このサイトでもたまにある言い方ですが、それに限らず一般的に「日本人は農耕民族だが、○○人(ヨーロッパ人など)は狩猟民族」といった言い方がされることがあります。
この「農耕民族」と「狩猟民族」という分類は、どこから出てきたものなのでしょうか? というのが質問の内容です。
この本が始まり、とか、それはここが起源、というものがありましたら、教えてください。
それはこういう意味で使われている、という御回答もお待ちしています。

なお、質問の背景としては、ヨーロッパでも中世には農耕が行われていたはずだが、ヨーロッパの民族を「狩猟民族」と呼ぶのはどのような基準に基づくものなのだろうか、また、日本でも狩猟や漁ぼうが行われていたはずだが「農耕民族」という言い方は妥当なのか、という疑問があります。

A 回答 (4件)

ご質問の趣旨に適ってるかどうかわからないのですが、


「日本人は農耕民族」という言われ方についてのみ、回答させていただきます。

これは、江戸時代の国学隆盛期に、国学者が定義付けた(?)ものだったと思います。

最近では、漁業・海産物の位置付けに注目して、日本人を農耕民族と呼ぶのは適切でない、という立場を採られる史学者もいらっしゃるようですね。
以前から、同様の疑問をお持ちの方はおられたでしょうが、あまりそこにこだわる方はおられなかった。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

国学者ですか。そのあたりで調べてみようと思います。きっかけをいただけたのは大変ありがたいことです。
たとえば網野善彦氏の学説なども読むことが多いので、そのあたりも今回の疑問の背景となっていました。

お礼日時:2001/05/17 18:53

基本的にmartinbuhoさんとほぼ同じ意見です。

いくつか補足。

・「牧畜民」はどうなんでしょ?モンゴル人やベルベル人他「牧畜民」は沢山います。

・民族と生活の糧を得る方法は別です。同じ民族でも、牧畜、農耕、採取・狩猟など様々に分かれている場合が少なくない。

・「採取狩猟」なら分かるが、「狩猟」だけに頼っている民族は非常に少ない。イヌイットなど極僅か。

・狩猟民として有名な南アフリカのサン族も栄養の8割を採取に頼っている。

・蛇足ながら、「血液型性格判定」なんて本気で信じているのは、世界的に見れば極々一部でしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

採取・牧畜…いろいろな生活形態はありますよね。その結果として、定住性が高いから、こういうことが言える、とか言うことまでは言えると思うのですが、「この分類に入るからこうだ」というのは、わかりやすいけれど、間違える可能性も多い言い方になります。ただ、わかりやすいだけに人口に膾炙してしまうという……。
面白い知見をいただきありがとうございました。

お礼日時:2001/05/17 18:58

これは相当古い学説で現在は学会では認められていないと思います。

世界の民族をふたつのグループに分けて論じるのは暴挙です。農耕中心、狩猟中心という考え方はありえますが、世界の民族を比較するとき、どの年代(段階)で比較するのか、農耕民族と言われる日本人を弥生時代以降の日本人とすれば、世界の他の地域もほぼ同時代でなければなりません。民族性を説明するとき、素人にわかり易く彼らは狩猟民族だからといえば、なんとなく納得するところがありますが、根拠のないことが多いのは質問者も指摘されている通りです。民俗学、考古学は最近の研究にもとずき新しい発見、学説が多く、過去の説が否定されても庶民レベルではなかなか修正されません。これは日本から藩が消滅して130年以上たっても、まだ出身地によって一言で性質から体形まで云々するのに似ています。(県民性)
人間はこのような分類が好きですね。
世界の民族は二つ(誰が、いつ発表した説か)
世界の気候は三つ(モンスーン、砂漠、牧場、和辻哲郎 昭和初期)
血液型は4つ(何十億の人間の性格を4つに分類)
    • good
    • 1
この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。学術レベルでは否定されたことでも、日常レベルで生き残ってしまうということですね。県民性とも通じるものがあるという点については、なるほど、という感じです。

お礼日時:2001/05/17 18:50

> それはこういう意味で使われている、という御回答もお待ちしています。



いいんですかぁ?
狩猟民族は、情報は自分の財産だと思っているからソフトをとても大切にします。
農耕民族は、情報は社会の共有物だと思っているからソフトを平気で他人にあげます。

もしかして当たっていると思いませんか?

この回答への補足

ありがとうございます。ただ、
> それはこういう意味で使われている、という御回答もお待ちしています。
というのは、具体例ということではなく、「狩猟民族」「農耕民族」の定義ということのつもりでした。言葉足らずで失礼いたしました。

補足日時:2001/05/15 19:49
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人が検索しているワード

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Q日本は単一民族国家???多民族国家???

先ずはアンケートです。

①あなたは日本は単一民族国家だと思いますか?

②あなたは日本は多民族国家だと思いますか?


僕が知っている日本の民族は、大和民族、アイヌ民族、ウィルタ民族、ニヴフ民

族、琉球民族の5つなのですが他に存在しますか?それともこの中に違うものがあ

りますか?実際は、日本は単一民族国家なのですか?多民族国家なのですか?


日本は単一民族国家であるという人がいますが、これは大和民族以外の少数民族は

認められていないということなのでしょうか???

Aベストアンサー

日本民族は単一民族と言っていいと思います。もちろん、アイヌ族や琉球族などの少数民族というか少数文化をもった人々もいます。いますが、たとえば関東と関西の違いなども事実上文化的には異文化と言っていいぐらい違いますし、これが外国なら違う国になっていてもおかしくないぐらいの差異がありますから、アイヌなどに代表される民族も日本民族の一派でいいと思います。
(たとえば、スペイン語とポルトガル語は9割りまでは同じですで、文法上の違いはほとんどないですが、別の国です)

もちろん、各民族が「私たちは大和民族とは違う誇りがある」と表現されるならそれはそれで尊重すべきだとは思いますが、以下が単一民族の理由です。

日本がなぜ単一民族と「言っていい」と思うかというと「日本人」が成立したのが古墳時代末期までさかのぼるからです。推古天皇の時代には日本列島にヤマト王権が成立し、その後続日本紀に702年(大宝2年)の遣唐使で「日本」という国号を使った、とあります。

この時代以前は、日本は成立しておらず、各地に豪族がいたわけです。この豪族は出自が朝鮮系だったり大陸系だったり、DNA解析からみると東南アジアやミクロネシア方面もいたといわれています。

この時点では日本列島がいくつかの国に分かれてもおかしくなかったし、言語が今と違ってもおかしくなかったのです。しかし、のちに大和朝廷となる大豪族の力によってだんだん統一国家になっていき、天武天皇は統一国家としての王であったと言われております。
そして平安時代ぐらいまで掛けて日本列島は北海道と沖縄を除いて「日本」になったわけです。この時点で様々な出自や文化をもった人々はすべて「日本人」になり、天皇家の下で一致協力してこの国を発展させる意思をもちました。他の些細な差異や文化的宗教的な違いは「地方の特色」に変わったのです。

この統一国家としての約束があるから、戦国時代なども「天下取り」ができたわけです。天下取りは京都に上って天皇から「征夷大将軍」の称号をもらえば日本を支配できる将軍になれる、ということです。
これは逆を言うと「天皇がそういう人を選んだなら、私たちは従う」という約束が日本国中で出来ていた、ということです。
この約束を守る人々が「日本民族」である、と言っていいと思います。

逆の例を出しましょう。イギリスでは最近スコットランドが独立の住民投票を行いました。結局は否決されましたが、これだけ長い間統一国家なのに、スコットランドは「俺たちはイングランドとは違う国」と思っているわけです。この理由の元々は、ローマが侵攻した時にイングランドとウェールズを征服したのにイングランドは国境を引いてローマ化しなかったことに由来していると言われています。

このように日本でも歴史的な経緯が違えば単一性が損なわれたかもしれませんが、現在の日本は均一性が高く「統一王朝国家」としての纏まりが非常に強いといえます


日本で独立運動が起きる可能性があるのは、せいぜい沖縄ぐらいでしょう。でも沖縄は戦後米軍政時代になんども「日本復帰」を決議して大量の処分者をだしているのです。
このように、日本は各地方に特色がありますが、世界の標準からすれば「単一民族」と言っていいぐらいだと思います。それでも少数民族の独特の文化や言語は守るべきだと思いますが、そうではない各地方の文化も守ればよいのではないでしょうか。

日本民族は単一民族と言っていいと思います。もちろん、アイヌ族や琉球族などの少数民族というか少数文化をもった人々もいます。いますが、たとえば関東と関西の違いなども事実上文化的には異文化と言っていいぐらい違いますし、これが外国なら違う国になっていてもおかしくないぐらいの差異がありますから、アイヌなどに代表される民族も日本民族の一派でいいと思います。
(たとえば、スペイン語とポルトガル語は9割りまでは同じですで、文法上の違いはほとんどないですが、別の国です)

もちろん、各民族が「...続きを読む

Q日本人は農耕民族で、欧米人は狩猟民族?

「日本人は農耕民族で、欧米人は狩猟民族」と良くいわれますよね?

何故なのでしょうか?
日本人だって縄文時代は、狩猟採集生活だったでしょうし、
欧米人だって、何時からなのかは、詳しく知りませんが、農業が食料調達のメインになったと思います。

何故、「日本人は農耕民族で、欧米人は狩猟民族」とメディアで良く語られるのでしょうか?

外国でも、「〇〇は農耕民族で、欧米人は狩猟民族」という言い方がされる事があるのでしょうか?

Aベストアンサー

ある目的のために農耕民族的特質と狩猟民族的特質を
となえた人がいたと思われます。文字通り、民族の特質を分かりやすく説明するためであり、日本人対欧米人を対比するために考案された説ではないはずです。
一部の評論家、政治家、軍人などが自説を展開するために拡大解釈して利用したのでしょう。最後に俗説となって一般大衆に広がったものと考えます。

よく血液型(4種類)で人の性格を判断します(日本人)が農耕民、狩猟民は地球上の人類を二種類にするので血液型以上に便利です。

地球の風土を「モンスーン」「砂漠」「牧場」の三つに類型化して説明した学者がいました。日本から中近東を通り、ヨーロッパに至るルートを観察すればこの
三つの類型化で地域の特色とそこに住む人々の特徴が
説明しやすいからです。しかし、飛行機の時代を経て宇宙から地球を観察できる時代になれば古い学説になってしまいます。

欧米人と日本人を比較するとき、便宜的に農耕民・狩猟民説を利用する人は健在です。血液型に似ています。あたらないケースは除外し、当たるケースのみを対象とするから一見正しい理論のように見えます。

農耕民族(日本人)    狩猟民族(欧米人)
短い脚          長い脚
集団志向(共同作業)   個人志向(獲物の分配)
定住           移動
2拍子(鳥ー2本足)   4拍子(4足獣)
別れを重視        出会いを重視

ある目的のために農耕民族的特質と狩猟民族的特質を
となえた人がいたと思われます。文字通り、民族の特質を分かりやすく説明するためであり、日本人対欧米人を対比するために考案された説ではないはずです。
一部の評論家、政治家、軍人などが自説を展開するために拡大解釈して利用したのでしょう。最後に俗説となって一般大衆に広がったものと考えます。

よく血液型(4種類)で人の性格を判断します(日本人)が農耕民、狩猟民は地球上の人類を二種類にするので血液型以上に便利です。

地球の風土を「...続きを読む

Qサイヤ人が戦闘民族なら日本人は?

サイヤ人が戦闘民族なら日本人は何民族ですか?
神道民族?農業民族?

Aベストアンサー

本音と建前民族。


換言して「うそつき」民族。

理由:
どこの学校もイジメはありませんと報告する。
法律だけあって表向きはしっかりしてるように見えて、実際はほぼ取り締まらない。
等。あげればたくさんでてくる。

Q日本人は農耕民族だったが、狩猟文化は?

日本人は稲作を中心とした農耕民族でしたが、日本でも農耕より狩猟が盛んだった地域とかないんですか。

例えば、北陸や新潟、長野の山間部や東北なんかだったら、寒いわ、雪は降るわでましてや、東北なんかやませ風が吹くわで農耕のしにくい地域ですよね。

Aベストアンサー

稲作は弥生時代のかなり早い時期に東北まで伝播していますが、
弥生時代には、大きな河や深い森林地域は治水や開拓が出来ないので、
ほとんど稲作はされていません。
比較的開けた小河川や中流域の支流で稲作がされています。

従ってそれ以外の地域に住む人々は基本的に狩猟採集もしくは畑作農業が生産手段です。

稲作耕作地が増えるに従って、生活地域は狭まりましたが、
山窩(さんか)と呼ばれる人々は、明治時代まで独自の文化を保存し山間部で生活していました。
つい最近まで、日本の山間部はこれらの人々の生活の場だったわけです。

Q中国=中華人民共和国の民族の実態?

中国=中華人民共和国の国民の数は約13億。
民族=人種の数は56。
全民族の内で漢民族の比率は約92%。
漢民族以外の民族の数は55。
これ、本当ですか?

Aベストアンサー

”中国=中華人民共和国の国民の数は約13億。”
     ↑
実際はもっと多いだろうと言われています。
というのも、中国は長い間一人っ子政策を
採っていまして、それじゃ不満だ、という
人が、二人三人と子供を作るからです。
発覚すると罰金を取られますので、
戸籍に入れません。
このような戸籍外の子供が億単位で存在すると
言われています。
この子供達には戸籍がありませんので、学校に
もいけず読み書きも満足にできません。
そういう子供が日本の人口ぐらい存在すると
言うのです。
こういう子供達を「黒孩子」といいます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E5%AD%A9%E5%AD%90


”民族=人種の数は56。”
   ↑
一応そう言われていますが、本当はもっと多く
それを無理矢理、数字だけ56にしてしまっただけ、と
言われています。
中国政府は、漢民族と混血させ、将来は少数民族を
消滅させるつもりだということです。


”全民族の内で漢民族の比率は約92%。”
”漢民族以外の民族の数は55。”
    ↑
とにかく、中国の出す数字は、何が本当でウソなのかが
判りません。
首相の「李克強」氏も、経済指標での話ですが、
何が本当の数字なのか、私にも判らない、と自白しています。
地方の幹部が出世欲しさに、デタラメな数字を出してくる
からです。
ある中国の経済学者は、中国は本当にGDPで日本を追い抜いたのか
疑問だ、と主張しています。

”中国=中華人民共和国の国民の数は約13億。”
     ↑
実際はもっと多いだろうと言われています。
というのも、中国は長い間一人っ子政策を
採っていまして、それじゃ不満だ、という
人が、二人三人と子供を作るからです。
発覚すると罰金を取られますので、
戸籍に入れません。
このような戸籍外の子供が億単位で存在すると
言われています。
この子供達には戸籍がありませんので、学校に
もいけず読み書きも満足にできません。
そういう子供が日本の人口ぐらい存在すると
言うのです。
こういう子供達を「黒...続きを読む

Q【日本は農耕民族だから?無宗教だから?欧米と違う。】

よく日本人は農耕民族だから欧米の民族とは違うという話を聞きます。
むしろ、日本は多神教だから一神教を崇拝している民族とは違うと言うべきではないでしょうか?

“日本は無宗教である”と何となく考えている人々が多いかもしれない。
日本はご存知の通り、日本は古代ギリシャ・ローマ同様に八百万の神がいる多神教の国です。
“日本は無宗教である”というよりも、“日本は一神教ではない”という言葉の方が適切だと思います。

多神教は何もしなくても勝手に雑草が生えてくるような、自然環境に恵まれた風土に発生します。
自然に対する畏敬の念が、それを生み出す。
そのような環境は中国の南方の長江流域、韓国にも存在するが、現在、中国は共産主義という一神教、韓国はキリスト教に蹂躙されてしまっています。
中南米も同様にキリスト教に蹂躙されました。
ところが、日本は一神教に蹂躙されたことのない世界でも稀有な存在であり、日本列島が世界において独自の文化圏を構成しているといって良い。

一神教は、砂漠の民が生み出した宗教だが、厳しい自然環境を反映して、現世とは超越した絶対的な神の存在を創造しそれに祈りをささげた。
素朴な自然崇拝を起源とする多神教とは根本的に違います。
大東亜戦争の敗戦により、米国的な思想が流入し、多神教的な文化や伝統芸能などが、古臭いもの、前時代的な遅れたもの、として大きく衰退しましたが、今も尚、日本人の心の中には、八百万の神は存在します。

具体的に言えば、初詣やお宮参り、受験対策で天神様、など枚挙に暇がない。
その祈りは、特定の神を対象にしたものではなく、滝や山が御神体になったり、天竺(インド)、震旦(中国)から伝わった仏教と日本の土着の神が融合した神々であったりする(学問の神様、商売の神様、恋愛の神様・・・)。
また、神社仏閣を問わず、家内安全、商売繁盛などのご利益を祈る行為自体が多神教的です。
クリスマスも気にせず盛り上がれる点も同じでしょう。

みなさんが思う「日本と欧米の違い」はどこですか?

よく日本人は農耕民族だから欧米の民族とは違うという話を聞きます。
むしろ、日本は多神教だから一神教を崇拝している民族とは違うと言うべきではないでしょうか?

“日本は無宗教である”と何となく考えている人々が多いかもしれない。
日本はご存知の通り、日本は古代ギリシャ・ローマ同様に八百万の神がいる多神教の国です。
“日本は無宗教である”というよりも、“日本は一神教ではない”という言葉の方が適切だと思います。

多神教は何もしなくても勝手に雑草が生えてくるような、自然環境に恵まれた風...続きを読む

Aベストアンサー

単に宗教だけでなく3点が混ざりあって欧米(また他の東洋諸国)と異なっていたのだと思います。

質問者さんの記述されている通り、仏教と神道が歴史の中で混ざって行く中で日本に宗教観が出来上がっていったことに間違いは無いと思います。
それに加えて2つ目の要素が、儒学・朱子学の考え方です。
それと日本の歴史の中における天皇制の3つを持って日本独自の考えを作り出し、欧米との違いになったものと考えています。
この3要素こそが日本が日本であることの本質ではないでしょうか。

まず儒学・朱子学から触れますが、質問者さんも他の方も記載されている通り、この道徳的教えからだけでは限界があります。
君子たれと言われたところで、人間には奢り昂ぶりが常に存在し、それだけでは破綻してしまいます。
この儒学は武家は当然として、江戸期においては町民、農民に至るまで世界的に類を見ない教育大国であった日本では浸透して行くこととなりました。

次に一神教を語る前に宗教全般に関してですが、(初期の頃はどうであれ)長い歴史を持つ宗教において、人間は神を畏怖しまた信じることによって、自らの限界を(能力ではなく神のように万能ではないと言う意味での)悟り奢り昂ぶりを抑える結果を持ちます。
ここで特に一神教においては、畏怖し信じるべき絶対の存在であるがため、宗教が国の道徳心や法に影響を与え人心の基盤ともなり、他の宗教に関しては限りなく排除し自分達の宗教を広めることが神の意志に基づくとまで考えられています。
対して日本の神道は大変特殊で、草木はもちろんのこと死んだ人も八百万の神に加わります。
このため神は畏怖すべきものであっても身近な存在でもあり、他の宗教における神と言う考え方とは概念的にも異なるものだと言えるのではないでしょうか。

最後に天皇制であり、これも世界で類を見ないものになります。
古来においては大君御自ら御統治あそばされましたが、その後数百年以上に渡って君臨すれども統治せずとなっています。
これは他国の王室においては、一時的なものは別として王が自ら国を統治する形を取っています。
世界的に見ると幕府の将軍が、他の国における国王のような封建社会における長と捉えるべきではないでしょうか。
この状況が長いこと続くうちに、権力とは異なる権威としての至高の存在となって行き、一神教の神とは異なるものの、天意に背くとの言葉をしめすように、形而上学的な存在へと昇華していったのだと思います。

これらにより、一神教の神以外には寛容であり、また政権の長ではあっても権威的に越えることが出来ない存在がいることを持って人心の中においても自らの限界を悟り知り、これと儒学・朱子学が相まって高い道徳心を持つ民族になったのではないでしょうか。
明治から敗戦までの現人神と言うものは、和魂洋芸の元で、欧米列強に植民地化されないがために、欧米のの科学技術を取り入れるのと同様に、欧米の社会科学的概念をも取り入れ、そこにおいて本来は一神教の神とは異なるものの、制度上大君を持って一神教の神と同様であると定義しただけであると考えております。

敗戦までの日本の要素を否定するあまり、民族における精神的骨子がなくなっている状態であり、限りなく不安定な状況です。
このため今の日本は欧米と比べても世界的のどの国と比べても特殊な国だと考えております。

単に宗教だけでなく3点が混ざりあって欧米(また他の東洋諸国)と異なっていたのだと思います。

質問者さんの記述されている通り、仏教と神道が歴史の中で混ざって行く中で日本に宗教観が出来上がっていったことに間違いは無いと思います。
それに加えて2つ目の要素が、儒学・朱子学の考え方です。
それと日本の歴史の中における天皇制の3つを持って日本独自の考えを作り出し、欧米との違いになったものと考えています。
この3要素こそが日本が日本であることの本質ではないでしょうか。

まず儒学・朱子...続きを読む

Q世界の民族 ユニークな民族を探しています

地理の学習で民族についてレポートを書くことになっていますが、どの民族もあまり特徴的でなく、また特徴的な民族は既に同じ内容のものが何個もあるので、どの題材にしようか迷っています。
首長族やアイヌ民族のようにユニークかつあまり有名すぎない民族はありませんか?お願いします。

Aベストアンサー

・苗(ミャオ)族
中国55少数民族の1。華やかな民族衣装が印象的。棚田や高床式建築の文化が見られ、東アジア文化の担い手が漢民族+朝鮮・韓国系+日本・琉球系+ベトナム系(京族)だけではないという意味でも面白いかなと。

・バスク
スペイン~フランスの、言語系統が非常に異なるらしい民族。国なき民、分離運動でも…。フランシスコ・ザビエルもバスク系。

Q日本人が農耕民族と呼ばれる理由

よく日本人は農耕民族だと言われますが、これはどうしてなんでしょうか?

縄文時代まで遡れば日本人も狩りをしていましたし、農耕が本格的に始まったのだって弥生時代で、その弥生時代ですら食べものが足りなければ狩りをしていたみたいなので別に農耕民族とも言えないんじゃないかなぁ…?と不思議に思いました。

多分これは欧米と比較して言われるんだと思いますが、欧米だって狩りばかりでなくて農耕もしなければ生きていけなかったんじゃないかと思うんですが…。

理由をご存知の方、ぜひ教えてください。

Aベストアンサー

欧米と比較するより、遊牧民族のモンゴル人などと比較する方がわかりやすいと思います。

遊牧民は、一定の場所に定住せず、牧畜をしながらキャンプ生活をしています。そのため人間の把握も、どこどこ出身のだれそれではなく、なになに部族出身のだれだれになります。

農耕するためには必ず一定の土地が必要で、農地の近くに村を形成し、定住生活をします。それにここは誰それの土地と厳格に取り決めをします。
農耕民と遊牧民では特に土地所有に関する観念が大きく違うということです。
たとえ狩猟をしても、日本中を歩き回るわけではないでしょう。
ですから、日本人は農耕民と言えます。

よく分からないのは、欧米人を狩猟民族と呼ぶことです。
古くから農耕牧畜民ですが。
開国以後、肉食する欧米人を見て、そう思ったんでしょうか?

Q中国の漢民族について

中国の歴史について最近勉強しているのですが。満州民族の清朝から漢民族の中国になったんですよね。その漢民族はもともと中国大陸のどのあたりの人たちなのですか?三国志の時代の蜀も漢の子孫の劉備ってことは、漢民族なんですよね。ってことは、魏や呉は漢民族ではないってことですか?教えて下さい。

Aベストアンサー

漢民族というのは幅広い概念ですし、これが漢民族であるという決め手になるような定義はないと言った方が正しいです。

それでもあえて書けば、中国大陸の「中原」つまり黄河中流域に居た民族が漢民族の原型でしょう。もっと大雑把にしてしまえば、劉邦によって漢王朝が開かれますがその領域内にいた人たちすべてが漢民族でしょう。そこから言えば、三国志の魏・呉・蜀の三国はいずれも後漢の範囲内で成立していますから、住民はすべて漢民族であると言えます。

話を戻しますが、中国の歴代王朝にはいわゆる漢民族以外で征服王朝を開いたものがいくつかあります。例えば、鮮卑族の北魏、女直(女真)族の金、蒙古族の元、満州族(女真族から改名)の清などかありますが、これらの征服民族は武力はともかく人口的には少数派ですから、初期のものは次第に中国化(漢民族化)します。元や清は独自文化を保ち、漢民族とは異なる民族であり続けましたが、比較的少数民族による征服王朝ですから、統治される側として圧倒的大人口の漢民族がいたわけです。

ですから、「満州族の清から漢民族の中国になった」という表現はかならずしも正しいとは言えず、辛亥革命によって満州族を主体とする清朝政府を打倒し、漢民族が主体の政府を作り上げたと言うべきです。

漢民族というのは幅広い概念ですし、これが漢民族であるという決め手になるような定義はないと言った方が正しいです。

それでもあえて書けば、中国大陸の「中原」つまり黄河中流域に居た民族が漢民族の原型でしょう。もっと大雑把にしてしまえば、劉邦によって漢王朝が開かれますがその領域内にいた人たちすべてが漢民族でしょう。そこから言えば、三国志の魏・呉・蜀の三国はいずれも後漢の範囲内で成立していますから、住民はすべて漢民族であると言えます。

話を戻しますが、中国の歴代王朝にはいわゆる...続きを読む

Q中世ヨーロッパで。

中世ヨーロッパで宰相として独裁的な政治をした人物、と言われて、最初に思いつくのは誰ですか?

漠然としていますが(笑)。

Aベストアンサー

中世ですか? 近世ならいっぱい名宰相がいますが
中世となれば宰相というか宮宰でしょうか。
ピピン3世ぐらいかな。

中世は中央集権化がすすんでないので、
宰相のような国権の代理をするような地位は
あまり必要ないんですよね。

中世にはたびたび国王が発狂してるとかで
政治をつかさどれないときがありますが
そういうときは摂政が立ちますし。

近世にはマゼラン、リシュリューという二台巨頭がいますが
中世には宰相のような役割をしていた人はいますが
マイナーすぎてすぐには思いつかないね。


人気Q&Aランキング

おすすめ情報