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2010年、津田塾大の問題です。

原点を中心とする単位円のy≧0の部分をCとし、2点A(-1,√3)とB(3,√3)を考える。点Pが曲線C上を動くとき、
APの2乗+BPの2乗
が最小となるようなPの座標を求めよ。


という問題なのですが、ヒントとして、線分ABの中点をMとすると,△ABPにおいて中線定理により
APの2乗+BPの2乗
=2(PMの2乗+AMの2乗)
=2(PMの2乗+4)

を利用するようなのですが、全くわかりません;
どなたかわかりませんか…?教えてください><

※すみませんが、累乗を携帯でどう表すのか分からなかったで「~の2乗」と 表しました。読みにくくてすみません!m(__)m

A 回答 (2件)

率直に言えば…図をきちんと書いてみると一目瞭然ですよ。



・恐らく大学側としては解法の第一歩として…

「AP^2+BP^2」という形から→中線定理(パップスの定理)を使うのかな?…に気付くかどうかが狙いなのでしょうね。

だから、一度「中線定理」を図と共に確認しておくことが望ましいと思います^^。


続きとしては…

2点A(-1,√3)とB(3,√3)から点Mの座標は(1,√3)ですね。(*直線ABはx軸に平行のため)

点P(a, b)としてもいいのですが…

この問題のように円周上の点である場面では、P(OPcosθ,OPsinθ)といった置き方の方が何かと便利な場面が多いですよ^^A。
*ただし、この場合「制限範囲」が付くことが多いので気を付けてくださいね。
*ここでは、問題文から「0≦θ≦π」という「制限範囲」が付きます。

その上、今回の場合は「単位円」ということなので…OP=半径=1 ですから尚更都合がよさそうですね^^A。

ということで、全ての点の配属は決定しましたね^^

 A(-1,√3)
 B(3,√3)
 M(1,√3)
 P(cosθ,sinθ) (0≦θ≦π)

…後は、先程の「中線定理」を使って具体化してみます。

…三角関数の合成などを使ったりしてください。

この辺りから自力でもできるような気がします^^A。

最後まで解いてみましたが、最終的にθ=π/3のとき最小となると思いますよ。

θが出たなら…点Pの座標はもうお分かりでしょうから。
※添付画像が削除されました。
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この回答へのお礼

分かりやすく解説してくださり、ありがとうございました!!
おかげで解答のP(1/2,√3/2)まできちんとたどり着けました(;-;)感謝します。

やっぱり、図は大事ですね(^_^;)

お礼日時:2011/09/18 04:16

APの2乗+BPの2乗と2(PMの2乗+4)が同じなので、


APの2乗+BPの2乗を最小にするには、
2(PMの2乗+4)を最小にすればよいという事になります。
2(PMの2乗+4)の式を眺めると、
PMの2乗が最小になれば2(PMの2乗+4)全体が最小になるのが分かりますよね。
なのでPMの2乗を最小にする事を考えます。

点Pは原点中心の単位円上の座標なので(cosθ, sinθ)とおけますよね。
点Mの座標は、線分ABの中点なので(1, √3)です。
そうすると三平方の定理より

PMの2乗 = (1 - cosθ)の2乗 + (√3 - sinθ)の2乗

となります。
後はこの式を展開して整理し、最小値を考えてみましょう。
途中現れる-2cosθ-2√3sinθに戸惑うかもしれませんが、
これに関しては「三角関数の合成」の公式をあてはめて1つのsinにしてしまいましょう。
そうするとPMの2乗は定数とsin1個の式になります。
定数部分は値を小さくすることができないので、PMの2乗を最小にするためには
sinの部分を最小にすれば良い事になります。
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この回答へのお礼

詳しい解説、ありがとうございました!!
おかげでP(1/2,√3/2)と、解答まできちんとたどり着けました(^^)感謝します。

お礼日時:2011/09/18 04:19

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