dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

ロシア語の勉強を始めたばかりの者です。

不完了体の用法の例文で、教科書には
Читали  ли  вы  ≪Воину и мир≫?
―Да я читал.
という例文について
「一部を読んだのかという意味ではなく、読了が含意されている。読了を含むそのまるごとの行為が過去にあったかどうかを質問する文章と答える文章である」という説明が載っています。
不完了体の用法からすると
「過去の行為の有無」に該当すると思いますので、
単純に、「戦争と平和を(一部だろうと、全部だろうと)一度でも手にとって読んだ経験がありますか?」という意味になるんじゃないかって思ってしまいました。
読了まで含むというのはどうしてそうなるのでしょうか、教えていただけますと嬉しいです。

また この文の動詞のみを完了体に変えると、
たとえば宿題などで本を借りているところである人に対して、「もう読んじゃった?」という意味で合っているでしょうか?
また教科書の質問が正しいとすると、「一度でも手にとって読んだ経験がありますか?」とロシア語で
聞きたい時はどういう文にすればいいですか?
質問がたくさんあってすみませんが、どなたか教えていただけますと幸いです。

A 回答 (1件)

これはやはり「経験」であろうと思います。



「戦争と平和」を読んだことがありますか。 - はい、読んだことがあります。

教科書にある「為が過去にあったかどうかを質問する文章と答える文章である」もその通りでしょう。「読了」「まるごと」という言葉が引っかかりますが、想像するとこれは完了体動詞 прочитать との関係において気をつけることとして言い添えたものではないでしょうか。
прочитал «Войну и Мир» は「読んでしまった(その結果、内容を知っている)」のように動作が最後まで完了しその結果が言外に表されますが、不完了体動詞は「読んでいた」とそのとき行われていた動作を表すことも多いですが、完了体動詞の対極とばかり考えすぎると経験用法のときも「読んでしまっていない(つまり一部だけ)」のように考えてしまうかもしれないのでその限りではないと付け加えたのではと思います。

Ты прочитал(а) «Войну и Мир»? - Да, прочитал(а).

これは「読み終わった?/読んじゃった?(だからもう本はいらない ・内容は分かる 等)」になるでしょう。親しい感じにするために ты を使いましたが Вы прочитали でも同じです。

ところで、会話文で ли を使っていたり解説文が一見しただけで分かりにくいところを見ると古い本なのでしょうか(会話でли と使うと「本当に…なのですか」のような強い疑惑が感じられます)。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!