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現在、小学校の普通教室で使用されているいすや机は、JISの規格に基づいているらしいですが、具体的にはどういったないようなんでしょうか。サイズや、材料が決められているのでしょうか。
また、小学校の中でもパソコン教室などの椅子は普通教室の椅子とは違うらしいのですが、その辺はいいんでしょうか。
私事ですが困っています。お願いします。

A 回答 (2件)

机は基本的に企画サイズが決まっています。


サイズは忘れましたけど、何より決まっていて、材質は木が普通です。
なぜならば木は金属などから比べ、やわらかく、怪我を最小限に抑えられます。
それに明るく感じられます。

パソコンルームなどのイスは確かに違いますね。私の居た学校でもイスにはキャスターが付いていました。
やはりパソコンは座って移動することが多いです。意外にやっていて感じます。

一部意味不明に近いです。すいません
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この回答へのお礼

早速ありがとうございました。
確かにイスの座面や背もたれ、机の天板は木ですがその他は金属ですよね。予算や安全性などの関係なんでしょうかね。
パソコン教室の椅子なども一応規格に基づいているんですかね、あれでも。

お礼日時:2003/12/04 17:06

JISには,「S 1021:1999


学校用家具 ― 教室用机・いす」という規格があります。
内容は基本的に,大きさと性能(安定性・耐久性など),そしてその性能の試験方法です。
この規格は,戦後制定されてから何回か改正されていますが,今回(99年)の改正ではかなりの変更がありました。

まず大きさですが,それ以前は一番小さいのが11号,以下10号・9号…とだんだん大きくなっていき,1号が最大(1991年の改正でその上に特号を設けた)となっていました。(目安として,小学1年生が8号ぐらいでしたね。)
99年の改正では,国際規格に合わせて,一番小さいのが0号,最大が6号と,逆向きに,また大まかになりました。

具体的に数字をあげてみましょう。たとえば,小学1年生の教室に多く見られる2号の場合,
(机)
机面の高さ 520mm
ひざ部分の最小高さ 350mm
ひざ部分の最小幅 470mm
(いす)
座面の高さ 300mm
座面の有効奥行き 290mm
座面の最小幅 270mm
背もたれ上端までの高さ 250~280mm
などとなっています。

回答No.1さん:
>何より決まっていて、材質は木が普通です。
いつの話をしているんですか。
確かに,最初のJIS規格では,学校の机・椅子は全部木製と決まっていましたが,
すでに,1966年の改正で,金属やプラスチックも使えるようになっています。
確かに現在でも,座面や背もたれは木が多いですが,それはあくまでも選ぶ学校側の好みの問題であって,JISがそう決めているからではありません。
現行のJISでは,材料については「人体に有害な物性を持たないものとする。」という一言だけです。あと,有害な例として,ホルムアルデヒドの放出量の上限が決められています。それだけです。

>確かにイスの座面や背もたれ、机の天板は木ですがその他は金属ですよね。>予算や安全性などの関係なんでしょうかね。

まあそれもあるでしょうが,それよりも「同じ耐久性なら,金属にしたほうが軽い」ということがあるのではないでしょうか。
掃除のときなど,昔の木造校舎によく似合うようなオール木製の机と椅子を運ぶのはちょっと大変そうです。
また,椅子については,積み重ねられるということもあるでしょうね。
木の脚だと折れやすくなりそうです。

>パソコン教室の椅子なども一応規格に基づいているんですかね、あれでも。
パソコン教室を意識した規定も,わずかながらあります。
ただ,具体的に「パソコン教室の机(椅子)は,~~とすること。」といった規定があるわけではありません。
「脚にアジャスタ及びキャスターを取り付ける場合には,丈夫でがたや抜けなどがなく,滑らかに作動すること。」
「机に電気機器及び配線材料を組み込む場合には,電気用品取締法に基づく電気用品の技術上の規準を定める省令に適合していること。」
と,これだけです。
一般教室にパソコン接続用の端末を備えた机を置いたっていいわけですし,あまり細かく決めないほうがよいのでしょう。

というわけで,
>小学校の中でもパソコン教室などの椅子は普通教室の椅子とは違うらしいのですが、その辺はいいんでしょうか。
という質問に対しては,「構いません」と答えることになります。
なぜならば,パソコン教室の机や椅子なども含めた,包括的な規定になっているからです。

もっとあれこれ,事細かに規定されていると思っていらっしゃったかもしれませんが,全体として改正のたびに,自由度が増す方向にあるようです。
戦後すぐに制定された時は,粗悪品によって子どもがケガをするといけないという意味合いが強かったようですが,その後の技術・性能の進展,人間工学の発達などの中で,細かいことまで決めるのではなく,むしろ耐久性などクリアすべきラインをきちんと定めておけば,あとはメーカーの創意工夫に任せてよいだろう,という方向に流れが変わってきたものと思われます。
特に,最近は学習のスタイルも内容も多様化し,「総合的な学習の時間」などで,大きな資料を広げたりするような場合もありますし,情報デスクのような,従来の学校では考えられなかった机が必要になってきています。
そういった流れを考慮して,「広く,浅く」規定する方向で99年の改正は行われました。
あとは,実際に学校側がどういう机・椅子を選ぶかという問題になるわけです。

なお,
>私事ですが困っています。お願いします。
とのことですが,いっそのことJIS規格の原文(規格票という)を入手されたらいかがですか?
東京にお住まいでしたら,
○日本規格協会の本部
 (〒107-8440 東京都港区赤坂4-1-24)
○ジュンク堂(池袋の東口にある,専門書が非常に充実している書店)
で,現物を見たうえで購入できます。また,閲覧・コピーだけなら国会図書館でも可能です。
それ以外の地域でしたら,日本規格協会のホームページ
http://www.jsa.or.jp/
で通信販売を行なっています。
また,PDFファイルをダウンロードすることもできます(上記ホームページからJSA Webstoreに入る。クレジット決済)。値段は冊子版と同じです。

参考URL:http://www.jsa.or.jp/
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この回答へのお礼

詳しくご回答ありがとうございました。
国会図書館は便利ですね。都内の者ではないのでなかなかそこまで足を運べません。JISのHPはこの間見ましたが、ダウンロードが有料でしたのでためらわれてやめてしまいました。それでどなたかご存知ではないかと思いここに質問しました。
度々の改定でサイズが大きく変わってきているのは知っていましたが、具体的な数値を提示していただき感謝しています。材料の規定もゆるくなっていたのですね。知りませんでした。
現在小学校で使用されているイス(あくまで私の知っている、ですが)は単価が安いんですかね?耐久性と重量の関係で(?)木材と金属を使用しているとありましたが、極端な話パイプイスの方がいいのではと思えてしまうのですが。。持ち運びも楽ですし。サイズ調節などの問題があると思うのでだめだというのはわかりますが。
私の子供時代の記憶ですと、とにかく重かった、というのがあったものですから、どうにか変わらないもんかと思ってこのような質問をしたまでです。
もし他にもご存知の情報がございましたらまたお知らせいただけると幸いです。

お礼日時:2003/12/07 16:24

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