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5つの中から言葉使いで適切なものを選ぶんですが・・・

1.お客様が参られました。 
2.「あの本を予約したい」と、お客様が申されました。
3.これが新しいカタログです。どうぞ拝見してください。
4.明日の朝、私どもからご返事いたします。
5.ご主人は土曜日の午後、ご自宅におりますか?

私は4番だと思うのですが、「私ども」のところが・・・
「私くしども」なら納得できるですが。
それか5番も悩みました。
お願いします。

A 回答 (9件)

国語審議会答申によると、謙譲語は「謙譲語I」と「謙譲語II」に分類されています。


「謙譲語I」は一般的な用法で、
「その書類はわたしが社長に【お届け】いたします」「明日、先生のお宅に【伺って】もよろしいでしょうか」などがあります。
「届ける・行く」という自らの行為に対して、「届ける先・行く先」が敬意を示すべき対象なので、「お届けする・伺う」という謙譲表現をしているわけです。

一方、自らの行為なども含め、特に敬意を示す必要のない行為者・動作主に関する動詞であっても、話し相手、または読者に対して丁重な表現をするために使われるのが「謙譲語II」です。
「その会合には、わたしが参ります」「母がこのように申しておりました」などがあります。
「参る・申す」は「行く・話す」の謙譲語ですが、「行く先(会合)・話す主体(母)」は敬意を示す必要のある対象ではありません。
しかし、「その内容を伝える相手に対して丁重に述べる」ための表現が謙譲語IIです。
「参る・申す・いたす・おる」などが典型的な例になるでしょう。


例文の1・2・5に関しては、この謙譲語IIに関する間違い例文と言えます。個別に答えて参ります。
>1.お客様が参られました。

「参る」という謙譲語IIを使っているので、伝える相手に対して丁重なのは良いのですが、肝心の動作主体である「お客様」に対する敬意が欠落しています。
『お客様がいらっしゃいました』のように、「来る」の尊敬語「いらっしゃる」を使うのが適切です。

>2.「あの本を予約したい」と、お客様が申されました。

1と同様で、「申す」という謙譲語IIを使っているので、伝える相手に対して丁重なのは良いのですが、肝心の動作主体である「お客様」に対する敬意が欠落しています。
『「あの本を予約したい」と、お客様がおっしゃいました』のように、「言う」の尊敬語「おっしゃる」を使う必要があります。

>5.ご主人は土曜日の午後、ご自宅におりますか?

上2例と同じく、「居る(おる)」という謙譲語IIを使っているので、伝える相手に対して丁重なのは良いのですが、肝心の動作主体である「ご主人」に対する敬意が欠落しています。
『ご主人は土曜日の午後、ご自宅にいらっしゃいますか?』のように、「居る」の尊敬語「いらっしゃる」を使うのが適切です。


3は謙譲語Iの誤った用法になります。
>3.これが新しいカタログです。どうぞ拝見してください。

「見る」という動作の主体が「相手(おそらく顧客)」なので、その動作に対して「拝見する」という謙譲表現をするのは間違いです。
『ご覧になってください』と尊敬語を使う必要があります。
「わたしが拝見します」であればむろん可です。


>4.明日の朝、私どもからご返事いたします。

この4だけが正しい表現です。
「返事をする」という動作の主体が「私ども」なので、「返事する」の謙譲語I「ご返事する(ご返事します)」を使いますが、「~いたす」という謙譲語IIを合わせることによって丁重さが加わり、敬意を明確に表現していることになります。
  
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まず、次のことを理解して下さい。


自分がすることを言いたいときは謙譲語を使います。
他者(自分以外の人)がすることを言いたいときは尊敬語を使います。

ではいきますよ。

1は「お客様」つまり「他者」が来た、と言いたいのですね。だから尊敬語を使わなくてはいけません。
「来る」の尊敬語は「いらっしゃる」、謙譲語は「参る」です。
だからこの場合は「お客様がいらっしゃいました」が正しい。

2は「お客様」つまり「他者」が「言った」と言いたいのですね。だから尊敬語を使わなくてはいけません。
「言う」の尊敬語は「おっしゃる」、謙譲語は「申す」「申し上げる」です。
だからこの場合は「お客様がおっしゃいました」が正しい。

3は話している相手つまり「他者」が見ることを求めているわけですよね。だから尊敬語を使わなくてはいけません。
「見る」の尊敬語は「ご覧になる」、謙譲語は「拝見する」です。
だからこの場合は「ご覧になって下さい」が正しい。

4は「私ども」が「返事する」、と言いたいのですね。だから謙譲語を使わなくてはいけません。
「する」の尊敬語は「なさる」、謙譲語は「いたす」です。
だからこの場合は「私どもからご返事いたします」が正しい。

5は話し相手のご主人、つまり「他者」が「いる」かどうかを尋ねてるわけですね。
「いる」の尊敬語は「いらっしゃる」、謙譲語は「おる」です。
だからこの場合は「いらっしゃいますか」が正しい。

ちなみに「私ども」は「私たち」のへりくだった言い方ですから問題はありません。「私」で「わたくし」と読むので「私くしども」だと「わたくしくしども」になっちゃいますよ。

というわけで4が正解です。
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1.手持ちのテキストでは「参る」は“丁重語”とされています。

なので主語がお客様なら、尊敬語を使うべきで「いらっしゃいました」「お越しになりました」「おいでになりました」「見えました」でないと、失礼です。

2.「申す」は謙譲語です。謙譲語にいくら「~されました」という尊敬表現を付けても正しい尊敬語にはなりません。

3.「拝見」も謙譲語です。カタログを見せる相手とは、つまりはお客様や取引先なので、尊敬語の「ご覧ください」を使うべきです。

4.私は「私」で“わたくし”と読みます。パソコンでも「わたくし」を変換すると「私」になります。なので、問題はないと思いますが。

5.「~におる」というのも、標準語では丁重語です。一部西日本方面では「おる」=「いる」という用法があるようですが、だとしたも「おりますか」=「いますか」ということになり、尊敬語ではなく丁寧語でしかありません。「ご自宅」という尊敬表現を使っているので「いらっしゃいますか」「ご在宅ですか」などの尊敬語を使わないと、バランスが悪いです。

一応、敬語のテキストを参考にしています。念のため…。
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削除法で4.しか残りませんでしたよ。



1.「参る」は謙譲語ですよね。客に対してふさわしくないです。「いらっしゃいました」では。

2.「申す」も同様に謙譲語では。望ましいのはおそらく「おっしゃりました」。

3.「拝見する」も謙譲語らしいですが、それ以前に、相手に対して「拝見してください」とか「あなたが拝見していらっしゃった」等とは言いませんよね。これはやはり自分(や自分の属している組織)にしか使えないと思います。・・・それが「謙譲」ってことなのでしょうけど。

5.「おります」が謙譲語。これに関しては赤の他人に使えないのは明白では。「いらっしゃいますか」ですよね。


「私」の読み方は「わたくし」。
「おられますか」は地域によっては敬語として当たり前に使われますが、あまり標準的ではないと思います。そもそも今となっては「おる」自体が古い表現ですからね。「家におります」よりも「家にいます」が一般的だと思います。「~しております」といった表現であれば(なぜだか)今でも日常的に使われますけどね。
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3、これが新しいカタログです。

どうぞご覧下さい。
拝見は見るの謙譲語 お手紙拝見いたしました。
2、
「申されました」でも間違っているとは言えませんが、普通は「おっしゃいました。」です。

5、ご主人は土曜日の午後、ご自宅におられますか。 ご在宅ですか。

1、4、は問題ないと思います。
辞書には「わたくしも」漢字は私という字のみで表記されています。
私をわたしと読むのは、わたくしの約となっています。~広辞苑第6版より
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1.参られました ⇒ いらっしゃいました。

おいでになりました。お見えになりました。
2.申されました ⇒ おっしゃいました。
3.拝見してください ⇒ ご覧ください。
4.○
5.おりますか ⇒ いらっしゃいますか。おいでですか。
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1.でしょう。

店員同士の会話などであれば。
2.あの本のご予約をなさりたいと、、、
3.こちらが新しいカタログになります。どうぞご覧ください。
4.ご連絡申し上げます。
5.ご主人様は土曜日の午後はご在宅になられますか。
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5番です。


「おりますか?」ではなく「おられますか?」or「いらっしゃいますか?」でしょう。

4番はこの場合「わたくしども」と読むのが普通ではないかと。
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私どもの部分はワタシドモ、ワタクシドモとどちらにも読めるけど、


前後の文から判断するに、ワタクシドモと読むところだと思う。

5ばんは「おられますか?」なら有だと思う。
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