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英語で否定文を作ろうとすると、be動詞の後ろ、canなど助動詞の後ろ、一般動詞ならその前にdoを置いてその後ろに、notを付けると習いました。
これって、どういう理屈・原理なのでしょう? notは「動詞の前」でもないし、主語の直後でもないし。なにか統一された原理・原則はあるのでしょうか?
英語をはじめヨーロッパの諸言語はもともとラテン語(?)から別れたものと聞いたことがあります。ならそのラテン語の場合なら統一された原理・原則はあったのでしょうか。
どなたか、ご存じならお教えください。
ちなみに日本語ならば、否定の「ない」は助動詞であれ形容詞であれ補助形容詞であれ、「文末に付ける」という原則があります。日本語は文末で叙述を決定します。その決定をするために、否定という形で「ない」が登場するのです。私の言う原理・原則とは、このようなことです。よろしくお願いします。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
>なにか統一された原理・原則はあるのでしょうか?
はい。
[否定文の公式]
「断定の助動詞do、does、did」+「not」+「接続法現在形」
「法助動詞」+「not」+「接続法現在形」
但し、「be動詞」「have動詞」の場合は
「be動詞」+「not」(古い英語の形のなごり)
「have動詞」+「not」(完了形を作る。古い英語の形のなごり)
*「接続法現在形」については、
http://www.englishpage.com/minitutorials/subjunc …
を参照のこと。
以上、参考になれば幸いです。
これが統一された原理であるとするならば、
断定の助動詞と法助動詞とbe動詞とhave動詞は、扱いや、扱うときの意識の上では同列のものと見なされているのですね。つまり否定文はその○○動詞にnotをつける、と。
No.1様のおっしゃるように動詞にnotがつく形があったとするなら、do + not の形は、他の三つの形にひっぱられて、そろえるために最後に登場した、ということになりましょうか。
私としては、これ以上は理解不能ですので、締め切りにさせていただきます。
みなさま、いろいろとありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
御質問に近い問題意識で、
英語の疑問文、否定文等で使われる補助的動詞doについて説明しているウェブページがありました。
Grammer Girl 「The Verb “Do” Is Weirder Than You Think」
(動詞Doは、あなたが思ってるよりも奇妙なんです。)
http://grammar.quickanddirtytips.com/meaningless …
このdoのような補助的動詞の使用は、
世界の言語の中で、さらに、ゲルマン語族の中でも、
非常に珍しいのだそうです。
そして、同じような補助的動詞の使用が
ほとんど絶滅した言語、ケルト語に見られると指摘しています。
“Do”: The Celtic-English Connection
In fact, the only other languages that exhibit this kind of behavior with their verb for “do” are the Celtic languages—the mostly extinct languages that were spoken in Great Britain before the Angles and Saxons came to stay. McWhorter argues that these striking peculiarities are strong and clear evidence of how the Celtic languages influenced English.
Surviving Celtic languages include Irish, Scottish Gaelic, and Welsh, which has the same peculiarities about “do” that English does, and can even have uses like “I did make my bed” in ordinary, non-emphatic utterances. As a clincher, McWhorter reminds us that English used to be like that, too, and quotes a few lines from Shakespeare, such as “My pulse as yours doth temperately keep time.”
このウェブページは、長いですが、
やさしく、面白く説明していますので、
全文を読んでみてください。
どれぐらい面白いか?
こんなダジャレを紹介しています。
シェークスピアは“To be or not to be”
ソクラテスは “To be is to do”
シナトラ(歌手)は“Do be do be do”
その全文を読めるくらいならば、もっと自分で答えを探したでしょう。
「補助的動詞にnotをつける」のは珍しいのですか。
するとさらに、なぜその珍しい形が選択されたのかが疑問となります。
謎は深まるばかりです。
ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
”英語をはじめヨーロッパの諸言語はもともとラテン語(?)から別れたものと聞いたことがあります。
”こんなこと誰から聞いたのですか。 それとも読んだのですか?でたらめですよ。英語には近代英語になる時期に、それまで
の支配者ノルマン人が使っていたノーマンフレンチの単語や表現が取り入れられたのです。 したがって、ラテン語から派生したフランス語から取り入れられたものが数多く残っているのです。
私は英語学/言語学の専門家ではありませんが、古い英語では(古いゲルマン語の形が残っている):
I know not ~.
のように動詞を否定するのに、現代のドイツ語と同じように、動詞の後ろに否定の副詞を配置していたようです。
現代程度では、I do not know. となりますね。この形は恐らく近代英語に取り入れられたものでしょう。
しかし、古い形の否定形としては:
I have not any book. I am not a teacher. とかがありますね。
あなたが言語学的に英語を研究されたいのなら、専門的な英語学などの本で学ばれることをお勧めします。
いえ、ラテン語のくだりはどこかで聞いたような…程度で申し訳ないです。
I Know not ~ だったんですか。それならわかります。
>I do not know.この形は恐らく近代英語に取り入れられた
ならばこの形は元はどこにあって、どんな事情で英語に限り取り入れられたのでしょうか。
言語学的に追究とまではいかなくて、誰か簡単に教えてくれたらな~と期待しています。
貴重な、驚くべき情報を、ありがとうございました。感謝いたします。
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