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「かなり」を辞書でひくと、「思いのほか程度が大きい」、「並み以上」などとでています。

しかし、「かなり出来上がった」は、「まだ完全には出来上がっていない」状態だし、「かなり」の漢字表記も「可也」で、「優、良、可、不可」の並びで考えると、「やっと合格圏内にはいった」感じがします。

そこで、質問は、「かなり」は英語のveryと同じように

「かなり良い」>「良い」  (very good > good)

なのか、逆に

「かなり良い」<「良い」

なのかという点です。

A 回答 (13件中1~10件)

漢字「可也」の字義はあまり考えない方がいいと思います。

「かなり」は「相当」に置き換えられますが、「相当」の字義を考えると、等しいという意味になります。

「優良可」から「かなり良い」を導く議論は間違いです。「かなり良い」の議論は「良」の中での差異になります。

仮に「上良・並良・下良」とした時、「かなり良い」は、「並良」ではない事が趣旨であり、「並良」以上であるという意味です。

ですから「かなり良い」が「悪い」という意味になりえません。
ケースで意味が変わるということもありません。
「かなり」を使っている時点で前提として「上良・並良・下良」があるのです。常に「上良≧かなり良い>並良>下良」という事です。
良に最上級があるかどうかというよりも、並良・下良があってそれより良いと言う時の言葉です。

質問文では、
「かなり良い」>「良い」 
「かなり良い」<「良い」
のどちらかということですが、この比較は間違っていますよね。
「良い」が「並良」ならば、「かなり良い」>「良い」です。「かなり良い」<「良い」ということはないと思います。

「かなり出来上がった」の議論にも同様の間違いがあります。完成度に「高・中・低」などがある場合にはじめて「かなり出来上がった」と言えるのです。
そうでなければ「かなり出来上がった」という言語自体が途中なのに「出来上がった」という言葉使う矛盾が生じてしまいます。

結論:「かなり良い」>「(普通に)良い」
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この回答へのお礼

有難うございます。
「上良・並良・下良」の議論、よく分かりました。実は、この質問をしたのは、何かのアンケートの選択肢に

非常に悪い・悪い・かなり悪い・普通・かなり良い・良い・非常に良い

というものがあり、やや違和感を感じたためです。この選択肢は、あまり宜しくないですね。

「かなり、出来上がった」については、建設中の新居を見に行ったときの感想として「かなり出来上がったね」という言葉を聞いたので、例に挙げましたが、「出来上がった」=「完成した」と考えるとおかしくなるわけですね。

一部出来上がった・半分出来上がった・かなり出来上がった・すっかり出来上がった

などと言いますから、着工から完成までの過程を「出来上がる」と考えれば良いのですね。

お礼日時:2011/10/27 20:23

#10です。


#10のお礼再掲
#9の回答者様へのお礼の繰り返しになりますが、この質問をしたのは、何かのアンケートの選択肢に
非常に悪い・悪い・かなり悪い・普通・かなり良い・良い・非常に良い
というものがあり、やや違和感を感じたためです。この選択肢は、宜しくないですね。
工事の進み具合についても、よく分かりました。

こうやって並べて書けば悪い順になっているのだろうと推測しますので、答える方は間違えないでしょうが、よろしくないことは事実です。
字義を根っこから知っていればこういうことになりません。

話は飛びますが、オリンピックの水泳に「自由形」という種目があります。
どんな泳法でもよく、速く泳いだものが勝ちという種目です。
だから自由形種目で平泳ぎで泳いでも泳法違反にはなりません。
ところが、今のスポーツアナウンサーでも「自由形」=「クロール泳法」と誤解している人が多いです。
自由形種目ではみんな100%クロールで泳ぐから「自由形」=「クロール泳法」と思いこんでしまっているのです。
田舎の水泳大会では、自由形種目でバタフライの選手が出てきて、バタフライで泳いで勝ってしまうときがたまにります。
そのアナウンサーも「自由形」という字義をしっかり理解いしていれば、嗤われることもなかったでしょうに。
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この回答へのお礼

まさにその通りだと思います。
有難うございました。

お礼日時:2011/10/28 20:36

お礼有り難うございます。



(No.9のお礼)
>『実は、この質問をしたのは、何かのアンケートの選択肢に
>非常に悪い・悪い・かなり悪い・普通・かなり良い・良い・非常に良い
>というものがあり、やや違和感を感じたためです。この選択肢は、あまり宜しくないですね。』

私見になりますが、あまりどころか、かなり宜しくないと思います。
どこのアンケートですか?選択肢について学んだ事はありませんが、プロ的にも間違っているんじゃないでしょうかね。

「出来上がった」の件は、「上がった」が混乱の元でしょうね。「半分出来上がった」というよりも「半分できた」と言う方が量の議論が科学的になりますね。

アンケートの選択肢に、あいまいな「かなり」を入れない方がいいと思います。「かなり」を入れないで5段階にするのが多いですよね。7段階にしたければ別の副詞を使うべきですね。


「違和感」を感じる(重言・笑)のが正解だと思います。そのアンケートのダメ選択肢を前提に、無駄な議論をしなくてもいいのではないでしょうか。質問者さんがどう考えておられたのか知りませんが、何事もプロの弁に振り回されたらいけませんよ。プロの話を基準にするのは信仰(お任せ)ですからね。悪意のない真面目な専門家でも身につけた専門知識への過信が見られますので。
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この回答へのお礼

有難うございます。
「出来上がった」については、確かに「完成した」の意味合いが強いですね。
しかし、「出来た」も「完成した」の意味で使われる場合もあるので、厄介ですね。
言葉の意味は、状況に依存するということでしょう。
違和感なく「重言」を言ってしまいました。(笑)
かなり理解が深まりました。

お礼日時:2011/10/28 20:34

#8です。



>「私が『良い』と推測する」という部分ですが、「私が『良い』と評価する」という理解で宜しいでしょうか。

そうですね。
あらかじめ「良い」と評価していた程度、
というだけではなく、
現に「良い」と評価する
という場合も含まれると思います。
  
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この回答へのお礼

有難うございます。
かなり良く分かりました。

お礼日時:2011/10/28 20:12

「かなり」は仰せの通り「可也」です。


ただし、「優、良、可、不可」の採点の順番の可とは若干違います。
「可」の本来の意味は「良い」や「合格」という意味です。つまり、採点の「優、良、可」の三つの部分を総合したものです。すなわち「不可」以外の部分です。
大学の試験の採点の「可」はあまりいい点数ではありませんが、合格は合格です。
ということで、「かなり良い」は「良い+合格」という意味になります。
あなたが引いた辞書の、「思いのほか程度が大きい」、「並み以上」は、当たっていると思います。

>「かなり良い」>「良い」(very good > good)なのか、逆に
>「かなり良い」<「良い」
>なのかという点です。

「かなり良い」は「良い+良い」or「良い合格」ですから、単に「良い」よりも上ということになります。
●「ハッキリと良い」ですね。

>「かなり出来上がった」は、「まだ完全には出来上がっていない」状態だし・・・。

工事と考えれば、これは、●「よい出来上がり方」⇒「予定よりも進んでいる」ということでしょう。
「出来上がり」は「工事完成」ではなく、「進み具合」と取った方がよろしいと思います。

試験の点数の「可」よりも、「可」という漢字の本来の字義に照らすと分かり易いと思います。
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この回答へのお礼

有難うございます。

#9の回答者様へのお礼の繰り返しになりますが、この質問をしたのは、何かのアンケートの選択肢に

非常に悪い・悪い・かなり悪い・普通・かなり良い・良い・非常に良い

というものがあり、やや違和感を感じたためです。この選択肢は、宜しくないですね。

工事の進み具合についても、よく分かりました。

お礼日時:2011/10/27 20:29

#6です。



>「私が『良い』と推測していた程度」

というのは、どういう意味でしょうか。

例えば、90点取って

「今学期の成績は、かなり良かった」

と言った場合、

「私が『良い』と推測していた程度」=85点

というようなことですか。

そう思います。
おっしゃるところの、
「かなり良い」=「私が『並み』と考える程度より良い」も当然、この範疇に含まれるわけですが、
ただ、「『並み』と考える程度より良い場合」には推測値との落差が大きいので、
「今学期の成績は、[ 非常に / 最高に / 極めて ] 良かった」
などという表現が妥当ではないかと思うわけです。
これらの副詞群に比較すると、「かなり」の場合は推測値との落差が小さくて、感情をある程度押さえつつの表現になるような気がします。
推測値との落差が殆んどないような場合であっても
「私が『良い』と推測していたと同じ程度に(とても)良い」
というニュアンスで使う場合もあると考えたのはそのせいでもあります。
  
  
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この回答へのお礼

有難うございます。

「私が『良い』と推測する」という部分ですが、「私が『良い』と評価する」という理解で宜しいでしょうか。

お礼日時:2011/10/27 20:06

まず「良いか悪いか」に程度があります。


1.形容詞で「好悪」の度合い
・善(よ)し  …好ましい。
・宜(よろ)し …程よく、適当である。
・悪(わろ)し…劣っている。好ましくない。
・悪(あ)し …快くない。憎い。粗末だ。
この場合には「可也(かなり)」で「よろし」となる。
ここでの副詞用法は本来用いられないのだが、今では「かなり善い」と遣って、「善い」に満たない「よろし」に相当させる。ただし、「かなり宜し」は「善し」に近い方の「よろし」になる。「悪し」ではこの真逆となる。

2.形容詞で「可否」の判断
・秀・優・良
・可…よろしい。さしつかえない。肯定。許可。合格。
・不可
この場合も、「かなり」で「よろし」「許可」に相当。
ただし、副詞用法では「相当な程度」として「秀・優・良」のレベルを指す。

「かなり」の用法は上の通り「よしとして許す」が原義ですが、その漢字「可也」の他に、特に副詞用法において同音の「可成」のニュアンスも混在ししてしまい、ニュアンスはますます多様化しています。

1.形容動詞「かなり」
1) 可也…よろしい。さしつかえないさま。
「子曰、可也(子いわく、可なりと)」(「論語 雍也」)
2) 可成…可であると認める。十分ではないが一応の水準に達しているさま。

2.副詞「かなり」
1) 可也…思ったより以上に。相当な程度で。
2) 可成…なるべく。できる限りで。まあそのくらい。許せる範囲で。

したがって、発話の際に相手に誤解をさせないような、明快な表現での使用が求められるでしょう。
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この回答へのお礼

有難うございます。
ちょっと私には難解ですが、「思ったより以上に」と「差支えない程度に」の曖昧性があるという理解でよろしいでしょか。

お礼日時:2011/10/26 20:13

#2です。



>「かなり良い」=「私が推測していた程度より良い」

又は、

「かなり良い」=「私が『並み』と考える程度より良い」

という感じでしょうか。

そのような場合にも使うと思います。
ただ、基本的には、
「私が『良い』と推測していた程度より良い」
といったニュアンスで使われる場合が多いような気がします。
#2の英語表記は少しおかしかったかもしれませんが、「≧記号」を使ったのは、
「私が『良い』と推測していたと同じ程度に(とても)良い」
というニュアンスの場合も含むと考えたからです。
  
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この回答へのお礼

有難うございます。

ちょっとよく理解できないのですが、

「私が『良い』と推測していた程度」

というのは、どういう意味でしょうか。

例えば、90点取って

「今学期の成績は、かなり良かった」

と言った場合、

「私が『良い』と推測していた程度」=85点

というようなことですか。

お礼日時:2011/10/26 20:08

文脈によると思います。




ついでに書けば、

better > good とは限りません。こちらも文脈ですが。
 
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この回答へのお礼

有難うございます。

そうですね。

My idea is not good, but better than yours.

と言えますからね。

お礼日時:2011/10/25 20:43

かなりの語源は可なりと許し認める意とでます。

非常にとまではいかないが、
並みとか一通りをこえるていどであること。相当とでますね。

英語では15ほどの訳が出ますがpritty good decently well
中でdecentがvery goodの控えめ表現となっています。

「れっき」としたから「まあまあの」まで幅広く使われるところを見ると
文脈から類推するしかなく、本当はすごく良いと云いたいところを謙遜して、
使われることもあるのでしょう。

かなり良いと良いを比較する事は難しいです。それぞれ使われ方が違うと思います。
良いは単純に悪いにたいする良いと考えた方が分かり易いと思います。
腕が良い職人。 良い声だ。 器量が良い。 頭が良い。

腕はかなり良い職人 器量はかなり良いほうだ。 頭はかなり良いとおもう。
良いをもう少し詳細に言いたい時かなりを使うように思います。

「ご主人さまお加減はいかがですか」

「おかげさまでかなり良くなりました。」「おかげさまですっかり良くなりました」
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この回答へのお礼

有難うございました。
良さに上限がある場合とない場合で意味が変わるのでしょうか。

上限がある場合は、「かなり良い」=「良いけれど上限までは達していない」
「おかげさまでかなり良くなりました」=「良くなったけれども完治はしていない」

上限がない場合は、「かなり良い」=「相当良い」
「この車の性能はかなり良い」=「この車の性能は相当良い」

お礼日時:2011/10/25 20:41

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