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すべてではないんでしょうけど、アメリカの不景気で海外の投資家の方々が円を買ってるため、円高が続いているわけですよね?では円は購入するのに国内株は下がる一方で買いあさらないのはなぜなのでしょう?また、アメリカの景気が良くなるのは推測何年くらいかかるものなのでしょうか?
誰にも分からないことだとは思います、分かりやすく教えていただける方よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

 


株ではなく短期国債を買ってます。
 
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不景気なのはアメリカに限らず、先進国はどこもよくありません。



ちなみに直近の失業率は、日本4.6%、米国9.1%、ユーロ圏9.9%です。

リーマン破たんの時の不景気は、各国一丸となって景気の底上げをしました。
日本も財政出動で『定額給付金』や『エコカー減税』、『エコポイント』などをしたし、
他の国も同じようなことをしました。

そして少し景気が回復したのですが、今そのつけが回ってきました。世界的な
巨額の財政赤字です。国が借金だらけなので、もう『エコカー減税』みたいなこと
をして消費を促し、景気回復とはいきません。

失業率とかを見るとわかるように、日本は他の国よりまだましです。

で、円が買われてしまうわけです。当然、投機マネーの存在もあると思います。

円を買っての外国人(政府含む)の使い道は、期間1年程度の短期国債です。
株は売られています。この円高では企業の業績は確実に悪化します。

各国の政府は外貨準備金といって、外国との取引にドルを使うために米国債を
保有・運用しますが、ドル安だと準備金が目減りするので、仕方なく日本の国債
を買っているという感じでしょうか。

アメリカの景気回復に何年かかるかは誰にも全くわからないでしょう。それが
わかるのなら、リマーン破たんの不景気→景気テコ入れ→巨額財政赤字→
やっぱり不景気。みたいな図式にはなっていないと思いますよ。

できるだけ簡単な言葉で書きましたが、なんとなく理解できましたか?
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この回答へのお礼

なんとなく理解できました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/25 20:27

それほど多くはありませんが、日本株も買ってますよ。


ただ、株式は安いからといって、割安であるとは言えない部分もあり、企業業績の見通しや、それこそ世界経済の情勢などにも左右されるので、単純に「安くなったから買う」とはなりにくい側面があるだけです。

お金はそこに資金を入れれば、「安全かどうか」で入る場合と「リスクに見合った利益を生むかどうか」の二通りの理由で動きます。
しかし、この二つの事柄は相反することが多いですから、簡単には言えない部分もあります。

アメリカ経済が回復する時期はわかりません。
ただ、ハッキリしているのは、アメリカだけの1国だけで立ち直るのは実質不可能に近いでしょう。
財政状態は日本よりも悪い部分が大きいですし、貿易収支も赤字で自国民が借金で買い物をすることで経済を活性化することに期待をしても、サブプライムのような状況が起こるだけです。

どちらかと言えば、主要国は概ね、自国の力だけで経済を立て直すのはほぼ不可能な状況なのです。
新興国が近代化し、主要国並みに所得水準が上がることを期待する以外に無いでしょうね。
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>すべてではないんでしょうけど、アメリカの不景気で海外の投資家の方々が円を買ってるため、円高が続いているわけですよね?



円高の原因が円買い(自国通貨売り)にあるのはおっしゃるとおりです。ただ、「不景気だから日本へ」というのは少ないと思います。今の日本の成長率は低く、景気の良さなら新興国と呼ばれる高成長の国へ投資するのが筋だからです。(新興国はぶれが大きく、今はそれほど良くありませんが長期では高いリターンが期待できます。)

「円高は投機(投資)が原因だ」という意見も多いですが、投機の実態はとても見えにくく過大に評価されている側面が強いです。
相場を動かすには「買っておしまい」では動きが止まってしまうので、「買い続ける」ことが必要です。短期的にはともかく、ここまで長期の円高の説明には無理があります。

では理由はなんなのか?
一番有力な説は、通貨の供給量の違いです。欧米共にお金の流通量を増やす政策を行っています。日本も行っていますが規模が違います。その結果、需要と供給の関係(流通量が多いほど値段が下がる)により自国通貨が売られる(円が買われる)ことになっています。
円が買われるのは、大量の売買をさばけるのがドル、ユーロ意外だと円くらいしかないという事情もあります。(円は世界で3番目に取引量が多いのです。)

>では円は購入するのに国内株は下がる一方で買いあさらないのはなぜなのでしょう?

これも前の回答者の方もおっしゃっているとおり、安いから買うとはならないからです。
どんなに値下げしても欲しい人がいないと売れないのと同じです。
もちろん買われてもいますが、売る人もいるわけで、ここでも需要と供給により値段が決まります。
では買われた円はどこに行くのか?
円を雨宿り感覚で買っている場合は、雨がやんだらすぐ出て行けるようにしています。
そのとき便利なのが満期の短い債券です。国が発行した債券なら安全度が高いので、特に目的のない資金をおいておくにはちょうどよい投資対象です。
もちろんお金に色は付いていないので、ハッキリと投資家の目的が分かっているわけではありません。

>また、アメリカの景気が良くなるのは推測何年くらいかかるものなのでしょうか?

じつは、米国政府はいまごろ景気は回復していると思っていました。景気回復に効果があると思ってお金の供給量を大胆に増やしたのですが結果は思わしくなく、多すぎるお金の回収のめどが立たず手詰まり状態です。
現在、米景気はそれほど悪くないという意見と、もう一段悪くなるという意見が交錯しておりまさに正念場という状況です。
かように流動的な状況なので推定は難しいというのが正直な感想です。
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この回答へのお礼

教科書のような説明ありがとうございます。

お礼日時:2011/08/25 20:22

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