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XRD測定について、
合成した目的化合物と、そのICDDデータで比較したところ
2θのピーク位置は同じ場所に出ているのですが、
ところどころ相対強度に大きく差があります。

これは目的化合物は出来ていないということですか?
またこのことはどのようなことが
原因として考えられ、どのようなことがいえるのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

2θのピーク位置が同じ場所に出ているのであれば、目的化合物は出来ています。



結晶の粒径が大きすぎて一様な大きさの粉末結晶になっていないときには、相対強度に差がでることがあります。その場合は、乳鉢で結晶をすりつぶして細かな粉末にしてから、もう一度XRD測定してみて下さい。

一様な粉末結晶でも、選択配向が起こると相対強度に差がでます。差がでますけど、同定目的ならあまり気にしないでいいです。気になるのであれば、「選択配向」をキーワードにXRD測定について調べてみて下さい。
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点欠陥や転位があるってことかな?

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