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と、良くwebでは述べられている記事を目にしますが本当でしょうか?
「体内の酵素は限りがあるため、食品に含まれる酵素を取り入れなくてはならない……」
ということですが、どうにも怪しげな言い分にしか思えません。

A 回答 (4件)

No.2です。



他の方へのお礼ですが「アミラーゼを含む胃腸薬などもまるで効力がないということになりますが……」とありますが、胃腸薬がどこで効果を示すかわかりますか?

Saturn5さんが言うように酵素はタンパク質で、そのままではとても吸収されるようなサイズではありません。
それを分解してペプチドやアミノ酸にしないと体内には取り込めないのです。
しかし、アミラーゼは消化酵素で消化を助ける酵素ですので取り込む必要は無いのですが。

アミラーゼは唾液や膵臓から分泌される酵素で澱粉やグリコーゲン(どちらもブドウ糖がいっぱいくっついた物です)を分解する酵素です。
澱粉等が大きすぎて吸収できないため、アミラーゼで分解して吸収するために分泌され、それ以外には効果がありません。
アミラーゼは唾液で分泌され、咀嚼を助け口腔内で働きます。
あなたが書かれたように胃に入ってしまうと強力な酸である胃酸により唾液に含まれるアミラーゼは活性を失います。
しかしこのアミラーゼは既に役割を終えておりますので問題ありません(良く噛まないと消化が悪いという理由はココ)。
また、上にも書きましたが膵臓からもアミラーゼは出ておりますので、分解しきれなかった物は十二指腸で膵液に含まれる酵素により分解されます。

「胃腸薬は口から飲むし胃酸の影響を受けるよね」と思われるでしょうが、胃腸薬に含まれる消化酵素は別に人から取った消化酵素ではなく、人の消化酵素と全く同じではありません。

現に胃腸薬に含まれる消化酵素の「ビオヂアスターゼ2000」等はアミラーゼ作用を有しており(リパーゼ作用もありますが)、澱粉などの分解を行い胃腸の働きを助けますが、元が糸状菌が産生した酵素で酸にも強いのです。

このような耐酸性の酵素は、経口摂取すると体内で効果を示しますが、吸収されることはありません。

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次に私へのお礼への回答ですが梅干しやりんごを食すと胃腸に良いのは確かだと思いますよ。
何せ食物繊維が入ってますからね。またクエン酸なども含まれておりスッとすると思います。
また、上にも書きましたがアミラーゼは唾液の中に含まれており、梅干しを食べると唾液の分泌が活性化されますので、それが消化を促したのかも知れませんね。

一言付け加えると、別に梅干しやりんごの消化酵素が入っているから、胃腸が楽になるわけではありません。
なんか、「生のまま食べると酵素が…」って事を言っている人が居ますが、梅干し生じゃないし、本当にそうなら全部生で食えって話です。肉にも分解酵素入ってますがね…

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最後に要らないお節介ですが、潜在酵素等という言葉は学術的な用語じゃないと思います。
学術論文探しても出てこないんですよね…


人の消化酵素は何もその基質(分解する対象)があるから分泌されるわけではないので、例えばペプシンで分解したお肉を食べたとして、そのお肉が既にペプシンで分解されているからといって胃液に含まれるペプシンの量が減るなどと言ったフィードバックは起こりません。

つまりNo.3さんが言うような消化酵素が含まれた食物を食べると、自分が分泌する消化酵素が少なくて済むなんて事はありません。

また、火を通した食材は消化酵素が失活しているなんてありますが、火を通せば既に分解が進んでおり消化が良くなりますね。別に消化酵素なんて含まれていなくとも、火を通せば消化は良くなりますがね…意味わからん。

また、消化酵素の分泌が少なくて済んだと言って、何が代謝酵素に回るんでしょうか?
原料のアミノ酸?そんなの十分量のアミノ酸を摂取してれば足らないなんて事は無いですよ。


基本的には活動に必要な酵素は体内で生産されますし、足らなかったり、多すぎたりするとフィードバックが掛かります。
それでも不足や過剰になった場合は、明らかに病になりますね。
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限りがある・・・の解釈の仕方の問題かな?・・・



酵素には消化酵素と代謝酵素があり,ひっくるめて潜在酵素と言います。一日に作れる量には限りがあります(血液だって無尽蔵に造れるわけではないようにね)。
で,消化酵素にですが,火を通した食材に含まれている消化酵素(自分自身を消化するための酵素が含まれている)は不活性になっています(食べた食物を消化するための酵素を作り出さなければならない)。
生のままであれば,消化酵素も活性のままなので,食べた時にその食物を消化するための酵素を作り出す量は少なくて済みます。その分代謝酵素に回せます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
こちら(http://okwave.jp/qa/q7189847.html)でもお聞きしたところ、人体が食物を消化するには大きくエネルギー(体力)の消耗をするということで、そういったことを「酵素に限りがある」といった表現としているのでしょうか。

それにしてもかなり湾曲的な表現だと思いますね。

お礼日時:2011/12/15 11:53

怪しいってか嘘ですよ嘘。


限りがあるなんて…

食品に含まれる酵素を摂取しても何の特にもなりませんし(他の方の回答どおり)、酵素ってのは働くべき相手(基質)が決まっており、食物の酵素を摂取してもなんの役にも立ちません。


っというか本当だとして、酵素が不足して病気になるなら、経口摂取なんて効率の悪いことしないで、病気を治療するために酵素を注射なりで補うでしょうね。

酵素の製造に限りがあって、それが終焉を迎えて罹る病なんて聞いたことありませんがね。
ちょっと考えれば嘘だとわかるんですけどね。

あと、「酵素の生産には限りがある」って言うのが真実だとして、それを制御しているのは何なんでしょうね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
限りがあるというのは、やはり流言でしょうか。
しかし、食品によっては胃腸の不調を確かに直してくれる感じではあります(ウメボシやリンゴ……そんな気になってるだけ、ということも考えられますが)。酵素の働き……ではないでしょうけど、そのメカニズムも知りたいものです。

お礼日時:2011/12/14 19:07

体内で働いている酵素は全てその生物が自分で生産した物です。


いわば、細胞は酵素の生産工場であり、遺伝子というのは酵素の設計図
でもあります。

酵素というのはかなり巨大なタンパク質であり、経口摂取した場合には
必ずタンパク分解酵素でアミノ酸まで分解されます。ですかから、
酵素を「酵素の形」で摂取しても無意味で、酵素の部品となる20種類の
アミノ酸が足りていれば細胞は自分で酵素を生産します。

健康食品、美容品の分野では誤った科学がまかり通っています。
騙されないようにしてください。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
なるほど、参考になります……。
しかし経口摂取した酵素が分解されてしまうのでしたら、アミラーゼを含む胃腸薬などもまるで効力がないということになりますが……。このあたりはどうなっているのでしょうか。

お礼日時:2011/12/14 16:37

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