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Много уж их развелось!

という文について、文法的な構造を詳しく知りたいです。
Многоは「多くの」を意味する副詞、
ужはその強調、
ихは主語で、многоの影響を受けて生格になっているんですよね?
развелосьはなぜ中性形なのでしょうか。
辞書でразвестисьをひきましたが用例がなく…
ふと気になったらよく分からなくなってきてしまいました。

また、ихの元の形はонのはずですが、
ониということも考えられるのでしょうか??

A 回答 (2件)

моного 自体が複数ということではなく、形は中性単数・短語尾ですが、「数が多い many」も「量が多い much」も意味します。

「多く」あるためには、不可算名詞は単数しかありませんが当然可算名詞は複数でなければなりません。

>многоにすでに「複数」の意味があるため、много+単数名詞(→複数生格)
>много+複数名詞(→複数生格)

こういう変化を経ているわけではなく、言わば英語の a lot of と同じ発想によるものです。

a lot of water = моного воды 単生
a lot of students = моного студентов 複生

of にあたるのが生格というわけです。

よって「元の形が・・・」ということはなく их がある以上可算名詞の複数である「(数が)多く」としか考えられません。

同じく中性単数・短語尾に由来する немного「少しは~ある」 мало「少ししか~ない」 немало「少なからぬ」 довольно「充分な」、短語尾は考えられませんが сколько「いくつ、いくらの」も同様に振る舞います。
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この回答へのお礼

なるほど!とてもよく分かりました。もっと勉強しなくては…
丁寧にご説明くださり、大変ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/14 15:18

моного は副詞ですが後に生格を従えて「~の多く」として文の主語または直接目的語(対格)となり、名詞のように振る舞うこともあります。

主語のときは文法的には моного の方を主語と見なすため述語はそれに合わせて単数・中性となります。意味的には生格の名詞・代名詞が主語のように感じられますが、生格は文法的な主語にはなれず述語を支配することはできません。

их はони の生格です。

数量を表す語はこのように後に生格を従え、主語になるときは述語が数量詞に一致するものが多くあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます、動詞が中性過去になっていう理由について大変よく分かりました。
重ねて質問させて頂いてもよろしいでしょうか。
многоにつく可算名詞は複数生格になるために、
ихの元の形はонなのかと思っていました。
многоにすでに「複数」の意味があるため、много+単数名詞(→複数生格)
という構造になるものと理解していたのですが、
много+複数名詞(→複数生格)の場合もあり得るのでしょうか。

今回の文の場合、их の元の形が он なのか、ониなのか、
それとも両方であり得るのかは、前の文脈から判断するしかないということになるのでしょうか?

お礼日時:2011/10/14 13:16

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