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デフレ経済は商品が売れなくて価格が下がるものが多くあってもいいと思いますが、実際の生活の中で価格が下がったような商品があまり見当たりません。
最近では、100円均一や回転寿司、発泡酒や牛丼やハンバーグなどは価格面で以前より割安感を感じますが、デフレの影響だけで価格が下がったとも思えません。
土地の価格や株価は大きく値を下げ、また給料は下がり気味ですが、直接生活にかかわる商品で値段が下がったものはあまりないように思います。
デフレで価格が下がるはずと考えるのは間違いなのでしょうか。またデフレで価格が下がっているものはあるのでしょうか。

A 回答 (2件)

今回のデフレはいわゆるバブルがはじけた1990年代から始まっています。

つまり、デフレ傾向となってからもうすでに10年以上経過していますし、そのことを踏まえて回答いたします。

ご質問文の中にある100円ショップですが、その大手である「株式会社 大創産業」は創業こそ昭和47年(1971年)ですが本格的に100円ショップの展開を始めたのは平成3年(1991年)です。ダイソーがここまで発展したこと自体がデフレによる価格低下の一例です。またユニクロがここまで発展したのもデフレ経済下でのことです。つまり、こうした低価格店が多くなったこと自体がデフレの結果であり、私たちはそれ以前にくらべてリーズナブルな値段で物・サービスを購入できます。

言い換えるとバブル崩壊により高額なものが売れなくなり、経済停滞が生じた中で一部の企業は低価格路線をとって業績を拡大したわけで、他の企業もそれに追随して価格競争を繰り広げたからこそ、発泡酒が発売され、ハンバーガーが値下げされ、牛丼なども安くなったのです。こうしたことがデフレなんですが、それが何年も続いているとそのこと自体が当たり前となってしまい「価格が下がった」ことを実感できなくなってしまっているのでしょうか。

また、私の実感としてデフレになって安くなったものに、旅館・ホテルの宿泊料金があります。以前はたいしたことのない旅館でも一泊二食20000円などと言う料金をとっていましたが、最近はせいぜい15000円になっています。(本当に高級な旅館でしか2万円以上の料金はとれないようです。)ホテルなどもそうで料金そのものはさほど安くなっていないもののインターネットなどを通じて各種割安プランが紹介され実質的な値下げとなっています。

もう一つ、デフレで金利負担が小さくなりましたね。住宅ローンで5%以上の金利など当たり前でしたし、バブル期ではそれがもっと高かったのが今ではせいぜい2%台ですからこれもかなりの負担軽減になっています。

落ち着いて身の回りのことを考えて見ればデフレによって得をしたことはまだまだあるように思われるのですがいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

そうですね、金利の下げが大きいですね。ホテルの料金は私にはあまりよくわからないですが、旅行料金は下がってきているように思いますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/27 06:11

マクロ経済でいう場合は、1%でも大きいですよね。


でも実際の商品が1%値下がりしたとして、それを実感できますか?
全く同じ物が同じ条件で売られていれば、
1%の価格差を比較できるかもしれませんが、
その分、豪華にしたり、セールで極端に安くしたり
あの手この手で消費者を惑わすので、実感として
感じるのは難しいように思えます。

それに、全ての物が均一にデフレ分だけ値下がりしませんし、
中には値上がりするものもあるでしょう?
マックのように、1%どこじゃない値下げもするし、、、
土地の値下がりは、統計的には大きいように思えます。
ただ、普通の人は頻繁に土地の取引をするわけでは
ありませんから実感はしませんよね。

確かに、統計が絶対正しいかというと必ずしも
そうとは思えません。
あくまで、サンプルで推測するわけだし、サンプルの
取り方をちょっと操作すれば数字を変える事は可能だと
思います。
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この回答へのお礼

なるほどね
経済学的には価格決定は需要と供給のバランスで決まるので、不景気で商品が売れなくなると価格をどんどん下げるような商品が具体的にたくさんないものかな?と思ったので質問してみたのです。
確かに商品そのものが変化するので価格の低下を直接実感するようなものは少ないですね。

お礼日時:2004/05/27 06:06

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