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最近ヒッグス粒子について興味を持っていろいろ調べたりしています。
たぶん、こういった分野では当たり前のことなんでしょうが、調べれば調べるほど新しい疑問が湧いてきます。
質問の前提となる、自分が知識を得た出典はOKWebやヒッグス粒子で検索したサイトなどが主ですが、ちょっと量が多いので一つ一つの出典については省略させていただきます(正確に言うと覚えていない・・)。
スミマセン・・・。


質問1.ヒッグス場は自分たちが住んでいる世界(地球上生活圏)にもあるのか?
 テレビで見た解説ではこの世界はヒッグス粒子であふれていてそれに引っかかることで質量が生まれるといった解説がなされていました。ですが、実際にはヒッグス粒子は発生してもすぐに消えてしまうのでヒッグス粒子で満たされているという説明は誤っているといろんなところに書いてあります。

 ヒッグス粒子はヒッグス場から生まれると。
じゃぁヒッグス場って何なのかと調べると正直何が書いてるかよくわからず、
 とりあえず、「真空」というのがキーワードのような気がします。
 ヒッグス場と言うのは真空の中でしか存在しないのですか?
 だとすると、僕らが存在する世界は真空ではないのでヒッグス場ではなく、ヒッグス粒子生まれなくないですか?と疑問を感じました。


質問2.ヒッグス粒子より重い素粒子トップクオークはなぜヒッグス粒子より先に探せた?
 ヒッグス粒子は重いから見つからなかった、それを発見するにはビッグバンに相当するエネルギーが必要
 みたいな説明をどこかで見ました。
 それで行くと、ヒッグス粒子より重いトップクオークは何で探せたんでしょうか?
 ヒッグス粒子が見つけにくい特性は重さだけではないと言うことでしょうか?すぐに消えちゃうからでしょうか?

質問3.ヒッグス粒子とカイラル対称性の破れについて
 ヒッグス粒子が質量に与えている影響は2%程度で残りはカイラル対称性の破れが原因らしいのですが、
 ビッグバンとヒッグス粒子に関する説明で
ビッグバンによって生み出された大量の素粒子は、当初質量がなく、自由に飛び回っていたが素粒子がヒッグス粒子とぶつかることで次第に動きにくくなり
 と言った説明を良く見かけるのですが、2%程度の影響だったらヒッグス粒子が無くても素粒子が自由に動き回った状況は変わったような気がするんですが・・。
 標準理論を補完する意味でヒッグス粒子が大切なのはわかるのですが、質量の起源ってのは言いすぎな気がしますがいかがでしょうか?


質問4 重力子とヒッグス粒子について
 4つの力のうち重力を媒介する粒子=ヒッグス粒子ではないと思っているのですが、解釈あっていますでしょうか?

A 回答 (2件)

No.1さんの挙げている本を読んでいますが、そもそも他の粒子はぶつけいている物が違いますよ。



それ以外で理解を深めたかったら、「素粒子の物理」、相原博昭、東京大学出版会、2006.10
を読んでみればどうでしょうか?数式だらけですが、ヒッグス粒子までの道のりが追えます。
その過程でトップクウォークの発見の背景が書いてあります(p.78~80)。
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今、講談社・BLUE BACKS の「現代素粒子物語・ヒッグス粒子から暗黒物質へ」中嶋 彰著、というのを読んでいます。



新しい本で、ヒッグス粒子の発見前夜の話も詳しく書かれていますので、貴殿の疑問も少しは解決されると思います。
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