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中国語を独学している初学者です。

中国語で以下の文章を書いたところ、日本語を勉強している中国人の大学生からいくつかの添削が入りました。
いずれも、“会”の使い方がダメらしく、文中“ ”でくくったように“会”についてたくさん間違いを指摘してもらいました。
どうしてここに“会”が必要なのかが、よくわかりません。

#1 自分の故郷が舞台になっている映画について書いた一節:
所以看了这部电影,我就经常"会"想起我故乡。
(だから、この映画を見ると、私はいつも故郷を思い出してしまいます。)

#2 友だちが、クリスマスにホームパーティーに招待してくれた時のエピソードの一節:
每年她的丈夫都"会"为(/给)我们做许多晚会的料理,我"会"提供几瓶日本酒,而别的朋友也"会"提供几瓶葡萄酒。
(毎年彼女の夫が私達の為にたくさんの料理を作ってくれます。私は何本かの日本酒を、別の友達は何本かのワインを提供します。)

“会”そのものの意味の他、たぶん、自分は中国語的な文章のつくり方・発想が理解できていないのだと思います。
日本語に、意訳でなく、直訳していただけるとその発想の違いが感じ取れるのかもしれません・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

>質問の例文の中の”会”を全部取っても、文としては正しいです。


>ただ、その感覚は、「今、そうする」と強く主張しているように感じます。

ごめんなさい。間違いました。
時間的な修飾がなければ、そうなりますが、
今回の例文”クリスマスにホームパーティー”という時間の説明があるので、
”会”なくても、「そうなったときに、そうする」の意味があります。

では、そのときの”会”があると、「お約束する」との意味が強いです。
”会”がなければ、「そう決まっている」との意味が強いです。

例:
明日他会来。→ 彼は来ると思う
明日他来。→ 彼は来る
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この回答へのお礼

訂正解説をありがとうございます!
わかりやすい例文を載せていただいたので、理解が容易でした。
心情などを語る場合は、このようなニュアンスを使いこなすことが重要ですね。頑張ります!

お礼日時:2012/02/19 13:12

”会”を中国語の新華辞典で調べると:可能,能够。

例:他不会来了。
日本語に訳すと:可能、できる
なんだか、いまいち分かりません。

実は簡単です。

質問の例文の中の”会”を全部取っても、文としては正しいです。
ただ、その感覚は、「今、そうする」と強く主張しているように感じます。
”会”を加えると、「将来(そのときになったら)(今ではない)、そうする」と意味します。
分かりやすい例、

カップルが分かれるときに、こう言う:我会想你。(これから恋しくなる)
カップルが分かれたあとに、こう言う:我想你。(今が恋しい)
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この回答へのお礼

最初、読んで混乱したのですが、No.3の解説を読んでよくわかりました。
きちんと訂正をしてくださり、ありがとうございました!

お礼日時:2012/02/19 13:10

「就」や「都」などの副詞や「会」、「能」などの助動詞(能願動詞)は、日本語に慣れているとなかなかうまく使えませんね。


語気助詞を含めて、ニュアンスを出す話法は、本場の会話で雰囲気をつかまないとなかなか頭では理解できても使えません。

まず、#1 の「会」は、英語の「must」で考えるとわかりやすいかもしれません。
「~しなければならない」の方ではなく、「~に違いない」「~のはずだ」の方です。
「当然、そうだ」という場合の「会」で単に辞書にある「可能性」よりももっと強いものです。
可能性よりも必然性と言ってもいいでしょう。必ずそうなるのです。

なお、否定したときの「不会」には「できない」以外に「~はずがない」という用法があります。

つまり、淡々と「いつも思い出す」のではなく「本当に(←就)いつも、必ず(←会)思い出す」のです。
このようにして、自分の言いたいことを誇張気味に話すのが中国語の特徴です。
相手に伝えたいことがある以上、控えめなんてことはありません。(笑)

#2 の用法では、#1 と同様に「当然のように~する」という意味があります。
辞書にも「~するものだ」という意味が出ていると思います。
それ以外にも「会」には「上手である」という意味もあります。
つまり腕前を強調しているので、単に「毎年恒例なので当然~する」以上に「うまくこなせる」「手馴れている」という意味にもとれます。
「会」がはいっていないと単純な習慣の事実を記述しているだけですが、「会」が入ると、毎年やっていて生き生きとした動作と楽しげな雰囲気が感じられるようになります。

以上、個人的な解釈が多分に含まれていますので、文法的な正解を踏み外しているかもしれませんが、それが言葉と言うものだと思っています。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすく丁寧な回答を有難うございました!
長い間わからないままだったので、初学者にも理解できる解説に思わず笑みがでるくらい嬉しかったです!

微妙なニュアンスを表現できるレベルにまだ達していないので、自分がつくる中国語の文章は限りなく平常文が続く感じになっているのだと思います。
「就」や「都」「会」「能」などが自在に使えるようなると、生き生きとした感情のこもった表現ができるのでしょうね。

解説を読んだ後、手元にある中国語のインタビューの記事を見たところ、「会」が使われている文章があり、「なるほど~、ここで『会』があるのとないのとでは大違いだな」と思いました。

貴重な時間を割いていただき、本当にありがとうございます!生き生きとした文章がつくれるよう、頑張ります!!

お礼日時:2012/02/14 18:06

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