プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

初めましてご質問させていただきます。
幼少の頃から伝統派空手をやっておりまして高校で初段取得し現在大学でもやっています。大会でもそこそこの成績を残せる腕前ですが、この間とても悔しいことがありました。
それは同学年の知り合いにフルコンをやってる人が居まして色々とお話をしていた延長線上でその人と組手をすることになったのです。
彼は極真系の緑帯(2級?)らしく、背は僕より10cmほど小さいですが、当たっても少々大丈夫と言っていたのでお互いのルールで組手をしました。こちらは防具は着けてませんが顔面ありです
かなり有利と思っていたのですが、しかしいざ組手が始まると僕が踏み込んだ瞬間に最初の下段回し蹴り2発で僕は左足に力が入らなくなり、このままでは危ないと思って反撃したのですが、いくら叩いても効かず、そのうちにボディーを効かされてKOされてしまいました。すごく悔しいです。
ただ、あんなに痛い下段を蹴りあってなぜ彼らは平気なのか、どうやってあんな痛い蹴りを打てるのか、僕の突きや前蹴りは手応えはあったのになぜ効かなかったのかが不思議になりました。

詳しい方居られましたら教えて欲しいですよろしくお願いします。

A 回答 (6件)

ポケモン博士です。


よく分かります。

(1)実際に当てているか、当てていないかの差。
(2)間合いの差
(3)喧嘩と組手は違う。

この三点についてまずお話したいと思います。
質問者様は喧嘩をしたことがないですね。
空手をやっているということで相手が喧嘩をしかけてこなかったのか、
それとも喧嘩になるような事件にならなかったのか、それはさておき、
実際に喧嘩をやったことがある人はこういう質問はでません。
伝統系をやっている人や少林寺系の人が良く陥るのですが、
実際に喧嘩になると人って倒れません。
よほど上手く急所をヒットさせないと人って倒れないんですよ。

「ダメージでは人は倒れない」これを覚えておきましょう。

特に相手が防戦一方になり丸まった場合、
鉄棒やバットが無いと相手に大ダメージは与えられません。
大ダメージを与えたところで先ほど言ったようにダウンはしません。
つまり伝統では幻影を相手に戦っているために、
殴れば倒れる、殴れば死ぬ。戦意喪失すると勘違いするのです。
どこを正確に当てれば倒れるか。これを知っている極真系が一歩リードしています。
フルコンをやっていると分かるのですが、
素人相手には下段蹴りで十分です。
それは実際に当て倒れるのが分かっているからです。

では突きはどうか。顔面は確かに急所だらけなのですが、
相手の戦意を喪失させる突きはフックパンチしかありません。
これまたグローブなしでノックアウトできるフックパンチを打つのは
下段を撃つ以上に難しいのです。なぜならこちらも相手の間合いに入るからです。
ではストレートは?顔面への突きは確かに歯は折れ、鼻も折れますが、
いくらなんでも友人相手に叩き込めないですよね。
その心の隙があったのではないでしょうか。
たとえ思いっきり打ったとしても相手はダメージが残り、
相手の心に火をつけたり、復讐心を抱かせるので、
遊びならやめておいてよかったのです。

次に間合い。
伝統空手は突き7割蹴り3割、
極真系は蹴り7割突き3割です。
蹴りの間合いは遠間なので伝統の突きが届く前に
蹴りを出され、間合いを計られます。
伝統の突きは伸びるし早いのですが、
踏み込む速度が速ければ早いほど、
前足に体重が乗るので、
下段蹴りを撃たれるとダメージが相乗し足が引きつります。
左足に痛みがあるのがいい例ですよね。
その間の突きには威力はなく、想像以上に軽いのです。
前に出ようにも前蹴りを出され、前に出られない。
お腹へのダメージも少なからず溜まる。
こちらも蹴りを出せば打ち負ける。
すくわれる、いなされる。
質問者様は相手の間合いで戦ったのです。
これは遊びだから相手に有利にされただけです。
あなたが習った空手が弱いわけではありません。
実際の喧嘩ではこうはならないのです。次に話します。

最後に喧嘩と組手は違う。
あなたがやったのは喧嘩ではないですよね。
お互いを切磋琢磨させ、自分のやってることを確認するためですよね。
血気盛んな頃にはどうしてもやりたくなるものです。

喧嘩というのはきれいな空手のようにはなりません。
空道を考えた東師範は極真をやっている時は足が7腕が3だったけど、
何でもありのルールでやったら足が3腕が7になると言ってます。
なんでもありの喧嘩の場合、蹴りはほとんどでません。大体殴りあい、掴みあいになります。
蹴りはほとんどでません。なぜか?倒されると非常に危険だからです。
だから極真経験者が喧嘩で上段を使う場合はほとんどないのです。
(余裕なら出しますが)
そこで何を出すか。極真経験者は素人には到底出せない下段を打つのです。
この下段というのはお互いににらみ合った状態では非常に良く出せ、
良く効くんですよ。お互いにパンチを繰り出した場合は、
下段は出ないので、相手が来るのを見越して一撃で決めるのです。

さて、先ほど言ったように喧嘩(あなたが避けたい場合は護身)
ではどうしてもパンチの手数が多くなります。
あなたのスタイルが近間から数発繰り出す感じなら
相手も困惑したはずです。
しかし伝統系特有の遠間から一気に攻めるスタイルでは
どうしても極真に分があるのです。

でも決して自分のやっている空手がダメな訳ではありません。
喧嘩や護身ではどうしても手数が多くなり、
蹴りは出にくいのです。後の先で戦える伝統は優れているのです。

さて、どうしてあんな痛い蹴りを打てるのか、
毎日ミットで左右600回は下段を蹴ってます。
その時点で練習量が違います。
極真系の下段蹴りは膝を上げ、
上から下に打ち落とす蹴りです。
そして膝上にある急所。ここを効果的に当てます。
素人はどこを蹴るかも分からなければ、
平行に蹴るだけですよね。
どうして蹴り合って平気なのか。
お互いに練習している時は「蹴られないように」お互い防御しながら
練習します。練習だからと言って、「はい、思いっきり蹴りなさい」と言って
蹴ったら相手が怪我するじゃないですか。
一方は防御、一方は攻撃、そうやって練習するんです。

次に、あなたの突きや蹴りはどうして効かなかったのか。
K-1選手の蹴りやパンチを測定機で計ると、
針は2度振れるのです。
つまり当った衝撃と中に浸透する衝撃波、この二つです。

昔の伝統空手では実際に殴りあったので、怪我が耐えないし、
経験で理解できるのですが、
今の伝統は本当に寸止めですよね。
あなたが当てたのは相手の表皮から5センチまでの距離です。
ボクサーやフルコン経験者は最初から奥の15センチ先を狙って打ってます。
この違いです。

相手は押し込んでいるのです。
もしそれが分かっているにも関らず効かなかったのなら、
文字通り空で練習しすぎです。
ミットや重いバッグを使って拳タコができる位練習しましょう。

最後に、伝統空手はどうしても一撃必殺信仰があるので
単発が目立ちます。
それに比べ試合ありきのフルコンは時間性なので、
連打で累積ダメージを与えてきます。あなたのダメージも
累積でしょう?だからまずは自分のやっている空手を見直す作業が必要です。
そうやってみんな強くなっていくのですよ。
ちなみにパンチにも種類があるのです。あなたのやっている空手と
ボクサーのパンチの性格が違うように、フルコンのパンチも違うのです。
どちらが強いというのはありません。ともに方法論です。
自分のやっている格闘技が最強とは思わないことです。

久しぶりに熱い質問を見たので取り留めの無い文を書いてしまいましたが、
真意はくみ取ってください。
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございました。
考え方、練習法などすべてが違いその環境に身を置く事で理論だけではない結果が生まれるのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/12 01:52

恐らくフルコンが強い伝統派が強いの話になって手合せしたのでしょうが、その時点で武道を嗜む者のすることではないかと思います。

しかも他流派と。

それに身なりで相手の実力を判断するものではありません。
武道の達人と言われている人たちは故人、つまり今よりも平均身長が小さい時代の方たちです。
つまり小さくても強い。あなたのように身長が低いから有利だと思っている人たちは手玉に取られます。

もう一つ言うと、あなたは打撃は思い切り打てと言われませんでしたか?あるいは自分でそうしているか。
それでは相手に効きません。相手の体の内部にダメージを与える突きは思い切りでなくとも相手を崩すことができます。周りから見てれば小学生のパンチのような威力でも、相手にはダメージが残ります。
それが武術です。
鎧を着ている人達がいる時代、ただ力任せに殴っても自分の手が痛いだけです。
鎧ではなく体に効かせないと。

ようはあなたが未熟だったということ。不用意に他流派と組手をし、負けるなんてとんだ恥さらしです。

それと他のサイトでも同じような質問に回答が寄せられていますが、実践と実戦を混同しなように。
実践はやろうと思えばできます。ただ動くだけですから。
実戦なんて、どこかと抗争でもする気ですか?

この回答への補足

>恐らくフルコンが強い伝統派が強いの話になって手合せしたのでしょうが
喧嘩と勘違いしてませんか?武道家同士そんな馬鹿なことはしません。お互い空手を志すもの同士、違いを肌で感じる為に手を合わせただけです。
技術に関して相手方には詳しくは教えてもらえず、誰にも聞くことが出来ないので著名で質問できるここで質問しただけです。

負けるのが恥というなら挑戦は出来ないですよね。勝つだけですべてが得られるわけでもないでしょう。

質問に答えれず文句だけ書くのなら最初から答えなくて結構です。

補足日時:2012/06/12 01:58
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>僕の突きや前蹴りは手応えはあったのになぜ効かなかったのか


これについては下に書いたとおりですがもう一度わかりやすく書きます。
フルコン競技者は中段を意識しているので中段だけ狙っていてはまず効きません。
相手の得意な事に付き合っていては負けて当然です。
タフな相手に勝機を見出すなら顎か喉を打ち抜く事です。
(金的はさすがに遊びでは狙えませんね)
顎は横からの衝撃なら脳が揺れやすいのですが、前後の衝撃には強いので押すような突きでは鼻や歯など外部を破壊できても脳はゆれませんので打ち抜いたら素早く引く事が肝要です。
そして打ち込んだ後は打ち合いには付き合わずに接近戦では投げを狙う事です。
上段への突きに充分意識を持っていってもらえれば中段も有効になろうというものです。

>あんなに痛い下段を蹴りあってなぜ彼らは平気なのか
慣れているからです。
それとカットの技術があるからです。
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もしかして遠慮して上段を狙わなかったのでは?


フルコンルールに慣れている人は中段への攻撃を常に意識していますよ
上段中段下段(足払い)を散らして打ち分けていくことが必要ですね
それと油断してあまりにも不用意に飛び込んだのでは?
先の先を取る競技に勤しんできたわりにはちょっと無用心ではないでしょうか
そしてフックの当たる距離つまり相手の得意な距離で打ち合うのは愚行です
クロスレンジに入ったら投げor崩し一択です
大学空手部でハードにやっていて大会でも成績を残せるならわかるはずです

参考にフルコンVS伝統派の交流試合の例のURLを置いておきます

参考URL:http://www.nom.ne.jp/genkuken/kyoukai01.htm

この回答への補足

気などは一切抜いておりません。組手をするにあたり遠慮するほうがおかしと思います。理論通りに行くならここで質問はしておりません。
質問内容とは少々かけ離れた回答になっておりますのですいませんがもう一度質問を読んでいただきたく思います。

補足日時:2012/06/09 01:06
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僕もフルコンやってますが、


あなたが体験したことは魔法でも手品でも何でもありませんよ。。。
もちろん素足でおもいきり蹴られたら痛いですが、表面上の痛みです!
芯に効く痛み以外なら耐えられるものです←つまり打たれ慣れるということです。
伝統派は打たれる事が無いのである意味一般人と同じなのです。
僕の後輩にも伝統派の黒帯だった男がいますが『全く相手になりません』でした。
空手で黒帯と言ってもフルコンか否かで全然違ってきます。
まあやはりフルコンだと打たれなれているぶん、伝統派の技では効きませんね♪
あなたが実践で使いたいのなら絶対に『フルコン』を勧めます。
あなたがやってきたことは無駄ではありませんが、もったいないと思いました★
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この回答へのお礼

全く違うということには同感です。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/09 00:56

どうも、俄かには信じられないお話ですね。

あるいは、釣りなのでしょうか。

まず、「お互いのルール」でやれば、当てて倒すことを目的にしているフルコン系が有利に決まっています。顔面アリなどと言っても、伝統派は原則的に当てませんから、全く倒し合いでは有利にはなりませんね。ですから、「お互いのルール」では無く、当てっこルールでやるべきでしたね。その中で、拳足のスピード勝負を仕掛けるべきでした。または、「お互いのルール」でやるからには、「伝統派ルール」をよく承知している人に審判をしてもらわなければ、勝負になりません。そもそも、フルコン系の緑帯に、正しい「残心」姿勢が取れていたのでしょうか。「残心」姿勢が無ければ、伝統派では技あり一本にはなりません。

更には、手応えのある突き蹴りを繰り出そうとした瞬間、貴方は、「お互いのルール」を忘却しています。伝統派では、手応えを感じるような突き蹴りを出すことは反則です。貴方は「お互いのルール」と、それに体力的にも負けたことになります。

でもね、厳密に言えば、相手もKO勝ちなのでしょうが、貴方も反則勝ちを拾っています。つまり、下段蹴り二発は反則です。一撃必殺を旨とする伝統派は、下蹴りの連打を認めていません。連打した瞬間、「注意」になります。それに、なにより、KOさせてしまうほどの中段突きは明らかに反則です。貴方の手応えある突きは、相手が倒れなかったということで、「反則」はおろか、「注意」も与えられないかも知れませんね。「お互いのルール」と言う意味を何故、理解できないのでしょうかね。

大学の体育会系伝統派空手部が他流派の緑帯びに負けたということでは、大事件です。そんなことを許す空手を私は知りません。そもそも、そういう他流試合を安易に行なうというのでは、もし、本当に有段者というのであれば、有段者の資格を即刻返上すべきです。倒された理由も分からないということは、フルコン系というものを余りに知らなさ過ぎます。今の伝統派とフルコン系とでは脛と腹部の鍛え方が違うのですよ。ビール瓶で脛を叩くとか、足首の屈曲で脛骨上の筋を固めるとか、腹なら、踵で踏み付けるとか、そういう初歩的なことも承知していなかったのでしょうかね。

いずれにせよ、他流試合は止めましょう。昔なら、道場間の抗争、殺し合いに発展するところですよ。

この回答への補足

何か勘違いをされてるようで少々困惑します
僕は昔から師範や周りの人に伝統は強い、寸止めはするが打ち込めば相手は倒れる、打ち込みのスピードには周りは付いて来れないと言われて育ってきました。ですが僕が経験したことはそれを覆さんとするような事実です。
フルコンを知らないといわれましてもTVなどで見るだけで理解が可能でしょうか?質問内容とは少々かけ離れた回答になっておりますのですいませんがもう一度質問をよく読んでいただきたく思います。

補足日時:2012/06/09 00:54
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