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「畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義」という政経参考書の166pにある説明は間違いではないでしょうか?

166pでは、付加価値の説明がなされているのですが、示されている計算の例では最終消費財価格と付加価値の総計が一致しません。

理由は、国内で生産されているはずの肥料や電気などの価格が付加価値から引かれてしまっているからです。

確かに中間生産物の額を引くのは当然なのですが、電気代や肥料代は、この例ではもともと販売額として総生産額を出す計算の式に組み込まれていなかったので、これを突然引いてしまうと、その分は国内では生産していない事になり、結果が小さくなってしまうのです。

この例では、最終消費財の価格が1500円のパンでした。
仮にこの国では一年に1500円分のパンしか生産されないのでしたら、国内総付加価値=GDPは1500円となるはずなのに、そこでは1350円になってしまっていました。

私の考えの方に誤謬があるのでしょうか?
皆さんはどうお考えになりますか?

A 回答 (2件)

#1です。

補足します。

国内生産ということであれば、もう一つだけ可能性があります。
前年以前に肥料や電力が作られていた場合です。この場合には、投資(在庫投資)のマイナスとしてGDPから減らされます。

電力が前年以前に作られて保存されていたと考えるのはちょっと無理がありますが・・・。

この回答への補足

度々、お付き合いいただき感謝します。

そうですね、前年以前に生産されていた価値は、前年のGDPに含めるため、今年度の最終消費財価格から引かねばなりませんね。

ただ、どうも畠山氏の書かれ方や、メールでのご返信などを鑑みますと、そういったニュアンスではないようでした。

前年以前に作られたものや、外国で作られたもの以外を、最終消費財価格から引いてしまう、というのは変なのではないか、という自分の疑問が、そんなに的外れではなかったかも知れない事が分かってよかったです。

ありがとう御座います。

補足日時:2011/11/17 02:36
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって済みません。

他の方の回答も待っていたのですが、どうも出ないようですので、先にお礼をさせて頂きます。
どうもありがとう御座いました。ではでは・・

お礼日時:2011/11/27 22:48

その本は読んでいませんが。



GDPは一定期間(一年間)に国内で生産された付加価値の市場価値での合計です。
最終消費財価格と付加価値額が一致するのは、輸出入がない場合(閉鎖経済の場合)だけです。


質問分から察するに、
 労働と肥料で小麦が作られ、小麦と電力でパンが作られている。パンの価格は1500円、肥料と電力は合わせて150円となっている。
という例だと思います。

ここで、肥料と電力を輸入しているとすれば、その分は国内で作っていないので引かなければなりません。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

やはりそうなりますよね。

つまり、肥料と小麦が国外生産というのでないかぎり、それを最終消費財であるパンの価格1500円から引いてはならないように思われます。
しかし、参考書の当該ページでは、特にそれらが国外生産であるという記述はありませんでした。

そこで、その旨を栄光ブックスさんの方に問い合わせ、その担当の方から間接的にではありますが、畠山さんに質問させて頂きました。

畠山さんの説明では、その部分は全て国内生産を想定して書かれたものだ、との事でした。
そしてそれはGNPの話ではなく、あくまで国内生産という概念についての話である、と。

私は、質問はGNPについてのものではない事、そして国内生産であるならば肥料と電力を国内生産付加価値としてカウントしなければおかしいのではないでしょうか、という質問を再度させて頂きました・・・


が、それに対する回答は前回のものに限りたい旨が栄光ブックス担当の方から届き、その後はまったくお便りを頂いていません。そこで、いつまでも疑問は疑問のまま残ってしまった形となったのでした。

この参考書を使わせて頂き、生徒に政経を教えているため、生徒の手前もあり正確な知識を教えたいのですが・・・

そこで今回、ここを借りまして質問させていただくことにしました。

補足日時:2011/11/13 23:26
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