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最近よく聞く言葉にODM、OEM、EMSがあります。どれも生産を他社に委託することを意味していると思っているのですが、それぞれの違いについて分かる方教えてください。

A 回答 (2件)

これらの生産受託請負に関わる用語は時代の流れの中で生まれてきた業界用語です。



OEM
家電業界で発達したもっとも歴史のある方式です。
製造設備を持たないか異業種で新たな投資を避けたいが
顧客に製品を要望されている会社が、その製品に強いメーカに委託して自社ブランで製品を作ってもらう。この方式でメーカは製造コスト(自社ブランドの)を安くすることが出来るが競争相手を作ることにもなる(最終ユーザは誰が作っているか知らない)

ODM
コンピュター業界で発達した受託生産方式。
OEMは本来、顧客があるメーカに生産のみを委託する
(実際にはメーカの既存の製品の顔や色を変えることが多いが)のに対し、パソコン業界では台湾などが中心となって、自社が開発したオリジナル商品を、他のメーカに売り込むようになった。OEMの一変形といえます。

EMS
情報機器関連業界で発達した方式でもっとも新しい受託生産方式。完成品請負よりも部品、キットなど製品の
一部の受託製造が多いようです。

これらの業界・方式が交差して実際のビジネスは行われるので第三者には分かりにくいところがあります。日本の有名な家電・情報機器メーカは何らかの形でこれらの生産を引き受けたり、委託したりしていると思われます。
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この回答へのお礼

非常に分かりやすかったです。ありがとうございました

お礼日時:2004/01/22 02:52
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この回答へのお礼

拝見しました。ありがとうございます。

お礼日時:2004/01/22 02:54

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