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現在、電磁気学について勉強をしているのですが、参考書などを調べても自分では解決できないため、この場を借りて質問させていただきます。

接地された無限に広い完全導体平板の前方に正の点電荷がある場合、導体平板上には同等の負電荷が誘起されると思いますが、この誘起される電荷の総量を求める際、表面電荷密度をσとしたとき、参考書では、導体平板の表面での電場をE=σ/ε0としているのですが、私は導体平板からは両面に電場があるので、E=σ/2ε0だと思いました。なぜ、片面にしか電場が生じないと考えられるのでしょうか。
稚拙な質問で申し訳ございませんが、独学で勉強しており、質問できる人が周りにいないので、わかる方回答お願い致します。

A 回答 (1件)

静電場の場合、導体内部での電場は必ず"0"になります。


導体表面においては、外に電場が発生しますが内側には電場が無いために導体表面での電場は必ずE=σ/ε0になります。

計算をしてみるとわかりますが、導体表面上の電荷が両方向にそれぞれσ/(2ε0)の電場を作るのですが、外部にある電荷の作る電場が表面近傍で丁度σ/(2ε0)の大きさになり、導体外側では強めあい、導体内部では打ち消しあうことでこのような結果になります。
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この回答へのお礼

迅速な回答ありがとうございました。外部の電荷による導体板表面近傍の電場は自分には求められませんでしたが、導体の場合は表面の電場がE=σ/ε0となるのはわかりました。

お礼日時:2011/06/27 05:18

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