「平成」を感じるもの

いつもお世話になっております。
当方現在プリメインアンプの修理を行っているものです。
どうしても、故障部品がわからないので質問させて頂いた次第です。
まず、故障の症状なのですが、これはアンプの出力に両chにバリバリと
トランジスタかなにかの不良音がするものです。

ノイズはボリュームによって可変いたしました。
ノイズは両ch同時に出ており、spを接続しての点検では左右の
ノイズは先の通り同時に発生するのですが、spのコーンを触って違いを検査しておりましたところ、
左右で真逆の動きをしていることが判明いたしました。
左が突き出すと右がへこむ。といった感じです。

次に、故障箇所の切り分け結果ですが、メインアンプ部のみの場合、
ノイズは出ませんでした。<プリ部への給電遮断状態>
また、ミュートスイッチを押してもノイズの音量は変化致しませんでした。
ボリュームゼロでもノイズは発生していました。
各スイッチを押してみたところ全くノイズに変化ありませんでした。

以上の結果
プリ部の電源が怪しいと思いまして、部品交換とチェックを行いました。
交換部品は、電解コンデンサ全数、トランジスタ全数、ブリッジダイオードは正常動作品
と交換しました。
足が腐食した抵抗はテスターでチェック、結果100Ωほど抵抗値が上昇しているようでしたが
そのままにしております。
もはや、腐食や酸化といった目に見える不良部品は無くなりました。しかし、
依然として症状に変化は全くありません。
コネクタの洗浄、ハンダの盛りなおしも効果がありませんでした。

日々頭をひねっておりますが、故障部品の特定に至れません。
皆様どうかお知恵をお貸し下さい。よろしくおねがいいたします。

A 回答 (5件)

#3です。

こんばんわ

AVRとは電圧安定化回路です。なぜこんなものが必要かというと
これを挿入することによってリップル含有率が大幅に改善
されるからなんですね。ハムが大敵なプリ部の電源には必ず
入れます。

さてAVRには様々な回路がありますが、一番簡単な図を添付
しました。おそらくアンプに内蔵されているのもこの程度
のものでしょう。
緑-青-茶のカラーコードは560Ωですね。おそらくツェナー
ダイオードに直列につながれている抵抗器rかと思われます。
これが実測670Ωというのはやはりどうも少しおかしい気が
します。

故障の箇所がこことまだ決定した訳ではありませんが、私が
もし質問者様の立場でしたらまずここを徹底的に疑いますね。
雑音が発せられたときこの抵抗器の両端にかかっている
電圧に変動がないか、それを確認します。
「プリメインアンプの故障について。」の回答画像5
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文面からトランジスターアンプらしい事以外、情報が


乏しいので、診断が難しいのですが、他の回答者様の
通りでして、雑音発生の原因としては、真っ先にヴォリューム
、切り替えスイッチなどの可動部分を疑います。
バランス、トーンコントロールの可変抵抗器は、余り操作
しないので、経年劣化等で雑音発生の要因となりうります。

いずれにしても、テスターで発生源を追うのは難しいので、
私は、クリスタルイヤーフォーンに0.01µFのコンデンサーを
付け、聴診器としてます。

オッシロスコープがあれば、更に良いのですが買うのは少々
難しいので、パソコンを代用してます、フリーソフトのURL
を貼りますので、参考に。
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se3762 …
入力インピーダンスの変換用に簡単なアンプが必要です。
ヘルプの中にオペアンプを使用した物が載ってます、作成例の物は少々
古い物なので、最近の動作電圧が低いオペアンプの方が良いですね。

修理作業は根気と粘りと勘です、頑張ってください。
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アンプ修理お疲れ様です。

^^)/

http://bekkoame.okwave.jp/qa6835241.html
のご質問でノイズはボリュームの位置に無関係と
あったようですが、ちょっと違うようですね。
重要な点をまとめるとこうなります。

>ノイズはボリュームによって可変いたしました。

>ボリュームゼロでもノイズは発生していました。

>ノイズは両ch同時に出ており、・・・

上記3点の情報が本当に間違いなければ原因はやっぱり
電源ライン、それもプリ動作用のAVRと思われます。

オーディオアンプの基本的な電源供給図を下記に示します。
ただ通常パワー、ドライブ段は2電源になっていますので、
プラス、マイナスとありますが、ここでは省略しています。
またあくまで「一般」であり当然異なる方式もあるので、
あらかじめご了承願います。

今仮にAVRに何らかのトラブルが生じたとします。
当然プリアンプに供給される電源は不安定になりノイズを
発生し信号とともに音量ボリュームへと入ります。
(ノイズレベルがボリュームの位置で変わる)

またこの部分の不安定要素はドライブ段の電源供給にも
影響しますので、ボリュームを最小に絞った状態でも、
わずかにスピーカーからノイズが出ることは充分に
考えられ、これはちょうど質問者様と同じ状況になる
のではないかと思います。
興味深いのは以下の点です。

>故障箇所の切り分け結果ですが、メインアンプ部のみの場合、
ノイズは出ませんでした。<プリ部への給電遮断状態>

遮断するポイントを変えてみてください。
図のAポイントで遮断した場合→雑音出ない
Bポイントで遮断した場合→雑音が出る
ならば原因はあきらかにAVR回路でしょう。

ご質問の文章によるとこの部分の部品は全て交換したとの
ことですが、やり残したものはありませんか?
100Ω数値が上がった抵抗器というのは元は何Ωですか?
数キロΩ程度でしたらそこまで変わるというのはこれも
怪しいです。特にソリッド型はカーボンの粉末を使って
いるので雑音の原因になる可能性大です。

このようなときテスタリードの先端が、みの虫クリップに
なっているものを作って部品両端の電圧を測りっぱなし
にしながら通電して雑音との関係を確認するといいですよ。
かならず雑音とともに変化する電圧があるものです。
「プリメインアンプの故障について。」の回答画像3
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この回答へのお礼

いつもご回答頂き真にありがとうございます。
仰せの通り以前はボリュームに関係ないと判断したのですがどうやら
間違っていたようです。
抵抗は、プラスとマイナスの経路に左右対称に付いていたもので2つありました。
元々の数値は560Ωだと思われるのですが
測定したところ両方670程度になっておりました。
ちなみにカラーコードは緑、水←多分青、茶、金か銀でした。
プリアンプ用の電源部、大型コンデンサの
直近にあったもので接着剤が根元に付着していたため
怪しいと思い点検したものです。
やり残した部品といえば銅箔スチコン、マイカコンデンサー、抵抗、ダイオード、ツェナー
と中型の黒いコンデンサのようなものくらいかと思います。

お恥ずかしながらAVR回路というものがどのようなものか
わかりかねます。汗

どうやらとんでもなく重症のものを掴んでしまったようですね。泣

お礼日時:2011/07/20 17:18

ボリュームの角度でノイズが変わるというのは、その原因はボリュームよりも前ということです。

そうでなければボリュームの位置では変わらないはずです。
ボリュームよりも前と言うと、電源回路ではなくて、スイッチや「ボリュームの接触不良の可能性が高いですね。

たとえばバランスボリュームは常に中間地点に止まっている感じです。これが多少接触が悪くなっていると常時そのような雑音になる可能性があります。
またラウドネスやミュートのスイッチは完全でしょうか。ステレオ者の切り替えスイッチはないですか。
私の場合は、テープ出力を2回路切り替えできるプリでその切り替えスイッチが不良になったことがあります。

一度こういう機構部品を点検されてはいかがでしょうか。
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ボリウム(可変抵抗)自体は交換されましたか?


もし交換していなければ、多分そこではないかと。
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