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マクドナルドのハンバーガーが120円から60円になっていたことがありました。これを、分析すると、
デフレの影響?
企業戦略?
どちらで論じるべきでしょうか?もしくは、どちらで論じても良いものなのでしょうか?今、友達と論争になっています。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

私見を書かせていただきます。



No.2さんの書かれていることに重なります。

1999~2000年に円高であったとき、藤田田氏は為替予約をしました。1ドルを90余円だったと記憶しています。(同氏の著書に出ていました)
マックは食材を海外から輸入していましたから、そのレートでの購入は、ハンバーガーを60円で販売することも可能にしました。(もちろん、その他の部分での努力も大きかったはずです)
長引く不況の中、給与は伸びませんから、常識はずれの価格(60円)で販売するという作戦で顧客を確保することに成功しました。
が、私は、その販売方法には疑問を持っていました。
というのは、80円で販売しても十分すぎる低価格だと思えたからです。60円で売る意味がありません。
また、為替予約は3年間の契約だったはずですから、契約が終わった後、否応なしに値上げしなければならないことは、藤田田はもちろん、他の役員も判っていたはずです。
また、当時のマックは、拡大戦略一方でした。
店舗数を無意味に増やしていった時期でした。
とにかく店舗を増やし、利益は無くても売り上げは伸ばすという作戦でした。

これは、マックの売り上げの1%を、藤田商店(藤田田が学生時代に作った会社で、現在は息子さんが後を継いでいると思います)がアドバイス料として受け取っていたという事情からだと推測できます。

結局、大株主の藤田田(一家)が、自分の利益を最大にするために、利益ではなく、数を売って売り上げを伸ばす戦略をとったと考えています。
それは、悪いことではなく、ビジネスとしては普通の話です。
私も、同じことをしています。
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どちらも間違いではないと思いますよ。



デフレの影響下による企業戦略だと思います。
デフレの影響だけとしたら、ハンバーガーの価格が半額になるほど、物価も貨幣価値も下がっていなかったはずです。
企業戦略の背景には、デフレ下では120円では売れなくなったことが大きな要因でしょう。

ものすごい単純な意見で恐縮ですが、参考までに^^;
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 確か、マクドナルド社(以下M社とする)のハンバーガーを(NO2さんも指摘された)藤田田氏が日本に登場させて以後の一個の最高値が\210前後、最安値が\68(税込)で2005-2/28現在が\84だと記憶していますが、「余りにも浸透させ過ぎ?客寄せ効果が失せた事も関係している」気がします。



 即ち、(古典的例としては)フォード社の「T型」や少し前ならコカコーラの「コーク」と同様、ハンバーガーは半永久的に売れ続け、M社の大黒柱になり続けると思ったのでしょうね。
 処が、その戦略が行き詰ったと迄は言いませんが、大なり小なり、方向転換を余儀なくされた訳です。
 コカコーラ社がコークのみならず、ウーロン茶やスポーツドリンクも扱うように変貌したのと同じく、M社もハンバーガーだけを(一定期間)値下げするのではなく、「ハンバーガーを値下げした後は(ハンバーガーを元の売価に戻し)シェイク類(orナゲット等)を値下げする」言う様に、客寄せ商品をマメに変え、飽きられるリスクの軽減を指向したのではないでしょうか?
 短期値下げ期間を半月位に限定するなら、通常\210前後のシェイク類を\100で販売しても訴求効果はありますし、\84のハンバーガーより高価でも、「\100と言うワンコイン価格」だと心理的に安く感じるから、財布の紐を緩めるチカラが(滲み)出るとも思うのですが・・・

 
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間違い無く企業戦略だと思います。

背景としては、当時の為替レートが、相当円高だった為、何の企業努力も無く、原材料コストの圧縮に成功した事が、価格の大幅圧縮を可能にしたと考えられます。マックが、低価格を維持できなかった事もまた、為替の影響だと思います。円安方向に向いた為、調達コストが上がり、低価格を維持出来なくなりました。因みに、藤田氏は相当面白い人物ですので、彼の著書「ユダヤ商法」あたりを読んでみてはいかがでしょうか?
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 どちらもあるでしょうが、企業戦略ではないでしょうか。


 デフレ時代に生き残るための(逆に攻めるための)企業戦略。
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