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以下二つの問題を見ました。気になるので、教えて~~

A「生まれる」は通常、動詞の受動詞とはみなされず、日本語のレキシコンに初めから登録される語彙と考えられる。なぜ、このようにみなされるのか説明しなさい。

B「飲まれる」は、動詞の受動詞とはみなされるのが普通で、辞書の見出し語に挙げる必要はないはずである。しかし、実際は、多くの辞書に見出し語として挙げられている。これはなぜか説明しなさい。

A 回答 (3件)

 この問題の趣旨は「生まれる」と「飲まれる」の両者に使われている「れる」の違いをどの様に理解するかとの問題です。


 日本語は自立語と付属語に大別されます。自立語はそれだけで「意味を示す」言葉として「名詞・代名詞・連体詞」「動詞」「形容詞」「副詞」「接続詞」「感動詞」のグループ、付属語はこれ以外の「助詞」と「助動詞」です。
 そしてこの「自立語」と「付属語」を組み合わせることで、それまでの「単語」が「文節」へと変化し、その「文節」が更に集まったモノが「文」となります。
 さて、この「生まれる」はそれだけで自立語として意味を示す「動詞」です。子どもが生まれる、アイデアが生まれる、などとして使われます。従って辞書には見出し語として掲載されます。
 これに対し「飲まれる」は「飲む」という動詞に、受動を意味する助動詞である「れる」が加わった形。つまり「飲む+れる」です。元々の自動詞としての「飲む」は「水を飲む」「言葉を呑む」などとして使われます。
 それが「見出し語」として扱われている事由は「飲まれる」を「連語」と見なしている可能性があります。「連語」とは解りやすく言えば「二つ以上の単語が結合して一つの単語と同じ働きをもつようになった」言葉を指します。英語では“Collocation”に相当します。「連語」としての用例を探すならば「気迫に飲まれる(相手の勢いに圧倒される)」「雰囲気に飲まれる」などとして比喩的あるいは慣用句的表現がなされます。こうした観点から「見出し語の一つ」として位置付けているとも考えられます。とはいえ、これはある意味「特殊な事例」に属する話でもあることは確かです。
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 申し訳ありませんが、いま一つ補足説明をお願い致します。


ここに示されている例文が掲載されている文献の著者もしくは訳者、そして書名をお教え願えますでしょうか?
 質問者様が、日本語を勉強されている外国籍の方であるならば、これほど無頓着に「日本語にみられる“態”の問題」を「単語」と「構文」の区別もなく同列に扱っているケースには怒りを覚えます。
 また「レキシコン」も通常の辞書とは異なり「古語辞典」や特定の文献や著者に特化してその言辞を集めた文例集です。したがってAとBでは質的な違いが生ずる結果となりえます。
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すいません、補足要求です。


「受動詞」って初耳なんですけど、「受ける」意味を持つ動詞という解釈でいいんでしょうか? 何語の概念なんでしょう?

この回答への補足

はい、「受ける」意味を持つ動詞という解釈でいいです。

補足日時:2012/07/31 23:33
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