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そこは無限の広がりをもつ空間であった。
ただただ灰色の世界が果てしなく無限に続いていることが分かった。
そこには風もなく、音もなく、途方もなく静かな世界であった。
味も匂いもしない世界であった。
目も耳も鼻も口も全てが無用の世界であった。
もちろん空気もないが呼吸する必要さえない世界であった。
そこは物影1つなく如何なるものも存在し得ない完全無の世界であることが直ぐに分かった。
そこには自分の姿さえなかった。
そこには時間は存在せず、如何なる変化も、如何なる動きもない完全に静止した世界であった。
そこは途方もなく安定した世界であることが分かった。
そこは如何なる変化も、如何なる動きも受け付けない途方もなく安定した世界であった。
その中ではあらゆる物が意味を持たないことが分かった。
それが空間なのか平面なのか点なのか考えることさえ無意味であると気付いた。
そこは完全なる無の世界であった。
そこにおいては生前の行いなどありとあらゆるものが全て無意味であることが分かった。
これこそ正真正銘のあの世であることが分かった。
それと同時に途方もない安堵感と幸福感に包まれた。
極楽浄土に着いたのである。
暫くすると眠くなってきた。
もー何も考える必要はないのである。
そして眠入った。
もー永遠に目覚めることはあるまい。
・
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・
・
ゴ
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カンソー
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ヲ
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クダサイ
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A 回答 (10件)
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No.12
- 回答日時:
NO9のお礼、ありがとうございます。
~~~~~~
あの世にも犬とか猫とかの動物がいるのでしょうか。
~~~~~~
さぁ~、あの世に行ったことがないので、こればっかりは。。。。。。
なのですが、
hitonomichiさんの考えに従うのならば、
あの世に行くとは、
宇宙の真実在である《アルケー》さまの御胸に還ることなのでしょうから、
個別・具体的な存在はないはずです。
なので、犬や猫なる個別的存在は、もはやそこでは存在し得ないのではないですか。
ということで、
hitonomichiさんが見たという《アルケー界》は、未だ真実の《アルケー界》を見ていない、その影のような存在を掴(つか)まえた、その一端を垣間見た、ということになるんですかね。
僕が思うに、アルケー界では《主・客》といった対立構造は、もはや消失しているはずなので。
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No.10
- 回答日時:
なるほど、なるほど、たしかにそうかも知れませんね。
《完全無》だから、《何もない》と考えるのは、あまりに短絡的でしょう。《無》(という状態)がないとは言えませんし、数学では《ゼロ》や要素を持たない《空集合》の存在を認めていますので。
《無限の広がりを持つ》という表現には、多少の違和感を覚えますが、これは《限りを持たない》という意味であって、《空間》と言ったのは、我々人間には《空間》のイメージとしてしかその世界を認識・表現できないからなんでしょう、きっと。
質問の文中に、
《それが空間なのか平面なのか点なのか考えることさえ無意味であると気付いた。》という表現がありますし。。。。。。
この質問を読んで眠り猫が考えるに、
hitonomichiさんのいう《完全無》とは、すべての差別や相対といったものが消失した《全てが一つ》の世界なんでしょう。差別や区別がないから、個別的存在がない。個別的な存在がないのだから、運動や時間、変化、生滅もありえない。時間や運動が仮にあったとしても、人間の認識には決して引っかからない。全て同じに見えるのですから。そして、変化がないのだから、その世界は《安定》している。。。。。。
そのような世界では、もはや概念や意味も成立し得ない。全てが一つだからです。
そして、そのことを《完全無》と呼ぼうが、《完全有》と呼ぼうが、それは言葉としての表現の違いにしか過ぎない。
なるほど、なるほど。
なのですが、
もし、眠り猫がそのような世界に行ったとしたら、強い恐怖心を抱いてしまいますね。たぶん錯乱してしまいます。そのような世界には、とても耐えられないと思います。確実にパニクりますよ(ポリポリ)
No.9
- 回答日時:
茜色の空から黄金色の夕陽がさす時、西方極楽浄土という夢が生じるのでは
人の道さんの極楽浄土とは、どうやら灰色のようですね。
一日の終わりにみる夢も祈りもないようです。
私だけの極楽浄土と、仰ってみてはいかがでしょう。
あまり受けないことを覚悟された方がよろしいと思います。
あの世にも色々あります。
イスラム教徒が憧れる天国は、ピンサロとキャバレーとソープランドが建ち並ぶ歓楽街であるらしい。
そこでは1年365日思う存分セックス三昧できるそーである。
キリスト教徒が説く天国とは、教会のよーな場所が準備されていて相変わらずお祈りをしたり賛美歌を歌ったりしながら、安心して漬かることができる世界だそーである。
一方、真理を探求しアルケーの神に従う「人の道」において、極楽浄土とは無の世界であり如何なる意味においても現世のモノは存在しないピュアな世界です。
No.8
- 回答日時:
もー永遠に目覚めてこなかったんじゃないの~
おしい。
No.1
- 回答日時:
”灰色の世界が果てしなく無限に続いていることが分かった”
↑
灰色、という色があるじゃん。
どこが完全無なのでしょうか。
灰色は色じゃないとしても、光はある訳ですね。
これを矛盾といいます。
それに無限というのは空間の広がりのことでしょう。
完全無とは、これまた矛盾するのでは?
空間は存在するのだから完全無ではないはず。
”そこは途方もなく安定した世界であることが分かった”
↑
完全無なのに安定はあるんですか、という揚げ足取りは
さておいて、完全無なら、安定ということも意味を持たない
でしょう。
”極楽浄土に着いたのである”
↑
ということは、ある場所があって、そこに着いたということですね。
これまた完全無とは矛盾するのでは。
場所も存在するし、到着した主体の存在とも矛盾します。
そもそも完全無、というのは人間に想定できるのでしょうか。
>”極楽浄土に着いたのである”
> ↑
>ということは、ある場所があって、そこに着いたということですね。
もし極楽浄土へ往きたいのであれば、ここに語っている無の風景を思い浮かべるがよい、きっと満たされよー。
そーゆーことである。
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