あなたにとってのゴールデンタイムはいつですか?

日本語の質問です。

「うしろ」 と 「裏」 の使い方にはどういった違いがあるのでしょうか。

普段使うときには当たり前のように使っているのですが、いざ説明しようと思うとできません。

どのような違いで使い分けをするのでしょうか。

よろしくおねがいします。

A 回答 (5件)

う~ん、わりと曖昧ですね。



建物のように概念的に前後があるものは「後ろ」と「向こう」で意味する面が違ったりします。
「あの建物の裏」と言えば、正面玄関と反対側を指し、「あの建物の後ろ(向こう)」といえば、今見えている面の反対側を指す。
車の場合は、「あの車の裏」と言えば大抵は今見えている側の反対側を指すと思いますが、車の底面を指すと感じる人もいるでしょう。上下逆になる事を裏返る、なんて言いますし。また、後ろと言えばテールランプの付いている方ってイメージですが、「あの車の後ろ見て」と言われたら、その車の後方位置を見ればいいのかその車自体の後部を見ればいいのか、ちょっと悩むところですね。
「壁のカレンダーの裏見て」と言われたら裏面の白紙を見るでしょうが、「カレンダーの後ろ見て」と言われたら、カレンダーをめくって壁の方を見る人が多いのでは?
服では前見頃(お腹側)と後ろ見頃(背中側)、表身頃(表地)と裏見頃(裏地)、と違いがありますね。

表裏は薄いものや、表と裏で全く異なるものを指す時に使う。
前後は「仮想中間点」があって、そこから相対的に前か後ろかを指す場合に使う。
そんな感じでしょうか。




ま、栃木や丹波の方とか方言では「後ろ」というところを「ウラ」っていう地域もあるんですけど。
学校でプリントを回すときや(1枚とってウラに回してね~)、後ろの黒板の方見ろっていうとき(ウラの黒板見て~)に戸惑う転校生がいたり(笑)
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この回答へのお礼

わかりやすいご説明、ありがとうございます。

お礼日時:2012/11/15 12:58

「前」「うしろ」は、「上」「下」「右」「左」とともに使用可能で、3次元空間を表す他に、前進後退のように、物事の進捗を表す場合にも使う。



「表」「裏」は、平面のどちら側かを表す他に、表通り裏通り、表門裏門などのように、規模の違いや主従関係を表す場合にも使う。

主体からの相対的な位置、空間を表す場合は、「前」と「表」、「うしろ」と「裏」が、それぞれ同じ意味を持つ場合がある。

例:「自宅の前のバス停」と「自宅の表のバス停」は同じ意味。
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この回答へのお礼

明快に教えていただいてありがとうございます。

お礼日時:2012/11/15 12:59

日本語には「暗黙の了解による上下の秩序」ってのがあります。



前<=>後ろは、主に空間的な前後を言いますが、双方対等で、
上下関係がありません。

表<=>裏は、主に平面での表裏を言うために、「表」が上位に
来るという「暗黙の了解」があります。

このために「裏帳簿」とか「裏稼業」というような、公式には出せ
ないような物を表す場合や、「裏山」「裏庭」など空間的に正面
に無いものを表すことがあります。

この回答への補足

暗黙の了解による上下の秩序、ですね。勉強になりました。ありがとうございます。

補足日時:2012/11/15 13:01
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反対語で考えるとわかりやすいです。


うしろは反対語が「前」です。前後という関係であるので、空間的にも時間的にもあり得ます。
「前に並んでいる」、「後ろに並んでいる」とか「数学の授業は国語のうしろだ」とか。
裏は反対語が「表(おもて)」です。ですから平面的というか片方を主としたときの反対面という感じです。
ですから、「チラシの裏」とか言って書いてある方が表で何も書いていない方が裏となります。ですから何も書いていない方が上になっている場合でも、上が「チラシの裏」となりますが、何も書いていない方が上にあるとき上側を「うしろ」とは言いません。
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この回答へのお礼

ご解答、ありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2012/11/15 13:02

うしろ-->空間的に



裏-->平面的に
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この回答へのお礼

ご解答、ありがとうございます。

お礼日時:2012/11/15 13:03

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