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いつもお世話になっています。


イルカ漁がなぜダメなのか、
どなたか冷静に分かりやすく教えていただけませんか?

不勉強なので、
どうもどっちもどっちな感じがしてしまうのです。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (11件中1~10件)

イルカ(海豚) 哺乳類鯨目・小形歯クジラ類の総称



日本では、沿岸の一部地域で湾内に迷い込んできた鯨を集落
の共同作業で捕獲し、分かち合って食べることがかなり古くから
行われてきた。イルカを子鯨とみて食べてしまったことはあった
としても、鯨以外の海獣を食料とする習慣はなかったと思う。

アメリカは、西部開拓に伴う鉄道の普及や北部工業地帯での
産業革で大量の潤滑油の需要に迫られ、鯨油を使うことにした。
船団を組んでの大量捕鯨に乗り出し、油をとった残りは全て廃棄
した。その為に数百万頭を殺したとか。ただし、アラスカの一部
先住民には、頭数を制限して食料の捕獲を認めている。

アメリカの捕鯨方法に学んだ日本、ノルウエーなども食用としての
大量捕鯨に乗り出したが、今では国際条約により捕獲を制限している。

イルカは鯨と祖先が同じで、元々陸生哺乳類であったが、太古に
天敵を逃れて海中に避難し、その後今日のような多様化と水中生活
への適応を遂げた。

イルカを含む鯨の仲間は知能に優れ、人に危害を加えないし、
逆に人なつこい一面も見せる。だから保護団体が生まれ、保護条約も
できた。日本では沿海漁業の妨げになることがあり、時に撲殺する
場面も目撃された。

食文化について言えば、共にユダヤ教を起源とするイスラム圏では
豚を食べないし、キリスト教圏では牛肉を含む多様な肉食文化があり、
ヒンズー教や中国以外の仏教圏では牛肉を食べない。徳川綱吉は
生類憐憫令で肉食全般を禁じた(仏教思想による)が、「かしわ」、
「ぼたん」、「さくら」等の隠語の使用で肉食文化は密やかに継承された。
反面、魚食文化は刺身や鮨(塩漬けにし長期保存して発酵させたもの)
など多様に発展し、一方で精進料理も進化させた。今日、日本の
刺身やにぎり寿司(酢飯の上に刺身をのせた物)が国際化し、ために
マグロの漁獲制限にまで至っている。
アメリカ先住民(インディアン)は、バイソンを神格化しながら必要に
応じて食用とした。この点、アイヌ民族の「熊祭り」に似ているが、侵略者
白人共は面白半分に射撃の的とし、絶滅の危機に追いやった。

批判することは自由だが、自分達だけが最高と思い込み(独善)、
他者を攻撃する行為は慎んでほしい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「狩猟の歴史」
大変わかりやすかったです。

こちらでは、トド肉を食べる習慣があったようなのですが、
アザラシはなかったようです。

結局、
形がかわいいから、「狩猟」も「殺して食べる」という感じになってしまうのでしょうか…。

蛇足ですが、実際、欧米の方々は自分たちの過去については
どのようにお考えなのでしょうかね?

お礼日時:2011/09/03 09:47

当然のことですが、捕鯨やイルカ漁に強行に反対している人たちは、純粋な自然保護や動物愛護の観点から妨害活動をしているわけではありません。

実情は、背後に複雑な利権や宗教観があるのです。

捕鯨やイルカ漁に強行に反対しシーセパードなどに多額の寄付している人や団体の中には、日本企業に圧迫されている産業に携わる人が相当数います。つまり日本企業叩きです。突き詰めていえば、日本人はクジラやイルカを食べる野蛮人でそんな民族の商品を買わないほうがよい、と言いたいのが本音です。

また、捕鯨やイルカ漁に強行に反対している多くの人たちには共通点があります。それはキリスト教原理主義者であることです。
宗教のことなので彼らは露骨には表現していませんが、捕鯨やイルカ漁反対の第一の理由はキリスト教の教えに基づくものです。つまり、クジラやイルカは、旧約聖書による「神から与えられた食糧ではない」からです。よって、クジラやイルカを食べることは許されない悪であり、悪である以上滅ぼしてもかまわない、となるのです。これが一神教の原理主義の恐ろしいところですね。
こういう宗教観を彼らは昔から別なことでも実践しています。それが世界中で行なわれた異人種・異教徒の大量虐殺、および侵略・植民地化・奴隷化です。その根拠となったのが、かつて、ローマ法王が異人種・異教徒は人間ではないと断定し、モンテスキューが「法の精神」の中で露骨な白人至上主義を掲げ有色人種を人間扱いしなかったこと、アメリカでは法律で「異人種は猛獣や岩と同じ」と定義したこと、などです。日本人からみれば、なんとも幼稚で独善的で恐ろしい考え方ですが、彼らにとっては大真面目なことだったのです。

話しを戻せば、本来、利己的な西洋人が、自分とは直接関係のない、まして遠い異国の異民族の異教徒を懲らしめるための団体(シーセパード)に高額の寄付をするなど尋常ではありません。しかし、そこに信仰心が絡めば話しは別なのです。信仰心の乏しい日本人には理解不能ですが・・・。

他の理由として、捕鯨やイルカ漁に反対しているオーストラリアとアメリカは、白人・キリスト教徒たちが、数百年前、先住民を虐殺しつくして建国したという負い目があるため、また雑多な移民で成り立つ国なので、常に国内外に正義を掲げ敵を作っておく必要があるのです。人は共通の敵を持つと結束するからです。(戦争がその究極の例で、戦争をすれば政府の支持率が一気に上がりますね)その一つが自然保護に名を借りた捕鯨・イルカ漁反対なのです。

なお、家畜かどうか云々(うんぬん)の意見があるようですが、例えば、ヨーロッパでは昔から狩猟で野生のウサギなどを獲って食べるのがご馳走で、フランス料理でも野生のウサギや鴨料理は人気メニューとなっています(好みの問題はあるが)。また、イワシやタラ、カレイ、カキ(牡蠣)、などなど自然の魚介類も食べています。よって、家畜かどうか云々は詭弁であり論理が通りません。

クジラやイルカは知能が高いからとういう論理も、人間による独善的な考えです。知能を言うのなら、IQがいくつ以下の動物なら食べてもよいのか、牛やブタは知能が低いから食べてもよいのか、といった反論が出るのは当然のことです。
人はしょせん、他の生き物を殺して食べる生き物なのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「十字軍」的な考えで反対しているのではないか、

「利権」が絡んでいるのではないか

という事は、過激派の活動からはどうしても感じてしまっています。

でも、「自然愛護派」の方々は

何かもっと、ストンと自分を納得させてくれる理由があるのでは?
と思っているのですが。

お礼日時:2011/09/03 00:33

A No.8です。

鹿は森林を食い荒らす大害獣ですので、遠慮なく駆除します。イルカは害獣ではありません。でも一方ではイルカは小魚を食い荒らす害獣だと言う人もいます。このようにイルカ保護論者、イルカ漁容認者とその人の立場で意見が様々です。正解はありません。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。

「害獣は駆除の必要がある」

という考え方ですね。

どちらの立場も色々ありますね。
難しい問題だと、再度認識できました。

お礼日時:2011/09/02 13:17

イルカは哺乳類で高等動物です。

鯨は食用ではありますが一般的ではありません。自然保護上イルカやクジラ類は保護されるべきものです。特にイルカを食料にするなんて以ての外です。牛や豚は高等動物なのに殺して食べて良いのかと言う議論をする人がいますが、牛や豚は家畜です。イルカは家畜ではありません。以上の理由からイルカ漁が世界的に反対される理由があるのです。ただしイルカが大人しい動物だからだとか、知能が高いからだとか言った感情論の反対は頂けません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど。
「家畜ならよい」

という考え方が主流なのでしょうか?

私は北海道の田舎に住んでいるので、よく野生の鹿猟があります。

それもイルカ同様、忌まわれているのが一般的なのでしょうか?

すいません、無知で…。

お礼日時:2011/09/02 11:24

鯨に関して言えば、南極に対するオーストラリアの領土的野心、およびオーストラリア経済に関する日本企業叩き(例えばビールは98%が日系企業)がメインです。




イルカに関しても大体同じです。
ただ、現状としてイルカは福島原発事故以前から水銀等の汚染が指摘されており、一部部位は食べない方がよいという事情もあります。
もっとも、今のところ厚労省などが何らかの調査で公式に検査結果を出したことはありませんから、単なる反対派の主張だけかもしれないわけですが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「放射能汚染」ですか。

今後、そういう展開で反対運動が続くかもしれませんね。

にしても、どうも「上から目線」な感じは否めませんね(苦笑)。

お礼日時:2011/09/02 07:57

欧米ではイルカを食する文化がない。

自分達の文化にないものは「野蛮」とする「自国文化至上主義」。
「イルカは人間に次いで賢い動物」という感情論。
「日本叩きの口実」
のどれかかと思います。
「捕鯨反対」とあまり変わらないのでしょう。

他の回答にもあるように「不必要な殺戮」はしてはなりませんが、「必要な狩猟」で「種の絶滅を招かない」ならしてもよいはずです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

自分の主張をしたいわけではないのですが、
「反対派」の方々の主張が、
言い方は違いますが結局回答者様の「理由」以上のものがないと感じています。
「教えてgoo」にも反対派の方々がいて、
そのあたりを理性的に教えていただけるかと思ったのですが…。

お礼日時:2011/09/02 07:28

> イルカ漁がなぜダメなのか、


> どなたか冷静に分かりやすく教えていただけませんか?

そんなものは、シーシェパードのような「テロリスト」の論理です。
まともに相手をする必要はありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「テロリスト」程度の、勝手な理由の押し付けかもしれませんね…。

お礼日時:2011/09/01 21:02

いけないと思っているのが、オカシイ。


絶滅しなければ食べて良いのでないでしょうか。

人間、牛・豚・クジラ・魚・植物などの命を“戴いて”命をつないでいる。
だから日本語で“いただきます”と言って食べているのではないのでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私も回答者様のように考えています。

が、反対派の人々の「食べちゃダメ」
は、
どんな根拠があるのかな…と。

生理的に嫌、
とかその程度の事なのでしょうか?

お礼日時:2011/09/01 21:00

欧米人、特にキリスト教圏の人達の考え方として


自分たちの価値観は世界中、どこでも通じるものだ
という思考を持っているのです。

いや、通じるだけではありません。
自分たちの価値観こそが正しい、と信じている
のです。
これを普遍主義と言います。

キリスト教てのはユダヤ教から出てきたものですが、
ユダヤ教がユダヤ人の為の宗教だったのを、世界中の
人の為の宗教にしてしまったのがキリスト教です。

そういう考え方は米国インデアンの土地を奪い、虐殺
した理論的口実にも使われています。
Manifest Destiny がこれです。
彼らはそういう考え方をするのです。

だから、他国の文化にも当然のように口を挟んで
きます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「理由はともかく、自分が正しい」

というヒステリックな理由だけなのでしょうか…。

だとしたら、やっぱり「イルカ漁反対派」の人の考えは、

理解できないものなのでしょうか…。

お礼日時:2011/09/01 20:47

冷静に言って、


理由なんてありません。
何故駄目なのかという前提がそもそも間違っています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

質問の仕方が悪かったでしょうか。

「保護派の人々の一番の理由」


どうもわからなかったので…。

お礼日時:2011/09/01 19:08

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