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母が、子宮頸腺癌の治療後、再発してしまい、肝臓に播種性病変があるとのことでした。数日前、脇腹が痛くロキソニンを処方され、すぐに痛みはなくなり現在は服用していません。先日受診した際に、痛みはなくてもロキソニンは毎日服用してたほうが良いと言われました。ここで質問なんです。痛みはなくても、ロキソニンを服用することで、肝臓の播種性病変に少しでも良い効果があるのか?またロキソニンを服用することで、溜まった腹水を減らすことに、少しでも良い効果があるのか?です。長い質問になってしまいましたが、宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

直接腫瘍への治療効果には関係はありません。


血栓も、あまり関係ないでしょう。仮に血栓ができ難くなる効果が臨床上意味があるほど強力でも、裏を返すと腫瘍があると起こりやすい出血が止まり難くなるので、その目的で処方する医師はみたことがありません。

WHOの鎮痛剤の5原則で、定期的に服用する、というものがあります。がんの痛みは頓服でコントロールするより、定期的に飲んだほうが良いというものです。

ただ、現在飲まなくても痛みがないのなら、痛みの初期ということで頓服にするという考えもありますので、主治医と良く相談してください。

一方で、ロキソニンを始めとする、NSAIDsと呼ばれる種類薬剤の副作用に、腎機能に影響して体液貯留症状(腹水、胸水、むくみ)などが悪化するというものがあります。

以前の日本は痛みを我慢させる文化でしたので、「がんの痛みはNSAIDsを必ず併用して」という啓蒙がありましたが、高率に併用されるようになって、かえって副作用が目立つようになってきました。

そこで、現在は体液貯留症状があるばあい、アセトアミノフェンを十分量(人によりますが、1800mg程度は必要)使用することを、専門医としては御奨めしています。

しがない緩和ケア医でした。
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この回答へのお礼

回答、有難うございました。とても解りやすかったです。痛みのない充実した日々が一日でも長く出来るように、主治医先生に相談していきたいと思います。

お礼日時:2012/08/14 21:10

ロキソニンなどの消炎鎮痛剤には、血液をサラサラにする作用があります。


播種性病変ということは、血栓ができやすいということですから、
血栓ができることを予防するためだと思います。
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この回答へのお礼

早速の回答、有難うございました。

お礼日時:2012/08/14 21:00

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