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デフレって物価が下がることなんですよね?
馬鹿な質問かもしれませんが、それだけたくさん買えばいいという問題ではないのでしょうか?
それとも物価が下がっても需要は上がらないものなんでしょうか?

できるだけ難しい言葉を使わずに、簡単に説明してくださると嬉しいです。


レポートの課題がデフレの説明とその影響についてなんですけど
子供にもわかるように、需要などの用語を使わずに書かないといけないので・・・

どうかよろしくお願いします。

A 回答 (6件)

一つ質問者に問うてみる。


(極端な例を上げるが)
今日100円で販売しているオレンジジュース、デフレの影響で明日は90円に値下がりするかも知れない。
来週はもっと安くなるかも知れない。そんな時に貴方はオレンジジュースを今日10本買う?それとも明日10本買う?はたまた来週10本買う?

将来値下がりする事が分かっているのなら、慌ててまとめ買いしないよね?
つまり買い控えが起きる、でも小売店もメーカーも毎日の売上げが無ければ立ちゆかない。
そこで、更に値を下げて少しでも買って貰おうと努力する。それがまた消費者のもっと安くなるんじゃないか?マインドをかき立てる。

これが一つの要因。

もう一つは、買い控えで売上げが減った小売店やメーカーで働くお父さんやお母さんはどうなるか?
売上げが減れば、給料が増えることはないし逆に販売価格を下げるために人件費の削減を求められて、給料の削減や下手すれば仕事を辞めざるを得なくなるかも知れない。

将来の事に不安があれば、人は万が一の時の為に出来るだけお金を使わない様にと考える。
そうなれば、100円のオレンジジュースが90円になっても80円になっても買いたいと思う人は簡単には増えない。
オレンジジュースは生きていくために絶対に必要なモノでは無いので、人々が節約する時に買い控えをする対象になる。

と言うように、モノの値段が下がることは単純に良いこととも言えない。

>物価が下がっても需要は上がらないものなんでしょうか?
例えば、お米の値段が半分になったからといって、普段の食事でご飯をそれまでの二倍食べられますか?
そんなに単純に食べる量が増えたりしないでしょう?

モノの値段の上がり下がりと度売れる量には一定の関係があるけど、単純に値段だけで決まるモノでもない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

なるほどー買い控えですか!
考えてみたら自分もそうしそうです。

お米の話、助かりました。
レポートのネタにさせていただきます。

お礼日時:2012/05/25 16:18

デフレとは物の値段が下がる事ですが、同時に給料も下がるのです。


経済とは物を売って稼ぐので売るものが安くなれば利益が少なくなり、当然働く人の給料も下がるのです。
お金がないから安いものしか買えない→高いものが売れない→給料が下がる→安いものしか買えない…の悪循環、これがデフレスパイラルです。
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デフレには良いデフレと悪いデフレがあります。


「値下がりしたから2個買おう」とか「余ったお金で映画を見よう」「技術革新で値下げが可能になった」というのは良いデフレです。特に新産業などの市場規模拡大の中で需要拡大と共に起こる値下がりは需要を喚起するものでありとてもよいものです。例えば、昔は50万円でしか買えなかったパソコンが10万円ほどに下落したことで普及が促進され需要拡大市場拡大となる、このような価格下落は良いデフレです。

一方で「景気が厳しいから事業縮小」「借金返済のために買い控え」「人件費を削って価格値下げ」など資産下落を促進したり、人件費や設備を削っての安値競争を助長させたりして、需要縮小や社会不安を増長させる要因となるような価格下落は悪いデフレです。他企業も軒並み事業縮小、借金縮小、人件費縮小に動いて価格を下げて安値競争をしているので、自社もそれに習ってより一層の低価格商品販売で競争に勝とう というのは過当競争促進による価格下落であり悪いデフレです。
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この回答へのお礼

デフレによる影響を簡単に書いてくださってうれしいです。
調べたら文章はあるのですが、自分の言葉で書くとなると難しくて・・・

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/31 16:55

 経済というのは需要と供給で成り立っています。

それは人間が生きて行く上で必要なものの売り買いから始まりました。それは第二大戦後まで需要が上回っていましたから、数少ない例外を除いてインフレが人々を苦しめていました。ところが技術開発が進んで供給力がどんどん増えて行ったのです。そして先進国の多くの人達が生きて行く上で必要なものの供給には心配がなくなってしまったのです。その結果、供給側は売る物がなくなってしまったのです。そこで考えたのが、人々の生活必需品ではなく、人々に楽しみを与えるもの、欲望を満足するものを生産して売り始めたのです。その結果は輝かしいものでした。なぜなら人の欲望には限界がないからです。企業は次から次へと人々にそのような製品を作って売り、売り上げを伸ばして行ったのです。しかしそこには重大な落とし穴があったのです。それは人々は楽しみや欲望には飽きるのです。企業は買い手が飽きる前に新しい製品を用意しなければ売り上げが突然落ちてしまい、倒産の憂き目に遭ってしまうのです。このおっかけっこに企業が対応できなくなると物が売れなくなり、デフレが始まってしまうのです。そして悪いことにそれによって収入が減った消費者は製品を買わなくでも生活には殆ど困ることがないので我慢できるのです。ですから一旦デフレが始まってしまうと先行き不安に駆られた消費者は買い控えを容易に解消しようとしないので、売り上げが回復することが難しく、デフレによる不況が長引いてしまうのです。

 それを解消させるには消費の刺激になる需要が必要であり、それが公共投資だったのです。日本の鍋底景気はこれによって首尾よく脱することができたのですが、続いておとずれたバブルが崩壊した後は公共投資はもういいというマスコミの指摘が国民に大きな影響を与えたためにこれが不可能になり、20年も長い間経済の停滞から脱することができないでいるのです。デフレを解消するには誰かが大盤振る舞いをして呼び水を与える役回りを演じなければならないのです。それは政府であり日銀であるのです。
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この回答へのお礼

非常にわかりやすかったです。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/31 16:57

物価が下がっても


儲け(収入)が維持できれば

消費者はものをたくさん買うことが出来ます(つまり物がたくさん売れます)

しかし、物が安くなっても原価が安くできるものと出来ないものがあります
人件費は簡単に下げられないし、景気のいい国から材料を輸入していれば
その値段は下がることはありません

しかし不景気で安くしないと売れなくなっているので
無理やり値段を安くして売り上げを維持しようとします
売り上げが維持できても1つ1つの値段は下がっているの(原材料の値段は横ばいかやや下落)この状態では

儲けが維持できず、下がっていきます

儲けが減るとことは、物を新しく買うお金が少なくなります

そうすると物が売れなくなります。
それでもっと安くして売ろうと商売人は考えます

その連続がデフレスパイラルです。

売り上げや儲けが減れば必然的に働いている人の給料も下がることになるので
みんなものが買えなくなります。

たとえば売価100円原価50円の消しゴムがあります

これが不景気で売るために80円にがんばって下げても原価を人件費カットで45円で作ったとすると
最初の100円の値段だと50円の儲けですが80円の場合、35円の儲けに少なくなります

50円と35円では買い物できる金額はどちらが多いか分かりますね
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問題なのは、デフレそのものより、原価に利益を乗っけられないことにあるのではないでしょうか。



デフレ社会では必然的にそうなります。

つまり、利益がない商品をいくら売っても、全部原材料費に支払わなければならないんじゃ、全く意味がないでしょ。利益ゼロのものをいくら売っても収入はゼロ。

収入が増えないから、そのお金で他のものを買うことはできないですよね。

たくさん買いたくても収入がなければ買うことが出来ないです。
そういう、負の連鎖が「デフレ」の正体です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

値下げしたらそりゃ利益も乗りませんよね。
納得です

お礼日時:2012/05/25 16:21

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