プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

先日、中一の娘が頭痛とめまいで病院を受診したところ、起立性調節障害でジヒデルゴッドを処方され毎日朝昼、その薬を飲んでいます。
それ以後、朝の不調やめまいはなくなりましたが、学校から帰ると頭痛を又訴えだるくて力が入らない様子。
市販の痛み止めを飲ませましたが、明日又病院に行こうかと思っています。
経験談や対処法など何でもご存知のことありましたら、教えてください。

A 回答 (1件)

体を起こして興奮、活動モードにするためには交感神経を緊張させて血圧を上げなければなりません。

だれでも立ち上がろうとする時はほんの短時間ですが一旦血圧は低下しますが、すぐに自律神経反射が起こって交感神経緊張のスイッチが入って血管が収縮し血圧は上昇します。この自律神経反射が弱いと血管の収縮が不十分でなかなか血圧が上がらず辛い思いをすることになります。
薬は血管を収縮させますので薬が効いてる間は活動に必要な血圧は維持できます。その間は確かに体は楽になりますが、交感神経への自律神経反射が弱い原因そのもの治すことはできません。薬が切れると次第にまた血管は拡張していきますのでそのときに頭痛やだるさが出てくることになります。

病気には必ず原因があります。起立性調節障害(起立性低血圧と言い換えても良いでしょう)の原因を治すことをせず薬で症状だけを軽くする治療に頼ってそれを続けていると体が本来もっている自分の力で血圧をコントロールする力を次第に阻害していきます。薬がどうしても必要な場合それを十分理解したうえでできるだけ短期間、最小限使うことが大事です。

このトラブルの原因は色々あると思います。いくつか原因をあげますので参考になさってください。
例えば、心のストレスですが悩みが深まると前向きな生きる意欲が減退することがありますが、血圧を上昇させる力を阻むことになります。この場合ですとストレスの原因を聞き出して安心感を与えることが必要となります。
また、夜更かし、睡眠不足が続くと眠くて交感神経にスイッチが入りにくくなりますし、運動不足が続くと筋肉の衰えで発熱が不十分となり低体温となって血圧上昇力が弱まります。甘いものの採り過ぎも低血糖を呼び込み脱力を強めることがあるので注意が必要です。

病気は生活や生き方の見直しをしてくれという体からの合図です。
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この回答へのお礼

有難うございます。思い当たる節が多々あり大変参考になりました。
担当したお医者さん以上です。
生活習慣を見直す機会になり、食生活から運動など色々と気をつけたいと思います。

お礼日時:2012/09/15 22:13

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