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大学の過去問に取り組んでるんですが、
物理に関して、戸惑っています。
ある問題があって、答えを見れば解き方が理解できるのですが、答えをみる前に、どのように解くのか思い浮かばないんです。
この発想力はどのようにすれば強化できるのでしょうか?

A 回答 (3件)

物理に発想力はほぼ不要です。


必要な手続きに従って、淡々と、正確に式を立てていく。
そしてそれを淡々と解いていく、という感じでしょう。
とにかく、お話が根底からおかしい、と思います。
東大京大東工大、慶應かどこかの医学部、なんて辺りで難問が仮に出て、それをどうするか、という話ならまだ判りますが。
繰り返しますが、まずは演習をしてみて下さい。

物理の暗記事項なんて、センターレベルの英単語より余程少ないはずです。
xxを覚えたら終わる、のであれば、学校の授業なんて3ヶ月あれば物理を終えてしまうでしょう。
覚えたところでできやしないから、物理なんです。

解答解説を読めば判る、ってのは、それはそれで成果でしょう。
読んで判らないよりは相当良い。
今日サッカーをやってましたが、見るのとやるのとは大違いでしょう。
読んだら判るのと自力で解くのは違います。
その、地力で解こうとしたときに手が止まる、それが何なのか。
その時に何が見えてなければならなかったのか。
それを「体系的に」「一通り」身に付けなければならないのです。
過去問やっていればどうにかなるわけではないのは、その「一通り」や「体系性」に問題があるからです。
あと一息、なんて場合なら、それでどうにか身に付きますが、根底からダメダメな場合は、付け焼き刃の勉強をしても時間の無駄にしかなりません。
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変な言い方かもしれませんけれど、問題を解こうと


しなければいいと思います。

仮にその問題が、ある現象について記述していて
既知の事実から未知の量を求めるというタイプの
ものだとします。

そうすると、そこで何が起きているのか、物理現象
を把握することに努めれば、もう結果的に解けたも
同然なんですよ。

受験問題は解決することがわかっているものしか
出題されませんから、本当の意味での難問はない
んです。持ち時間が長めの「難問」ほどこの方法で
すんなりいけるはずです。
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大学で物理を勉強しているものです。


発想が出てこないというのは誰しもが持つ悩みだと思います。

ポリヤという人の書いた『いかにして問題を解くか』(原題:How to solve it)という本は主に数学の問題を解くにあたって、いかにアプローチしていけばいいかという普遍的な方法を提示しています。
この本を読んで劇的に発想力がついたというわけではありませんが、ある種の問題に対してはだいぶ抵抗が付いたので少し内容を紹介させてください。

まず、この本では問題を解くというプロセスを以下の4ステップに分割しています。
それぞれのステップにおいて有用であると書かれている方法をまとめました。

1.問題を理解する
未知のものはなにか?与えられた条件やデータは未知のものを求めるのに十分であるか検討する。
記号や図を適宜導入する。
解きやすいように問題を小問分割してみる。

2.未知のものと与えられた条件の関係を密接にする
(重要!)似たような問題で以前解いたことのある問題を思い出す。実際にそれらをその場で解いてみる。
(重要!)特殊な、あるいは一般的、類推的な条件を設定しなおして実際にその条件で問題を解いてみる。
問題を言い換えてみる
与えられた全てのデータや条件を使ったか確認する。

3.計画を実行する
一つ一つのステップが正しいことを示せるか?

4.問題を振り返る
(重要!)得られた結果を吟味する。
その問題の解法や結果を他の問題に使えないか検討する。
別解はないか考える。


一目見ただけでは訳がわからないと思いますが、意味はあまり気にしなくていいです。

大事なのは(重要!)と書いた項目です。
基本的には我々は問題を解くときゼロからの発想ではなく今までの経験を生かして解法を考えるわけです。
そのためには似た問題を思い出して実際に解いてみるというのは非常に有用な方法です。
問題が似ている時には、得てして似たような解法が適用できる場合が多いからです。
もちろん似たような問題を思い出すためには、まず前提として様々な問題を解いた経験がないといけません。
またそれらを忘れないように何度も何度も解きなおして復習することも大事です。

またいきなり似た問題が思い出せないときは、条件をもっと特殊なものにしたり一般的なもの、類推的なものに変えてみることです。
例えば、単振り子やばねの問題が出てきたら一般的な問題としては調和振動子の問題(力が変位の負の定数倍になるようなあらゆる系)が考えられます。
条件を特殊なものにする、というのは例えばある定数が正の値しか取らないと仮定してみたり、剛体の問題であれば剛体を質点に置き換えて一度解いてみるとか。

また、問題を解き終わった後に得られた解を吟味するのも非常に重要です。
例えばある物理量の無限やゼロの極限をとってみるとか、他によく知られている法則と矛盾はないかとか。


以上で説明を終わりにしますが、受験生だと勉強の仕方を今から根本的に変えるというのは難しいと思います。
とにかく重要なポイントは「似たような問題から解法を類推する」という事です。
これを意識して問題に取り組むようにするだけで少し楽になると思います。
頑張ってください。
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