
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
ごく小さな中心核が軽元素を燃やし尽くし、核反応が吸熱反応になると重力崩壊を起こします。
重力崩壊に伴ってニュートリノバーストが起こります。
ニュートリノはほぼ光速で周りの物質をほとんど素通りして地球に到達します。
崩壊した中心部に周りの物質が落ち込んで跳ね返ることで外側に向かう衝撃波が生じます。
衝撃波は物質を超高温に加熱しながら外側へ向かって進みます。
ここで大量のX線も生じますが、外側の物質に吸収されるのでまだ恒星表面から出ることができません。
衝撃波は秒速数千kmで進み、数時間から数日で恒星表面に達します。
そうすると超高温になった恒星表面からのX線放射放射が急増し、X線バースト現象になります。
というふうに理解しています。ここあたりが↓参考になるかと。
http://d.hatena.ne.jp/active_galactic/20100213/1 …
詳しい説明、ありがとうございます。
>数時間から数日で恒星表面に達し、、、恒星表面からのX線放射が急増し、X線バースト現象になります
ということは、3時間のずれならば、衝撃波が、3時間で恒星表面に達した
ということでしょうか?
それと、「X線放射が急増」というのは、電子や陽子の制動輻射によるものと思いますが、
その起因は、核融合によるものでしょうか、
それとも、単に超高温になったためでしょうか?
No.3
- 回答日時:
太陽中心で発生した『光(光子、という物質)』が表面に届くまで、100~1000万年、ですね。
ガスがぎゅうぎゅうに詰まって、真っ直ぐ進めないから。
この回答への補足
ありがとうございます。
超新星で、X線バーストとγ線バーストの地球到達の時間差は、どれくらいなのでしょうか?
というのは、X線バーストが、超新星爆縮時、表面での核融合に起因するものなのか、
それとも、内部で発生したγ線が、コンプトン散乱によって、波長が伸びて、
X線になったものか、
知りたいのです。
No.2
- 回答日時:
「太陽の中心で発生した光が 太陽の表面にまで出てくる」の解釈によるんだけど, Wikipedia によると「中心で発生した熱が表面から出ていく」まで 17万年くらいとか.
資料によってはもう 1桁多くなってたりもするね.
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