映画で印象に残っている「涙」は？

人間、時として、軽い気持ちで酷いことをしてしまうものです。

「卒業」でのダスティン・ホフマンが正にそうでした。
最初から振るつもりのキャサリン・ロスをストリップ・バーへ連れて行き
オッパイを振り回すダンサーを見て
「君にも出来るかい？」とダスティン・ホフマンに言われた
キャサリン・ロスの涙は今も忘れられません。

皆さんの印象に残った「涙」のシーンを教えてください。

No.13 回答者： noname#171967 回答日時： 2012/12/09 16:05

メリル・ストリープの名前が挙がっているので、

ダスティン・ホフマンと共演した「クレーマー・クレーマー」で
メリル・ストリープが涙を流すラストシーン。
ご覧になっていらっしゃると思いますが、
その時のセリフが好きなんですよね。
「今朝目が覚めた時
“あの子の部屋の壁に雲の絵を書かなきゃ”って思ったの。
夜眠る時に部屋に雲の絵がなかったら、
きっと寂しがる・・
あの子は貴方と一緒にいた方が幸せなのね」
（すみません、多少間違っているかもしれませんが）
このセリフと思い出すと泣けてきます。

この回答への補足

そろそろ締め切らせて頂きます。
改めて人が涙を流す重さを感じました。

皆様ご回答ありがとうございました。

補足日時：2012/12/09 17:58

この回答へのお礼

お～。
あれ、メリル・ストリープだったんですね。
実は「クレーマー・クレーマー」観てないんです。
今は離婚が割にありふれた話になってしまいましたが
親の離婚によって子供が親、特に母親と離れる設定が
悲し過ぎて観れませんでした。

そろそろ観られそうですので
そのセリフ確かめてみます（笑）

ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2012/12/09 16:56

No.12 回答者： hazar 回答日時： 2012/12/09 02:14

こんばんは alterd1953 様

なんだか 同じ 話ばかりに なって しまいますが …
『タッチ・オブ・スパイス』 の 主人公の 父、サヴァスは 明るくて 面白い 小太りな 人
なんですが、ギリシャ 移民として イスタンブールに 暮らし、トルコ人の 嫁さんと
息子が いて、嫁さんの お父さんが スパイスの 店を やっている ので、そこで 一緒に
暮らしていた … ギリシャ 人の 排除 政策で、彼だけに 退去 命令が 届けられた 時、
食事 時に やって 来た 二人組の 係官に 呼ばれ、何か 耳打ち されると、音声は 一切
なくなり、呆然と 顔を 上げた 父は、テーブルに 固まって 固唾を 呑んで 見守る 家族の
ほうを 見やる … ギリシャへ 渡った 娘一家を 訪ねて 行くと 言っては、やっぱり
行かれなくなった と 言う お祖父さんは、一体 いつ 来るんだろう、と 嘆息する 息子に、
彼は 来ない、あの街から 離れられや しないんだ、と … 不意に 言い 放つ …
誰だって そうだ … あの 退去 命令の 時、改宗すれば 残れる と 言われ、ほんの 一瞬、
残れたら … と … 不覚にも、そのことを 先に 考えてしまった ことを 息子に 話した
とき、頬を、故郷を 追われた 人の 本物の 涙が、一筋 伝っていき …
ダニー・ケイ の 『五つの銅貨』 でも、そのような 家族を 守る 為、必死で
夢や 故郷への 思いを 断ち切って 困難に 立ち向かってきた 父の 涙が …
『あなたになら言える秘密のこと』 や 『アララトの聖母』 は 少し 重過ぎるかも
しれませんが、そのような 民族間の 抗争の さなかで 起きた 想像を 絶する 苦しみと
悲しみの 中で、ひっそりと 亡き 子を 想う 女性の 涙は 忘れ難い ものが …
『彼女を見ればわかること』 で 盲目の 奔放な 少女を 演じた キャメロン・ディアスが
エレベータを 待っていて、扉が 開くと、もう 彼女から 心の 離れていた 恋人の 男性が
居て、彼女を 見て、ぎょっ と するが、彼女には 見えない はず なので、急いで 体を
かわして 行ってしまう … 締まっていく 扉の 向うで 彼女が 微かに 鼻を 上へ …、
彼の 匂いに 気づいた ことが わかる … 姉が 帰宅すると 部屋が 真っ暗 …
明かりを 点けようと すると ソファーに 盲目の 妹が ひっそりと 坐っている …
彼女は 警察官の 姉が 捜査している 凍死した 女性の、寂しさと 絶望の 果てに
孤独な 死に 至る 道程を 淡々と 語ってみせる … その 頬にも 微かに 光る 筋が …
同じ ロドリゴ・ガルシア 監督 の 『彼女の恋からわかること』 では、10 人 位の 女優が
面接か、精神科の 診断でも 受ける かのように、正面に 坐って、自分の 恋の 顛末を 話す
だけ なんですが、どの人も 素晴らしかった、特に　DVD の 表紙にも なっている、確か
デボラ・カーラ・アンガー だった かと 思う のですが、話す 裡、だんだん 思い出して
つらくなり … 思わず 涙が 流れる のが、とても 演技とは 思えなかった …
『愛する人』 でも ナオミ・ワッツが 素晴らしく、堪え切れず 涙する シーンが …
『モンテーニュ通りのカフェ』 で 雨の中、行く 当てもなく 膝を 抱えて 涙を こぼして
いた 少女 だった セシル・ドゥ・フランス が、『少年と自転車』 の 少年が 父親に
捨てられた ことを 実感し … 車の 中で 自分の 顔を かきむしり、額を ドアに 打ちつけ
て、悲しむ 姿に、慌てて ブレーキを かけ、少年を 抱きかかえて、シーッ、シーッ … と
宥めながら 胸を 震わせて 涙していたこと … その後、少年が 不良の 若者の もとへ
行こうと する のを 止めきれず、後を 追ってから 室内に 戻って来て、警察か 何処かへ
電話しようと 受話器を 取り上げ ボタンを 幾つか 押した 処で、しゃくり上げ、受話器を
取り落としそうに … 気を 取り直し、しっかりと ボタンを 押して 電話を かける …
大人の 素敵な 女性に …
『橋の上の娘』 で 踊り子に なっていた イレーヌが、ナイフ 投げ師と 再会し、ずっと
探していた… と 嬉しそうに 語りかける のを、生返事 … やがて 出番が 来て、薄布 越し
に 新しい 少女の 的に ナイフを 投げる 荒業を 物陰から 見つめ、… そう、これ …、
この 人には、これが できる … と 微笑む イレーヌの 頬にも 一滴の 光る 涙の 筋が …
『レネットとミラベル　四つの冒険』 で 深更から 明け方 前の、ファーブルの 言う 処の
「青い時」 を 聴きに 起き出した のに、バイクが 轟音を 立てて 駆け抜けて 行き …
「だめ、だめ … 今 だった のに … 過ぎちゃった …」 と 泣き出す 田舎の子 …
『友だちの恋人』 の 最後、美人の友人の 元カレ と 待ち合わせていた 喫茶店で 彼女 同士
が 鉢合わせ … （新しい） 彼と 待ち合わせてるの … との 友人の 言葉に、てっきり 元の
鞘に 収まって しまった のか … と 思わず 涙を こぼす 女の子 … ロメールの 描く 女の子
たちの 涙の、一途で、純情で、可愛いらしい こと …
『カサブランカ』 の イングリッド・バーグマン の 涙は、まるで、彼女の 愛した 男たちは
彼女の 意思は 全く 問題に していない ことに、微かに 傷ついて いる かのよう …
『ドクトル・ジバゴ』 は 最後、声なき 声で 娘に 呼びかけ、涙に 曇る 目で 必死に 見つめ
もがきながら、崩れ落ち …
幻の フィルムを 追って 旅した ハーヴェイ・カイテル が 最後に 出逢った、フィルムを
守ってくれていた 温かな 家族が、戦火の 町の … 霧の 中の 川べりで … 失われてしまった
とき … 暗い 部屋で 独り 声も なく 滂沱の 涙を 流す … 『ユリシーズの瞳』

この回答へのお礼

>なんだか 同じ 話ばかりに なって しまいますが …

印象に残る映画はどうしても絞られて来ますので仕方ないですね。
まぁ、色んな角度から楽しみましょう（笑）

と言っても、hazarさん、いつもどおり大量のラインナップですので
ひとつずつ、ゆっくり観させて頂きます。
（TSUTAYAにある限りですが。笑）

あのハーヴェイ・カイテルが泣くところは是非見たいです。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2012/12/09 06:51

No.11 回答者： lilieka 回答日時： 2012/12/09 01:04

ロビンウィリアムズの「今を生きる」で親友が死んでなくシーン、先生が異動にされクラス中が悲しむシーンです。

約20年ほど前、学生だったころに地元の小さな映画館で二本立てのカップリングになってて、目的の映画ではなかった方なのに大泣きしました。（カップリングはフィールドオブドリームスでした。）

この回答へのお礼

「今を生きる」は良い映画でしたね。
理由は忘れましたが、生徒が雪が積もっている庭に出て吐くシーンと
高圧的な学校側に反発して全員が机に立つシーンを覚えてます。
多分、ロビンウィリアムズでないと成り立ってないんじゃないでしょうか。

「フィールドオブドリームス」

これはもう大傑作ですね。
幽霊のシューレス・ジョーが
「ここは天国か？」って言うのがたまりませんでした（笑）

ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2012/12/09 06:34

No.10 回答者： noname#180186 回答日時： 2012/12/08 23:50

デヴィッド・リンチの映画で「マルホランド・ドライブ」というのがあるんですが、恋人を取られたヒロインが部屋で泣いてるシーン。

部屋の天井や壁が涙で歪んで見える、まさに泣いている眼に映る光景を表現していて、こういう方法を使った映画は他にもあるのか知りませんが、私は初めて見たのでちょっとびっくりしたという意味で印象に残っています。

この回答へのお礼

デヴィット・リンチは「ブルーベルベット」がダメでしたので
あまり観てないんですが、そんな純情な描写もしてるんですね。
（そういえば「ストレイト・ストーリー」は抵抗なかったです）
一度観てみます。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2012/12/09 06:26

No.9 回答者： heartoheart 回答日時： 2012/12/08 23:43

タイトルから、私も「卒業」のそのシーンを思ったのです！

キャサリン・ロスのあの涙は”大粒”の一滴でしたね。　ああいう涙に
男性は弱いのかもしれませんね。。（ただし頻繁に泣くのは逆効果）
もっとも、あんな泣き方をするアメリカ人今やどこを探してもいない
でしょうけど・・（笑）

それで、次に「道」のザンパノの涙というか海岸で一人無言で泣く姿を
思いました。　　苦しそうに泣いているような素晴らしい画でした。
これもどなたか書かれていますから、他に後で思いついたらおじゃま
させていただくかもしれません。。

この回答へのお礼

>タイトルから、私も「卒業」のそのシーンを思ったのです！

heartoheartさんと私、良く合いますね（笑）

>あんな泣き方をするアメリカ人今やどこを探してもいない
でしょうけど・・（笑）

やっぱりそうでしょうねぇ（笑）

>他に後で思いついたらおじゃまさせていただくかもしれません。。

また、バスに乗ってください（笑）

ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2012/12/09 06:21

No.8 回答者： hyakkinman 回答日時： 2012/12/08 21:54

チャップリン「街の灯」

ラストシーン

手を握って、恩人であることに気づいた女性の涙…


子供心にも、泣けた作品。

この回答へのお礼

チャップリン「街の灯」

ああ。これは。
映画館で観てから数日して
ビア・ガーデンで飲んでいる時に思い出して
号泣したことがあります。
切ないラストの相当上位に来ますね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2012/12/09 06:15

No.7 回答者： annkoromochi 回答日時： 2012/12/08 21:51

　こんばんは（＾○＾）邦画でもいいですか？

　「サンダカン八番娼館・望郷」での田中絹代さんの「涙」ですね。
　女性史研究家の圭子（栗原小巻さん）と、おサキ（田中さん）の別れのシーンです。
　圭子からもらった白いタオルを握り締めて、おサキが号泣する・・・
　あの涙は忘れられません。
　

この回答へのお礼

田中絹代さんが素晴らしい女優さんであることは十分承知しておりますが
多分、栗原小巻さんがそれほど好きではなかったので観ておりませんでした。
是非観てみます。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2012/12/09 06:11

No.6 回答者： rescue2004 回答日時： 2012/12/08 20:58

アニメ映画でもいいですか？

「火垂るの墓」

後半は涙なしでは観られませんでした。
栄養失調で弱りきり、兄を呼びながら衰弱死して行くシーンでは大泣きです。
一人で観ていましたので、誰憚ることなく、ボロボロ涙していました。

この回答へのお礼

これほど切ない映画はちょっとないんじゃないでしょうか。
小さな女の子が死ぬことほど悲しいことはこの世に無いです。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2012/12/08 21:27

No.5 回答者： uineee 回答日時： 2012/12/08 20:51

[プライベートライアン」の中でトムハンクスが

手を震わせて泣くところが印象的でした。

ローマの休日のお別れシーンも切ないです

この回答へのお礼

[プライベートライアン」

観ましたが、そのシーン覚えておりません。
もう一度観てみます。

「ローマの休日」

これはもう、映画史に残る名シーンですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2012/12/08 21:24

No.4 回答者： 31192525 回答日時： 2012/12/08 19:48

alterd1953さん、こんにちは。

泣くことに耐えるヒロインの表情が好きですが、

『ひまわり』　ソフィア・ローレンの涙。

これは一緒に泣きました。

もう一つ

『道』　アンソニー・クインの涙。

胸を引き裂かれそうでした。

ヘンリー・マンシーにとニーノ・ロータの音楽が今も頭の中をよぎることがあります。

この回答へのお礼

『ひまわり』　

あれは物凄く重いですが素晴らしい映画でしたね。
マストロヤンニもさることながら
仰るように、ソフィアローレンの存在感といったらなかったですね。
映画館で観終わってからの帰り道
友達としばらく口が聞けませんでした。

『道』　

これも無茶苦茶良い映画でした。
ジェルソミーナに取り返しのつかないことをしてしまった
ザンパノの痛恨が強烈に伝わって来るラストでした。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2012/12/08 20:15