
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
昨日回答してから、アニメだからコマ落としが有ったのではと気になりました。
見直してみると、最下点までは連続、上昇時に画面の切り替えが有ります。
全体の流れは連続の様ですが、ここで0.何秒かのコマ落としが有った可能性は有ります。
それでも4.0~4.5秒は妥当な周期と思います。
周期の式は、小さな振幅の振り子に付いて導かれていますが、振り子には等時性が有りますので
大きな振幅でも変わらないと見なせます。
それでブランコの長さに関する結果は変わらないと思います。
カメラアングルは最初は真下からハイジが空から降ってくる様に見える位置。
次いで側面に移動し、最後はワイヤーアクションでハイジと空中でほぼ平行して
撮影しています。最初のカットがブランコを長大に見せている原因かと思います。
さて、最下点での速度ですが、L=16~18mとして v=√(2gh)、hは高度差、に振れ角2x70°
(アニメの最上点の画像から読み取れる)を入れて計算すると
v = 50~55 km/hr となります。ブランコが短くなってもかなりの速度です。
やはりハイジは永遠のスーパー少女です。雲にも乗れますし。
No.4
- 回答日時:
ブランコの動きからブランコのひもの長さを求める事は出来ますが、ブランコのひもを固定している高さが分からなければ、ブランコの最下点が地上からどれだけの高さになるかは分かりません。
No.2
- 回答日時:
面白い質問です。
No.1の回答も興味あり、参考URLも拝見しました。
空想科学の分析には致命的な欠陥が有るようです。
ハイジの乗っているブランコは振り子ですから、振り子の周期から
ブランコの長さを求めることができます。
式は簡単で、周期T、振り子の長さL、重力加速度gとすると
T = 2π√(L/g)
アニメを見ると、ハイジがブランコの最上点から映り出し、最下点を通過し
反対側の最上点で戻り、振り出し点に戻るまで4.0~4.5秒です。
(最下点通過から最上点の戻り点までの4倍としてもこの範囲内。)
ハイジは立ち漕ぎもしていないので、振り子(綱)Lの長さは一定と見なせます。
このデータから綱の長さを計算してみると
L= 16~18mです。
ハイジの重心の位置を加えても20~30cmも違わないと思います。
周期の式は、振幅の小さい場合の近似式でハイジの様に大きく振れている場合は
もっと複雑な計算が必要です。
しかし、27mの長さでジェットコースター並の速度というトンデモ本よりは
まだまだのどかで楽しめる範囲です。
最下点とブランコまでの距離は、カメラアングルやレンズ構成等で騙され易いため
推定不能でしょう。
昔なら屈んだカメラマンが間に入れる距離。今ならCCDカメラ等でなんとでもなります。
ハイジの身長もアニメでは極端にデフォルメしてあるので参考にはなりません。
どこの国かは忘れましたが、若い男女がとても長いブランコで遊んでいたのを
TVで見ました。多分8~10m程度で、のどかな様子でした。
その倍の16~18mは漫画ですから許容範囲内と思います。
地面からの高さは、腰の高さくらい。高いですが、まだ乗れる高さです。
ハイジのアニメで現実と違うのは、山の作業小屋での夏の間の生活です。
隙間だらけの丸太小屋で水もトイレも有りません。牛や山羊と同居です。
高熱を出して、泊めて貰らった事が有ります。悪寒する体を牛の隣の藁に
潜らせ、牛の放尿音を夢うっつの中に聞き、朝霧の中で目を覚ましました。
霧の中からヨーデルが聞こえ熱もすっかり納まっていました。
少年にトイレはと聞いたら赤面し、代わりに父親が「その辺その辺・・」
と言います。少年がポッと「その辺の小川」というので、「そう言えば今朝
ヨーデルが響いてたね。」と言ったら。「隣の親父が小川で糞した後必ず
呻るんだ。」との事。
そうかそれで(よ~出るか)とその青年は納得しました。こんな駄洒落親父に
成り下がるとは当時知るよしも無く。
食事は谷から持ってきた貴重な黒パンと石鹸の様な固く不味いチーズ、牛乳は
飲み放題。コーヒーは数少ない嗜好品。パンは持参で、チーズと牛乳は食べ放題
飲み放題で1泊150円くらい控えめに要求されました。
夕暮れは早く、ランプ節約のためにとても暗く、ラジオだけが楽しみの様でした。
当時は。
現存するハイジの小屋は谷に有る住まいとしての小屋で、夏の間の作業小屋とは
違うようです。しかし、生活は両者での生活がチャンポンになって描かれている
様な感じがします。
この回答へのお礼
お礼日時:2012/02/24 00:29
回答ありがとうございました。ハイジのアニメと現実との違いなど興味深い話も知ることができ、楽しく読ませてもらいました。協力ありがとうございました。

No.1
- 回答日時:
その話を詳細に解説した本が売られています。
「また「空想科学文庫11」という本では、アルプスの少女ハイジのオープニングに出てくる巨大ブランコについてのつっこみが笑えます。この最高速度がおよそ68km/時になるという驚くべきことがかかれています。著者の柳田理科雄さんがアニメのシーンを解析しブランコの長さが27m、鉛直線から70°もの角度からハイジがスタートしているのがわかっています。
オープニング29秒から見てください
この計算も同じように、力学的エネルギーの保存則を使って最高速度を計算すると、
となります。空想科学読本ではエネルギーの保存を使って最下点の速度を算出していたのです。
スプラッシュマウンテンを越える速度であるのに、笑顔で乗っているハイジ。ジェットコースターが大の苦手のぼくとしては、ハイジに完敗です。」
http://kuwako-lab.com/wordpress/?p=4954
この回答へのお礼
お礼日時:2012/01/04 18:04
回答ありがとうございます。僕もハイジの速度は表せたのですが、ブランコの最下点から地上までの距離があいまいだったので質問させてもらいました。
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