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「太陽系の惑星の中で、いちばん軽いのは?」

かつて、クイズ番組でのこの内容の出題での正解は「水星」となっていたものです。
また、その手の「雑学本」や「物識り本」でも、大概そうなっていました。
これは、近年の「冥王星を惑星に含まず」云々よりずっと以前のことです。

各惑星の質量は、何十年も前から判明していたはずで
明らなに間違いが、広く浸透していたのはなぜでしょうか。

A 回答 (5件)

興味深い問題ですね。

「論より証拠」手持ちの昔の天文年鑑の「天文定数」のページで水星と冥王星の質量を調べてみました。(単位は地球の質量:1)

1956年版=水星0.056:冥王星0.1
60年版=水星0.0549:冥王星0.1
71年版=水星0.0561:冥王星0.18
78年版=水星0.05527:冥王星0.11
79年版=水星0.05527:冥王星0.00170
2007年版=水星0.05528:冥王星0.00205
2008年版以降は冥王星の記載なし

78年版と79年版の間で水星と冥王星の質量が逆転しています。これは79年版に記載されているように78年に冥王星の衛星が発見されたため、冥王星の質量(厳密には冥王星と衛星の質量の和)がより正確に計算できるようになったからです。その前年の78年版(77年発行)の「太陽系のニュース」に面白い記事がありました。冥王星の赤外線光度の測定から冥王星の表面がメタンの氷で覆われていることが判明したことを紹介し、氷は反射能が高いため冥王星の半径はこれまで考えられていたよりも小さく、「おそらく質量もこれに応じて小さいに違いない(これまでの採用値は過大)」というものです。

水星と冥王星の質量が逆転してまだ30年あまりしか経っていませんので、「太陽系の(9)惑星の中で質量が最小の惑星は冥王星」という知識が広まらないうちに冥王星が惑星の看板を失い、「太陽系の(9→8)惑星の中で質量が最小の惑星は水星」のままとなっているのではないでしょうか。
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質問が締め切られていないので、最初にこのご質問を読んだときに感じたことを書きます。



単に、クイズで「一番軽い」と問うたのであれば、私は土星と答えたでしょう。
私の記憶では、太陽系の惑星の中で比重(平均密度)が一番軽いのは土星であり、太陽系内の惑星をもし水に浮かべたとしたら唯一浮かぶ惑星だと教わりました。

又、今回のご質問である天文学から離れますが、私は高校生の時に雑学本の記載内容を巡ってクラスメイトの過半数から馬鹿にされた事が有ります。
私は、自分が知らないと認識している事に関しては『素直に知らない』と答えるのですが、ある時、ある雑学本を手にしたクラスメイトが『医療用語や医者の書くカルテがドイツ語なのは何故なのか答えられるか』と質問されました。私は、『西洋医学は明治時代にもたらされたものであり、当時の医学の中心はドイツ(細菌学)だった為にドイツ語が定着した。これは独逸派である陸軍医の森鴎外が、イギリス派である海軍の某医師が唱えた栄養説を否定した歴史的事件からも言えることだ』と答えたのですが、その雑学本には『英語だと殆どの者が読めてしまうが、ドイツ語で書けば医師しか読めないから』と書いてあるので、私の回答は大間違いだとの事。すかさず、『だったら、NHK教育チャンネルでドイツ語を教えているのはおかしくないか?少なくともNHKで教えていない・・・序に日本に居住している人数が少ない・・・例えばスワヒリ語とかモンゴルの言葉で書く方が理に叶っている』と反論したら、日頃からクラスメイトに色々と嫌われていたようで、数10名から馬鹿にされましたね。
ですから、私は雑学本は知識を増やす為に読む事は有りますが、完全には信用していません。
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冥王星の質量の誤認は、そもそも位置が遠すぎて観測が難しかったというだけでなく、「海王星の軌道のずれから推測した位置に存在した惑星だったため、巨大な海王星の軌道に影響を与えるに十分な質量が必要」と言う思い込みが遠因だったんですね。

少なくとも昭和40年代ごろまでのその手の本には「地球型惑星で地球より少し小さい?」と書いてあった記憶があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%A5%E7%8E%8B% …

現在では海王星の軌道は、主に太陽系辺縁に浮遊する物質の質量によって乱されており、冥王星はほとんど関係が無いと分かっているんですが、当時はそういう「辺縁に山ほどちっちゃな惑星や物質がある」ことを想像できなかったんですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD% …
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私が中学生の頃(35年以上前)冥王星の大きさは、地球や金星より少し小さく火星よりは大きい、


といわれていたことを記憶しております。

その後観測が進むごとに小さくなっていきました。
今のサイズはご存じの通りです。

冥王星の大きさをどうしてはっきり分からなかったの?と言っちゃえばそれで終わりですが、
遠くて小さくて、正確な大きさをつかむのが、当時の観測機器では無理だったのでしょう。

冥王星が発見されて80年以上になります。公転周期は247年ですから、
太陽の周りをまだ3分の1しか回っていません。
冥王星における「1年」が経たないうちに、惑星から降格させられました。
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こんにちは。



Wikipediaの記事しか見つけられませんでした。
文章に出典が具体的に示されていないので、正確かどうかはわかりません。

元々は、想像が入っていたそうです。冥王星とその衛星のカロンの反射能(アルベド)が大きいため、実物以上に大きいと判断されたのも原因だそうです。
1978年にカロンが発見され、これが大きかったようです。
すると、衛星の質量に関係なく、衛星との距離と公転周期から、ケプラーの第3法則で冥王星の質量が計算できるようになったわけです。
ちなみに、ハッブル宇宙望遠鏡が打ち上げられたのは1990年ですが、ハッブル以前に地上から冥王星とカロンをちゃんと分離して観測できた例はないそうです。
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