いはじめて少し経ってから症状がひどくなったのですが、ストレスが原因かもしれないし、もしや私のせい・・・？と、マイナス思考にもなってしまいます。彼もストレスがたまるようで、軽い言い争いになったりして、何も出来ない自分がとても嫌です。本当になんとかしてあげたいんです。

具体的に、どのような治療が効果あるのでしょうか？また、一緒に生活するうえで、何を気を付けてあげたらよいのでしょうか？
経験された方や、身近にアトピーの人がいらっしゃる方など、回答お願いします。

No.1 ベストアンサー 回答者： 123admin 回答日時： 2011/05/20 00:12

かなりの情報量になりますがアレルギー学会の資料がアトピーの理解を深めれると思います。

アトピー性皮膚炎・蕁麻疹
http://www.jaanet.org/patient/allergy/

悪化する前のスキンケアが重要なんですが、悪化してしまった状態を改善するにはステロイドなどの治療の他に湿潤療法を試してみるのも手です。

痒みで掻く事によって悪化した皮膚の状態を再生に必要な環境にする事によって再生力をロスのない形で引き出すのが湿潤療法です。
しかも痛みや痒みなどが大幅に軽減するのがこの治療方法の利点でもあるのです。

新しい創傷治療
http://www.wound-treatment.jp/

こちらは医療サイトですので症例には治療経過の画像が沢山ありますので覚悟して閲覧してください。

比較的穏やか且つ質問の事例に参考になるのが下記リンクです。

治療法・治療例
接触性皮膚炎，慢性湿疹？：全（？）症例の治療経過
http://www.wound-treatment.jp/next/case/706.htm
激しい接触性皮膚炎に対するラップ療法の効果
http://www.wound-treatment.jp/next/wound244.htm

ラップ療法入門(1)
http://www.geocities.jp/pressure_ulcer/sub520.htm
ラップ療法をはじめて試みる方へのお願いの項目に失敗したと思ってしまう例が書いてあります。

＞目の周りと首が特にひどいのですが、赤くなり、皮膚がただれてぐじゅぐじゅになっています。タオルを巻いて寝るのですが、掻きむしってしまい、膿がいっぱい出ていてタオルがいつもすごい色

これは膿ではなく体液なんですが、臭いも強いし皮膚に触れるとカブレてしまいます。
ですから今までの治療法は消毒して漏れてくる体液をガーゼに吸い取ってしまっていました。

一見厄介物の体液ですが、これが再生の為に材料を運ぶ役目をしているのです。
患部の周辺に白色ワセリンなどの油分で皮膚が体液に触れない様に処置してやれば本来の体液の働きを活用出来るようになります。
体液を保持する為の被覆材はそれこそラップでも医療用の被覆材でも効果はそれほど変わりません。

季節の変わり目などには相変わらず湿疹ができますが、この治療方法を実践してからは数日で完治する様になりました。

参考になれば良いですね。また分からない点がありましたらお礼にでも書いて貰えばアドバイスしたいと思います。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

それぞれのリンク先に飛んで、ざっと拝見しましたが、どれも詳しい情報で、とても助かりました！
これからじっくり読んで、理解を深めたいと思います。
治療経過の画像の中に、同じ症状だと思われる画像もあり、とても参考になりました。

タオルにいっぱい着いていたのは、膿ではなく体液だったのですか。
なるほど、せっかく再生させようと体が出していたものを、拭き取ってしまっては駄目だったのですね・・・。
解説して頂いた治療法、早速勧めてみたいと思います。


いろいろご丁寧にありがとうございました。

知識の無い私が、何をしたらいいか出来るのか本当に悩んでいたので、とても助かりました！

お礼日時：2011/05/21 12:28