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最近、東電以外の株価が急落しており、取引対象にどうかと思っていますが、下落理由を十分把握出来ているとの自信もありません。考えられる理由を教えてください。尚、株取引はいかなる場合も自己責任であることは十分判っていますので、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

基本的には原発停止により火力発電に移行し購入燃料費用が増加した事が理由です。


電力料金には燃料費調整制度はありますが、これはあくまでも為替や相場の変動に対応したものです。よって調達する燃料の量をカバーする訳ではありません。
電力料金には深夜割引昼間割増料金を選択約款で定めています(更に季節別時間帯別電灯契約もあります)。が、これは「深夜は燃料代が割安な原発100%稼働」だから割引できるのであり、深夜も火力だと本当は割引不可能に(だから東電が改訂料金として深夜料金を6.35円/Kwhから10.8円/Kwhに引き上げるのは正当です)。
本来これらの燃料費価格調整以外にも社内留保として燃料費価格変動準備金や為替変動準備金は積んではいますが、短期の燃料費用としての放出は出来ませんし、どうしてもある程度は留保が必要です(料金引き上げ回避に不可欠)。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。

お礼日時:2012/07/24 07:40

電力会社は収益が好不況に影響されず安定した配当が期待でき、万一の倒産も無いというのが投資家の常識でした。

だから年金・生保・投信・損保といった機関投資家が長期保有していて、浮動株比率が少なかったのです。電力会社は発行済み株数が多いが、売買される株が少なくて、株価が安定していました。逆に言えば安定志向の配当目的の投資には向くが短期的なディーリングには全く向かない投資対象でした。以上が投資家の常識でありました。ところが東電の福島原発事故によって電力株神話も崩壊してしまった。極左勢力の原発再稼動反対闘争によって東電以外の電力会社も赤字に追い込まれました。配当が期待できなければ電力株には何も魅力が無いのです。配当以外には株主優待も無い。そんな訳で、今まで長期保有していた機関投資家が一斉に電力株を手放す動きに出ています。そうして電力株が市場にだぶつけば株価が急落するのは当然のことなのです。といったことが分からないようでは、株式投資は難しいといえます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。勝っても負けても株式投資を楽しんでいます。今後もよろしくお願いいたします。

お礼日時:2012/07/24 07:43

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