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Some student admires every professor.

この文が2通りの解釈ができるそうなのですが、どのような訳になりますか?
また、"Some student"ではなく"Some students"ではないのですか?

A 回答 (6件)

まず、「some+名詞の単数形」の場合のsomeは「ある、とある」という意味です。


で、これはSVOと、OVSの両方に解釈できる、ということです。
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不思議な回答者がいるものだ。


Jan Koster を知っているのに、数量詞の作用域を知らないとは。
Domains and Dynasties を持っているのに、英語が読めないとは。

授業で作用域とかスコープ scope とか言っていませんでしたか?

第一の解釈
some > every
ある一人の学生がいる。
この学生がすべての先生を尊敬している。
数量詞 some の作用域が広いというのは、ある学生の存在がまず前提となり、その特定の学生に関する記述である、ということ。
数学的に言えば、学生一人に対して、すべての先生が対応するので、一対多対応ということになる。

第二の解釈
some < every
すべての先生について、必ず一人は尊敬してくれる学生がいる。
ただしそれぞれの先生について、対応する学生は違ってもよい。
数学的には多対多対応でよい。
たとえば、A先生はジョンが尊敬しており、B先生はメアリが尊敬しており、C先生はとむが尊敬しているといった具合。

ちなみに、
Some student admires every professor, but John doesn't.
Some student and John admire every professor.
Some student admires every professor and Bill only Quine.
について、Koster は
Only a specific construal is available for some student.
といっている。つまりここで言う「第一の解釈」のみが可能だということ。

倒置は全く何の関係もない。
たぶん、数量詞上昇で every professor が VP に付加されているのを見て誤解したのだろう。
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ジャン・コスターの『Domains and Dynasties』の94ページに


Some student admires every professor.
という文が単独で使われる場合の多義的な解釈について語られています。
同ページのその後の部分では、
Some student admires every professor, but John doesn’t.
という例を挙げて、節が複数になった場合(述部に省略がある重文の場合)に特定の解釈だけが可能になることが語られています。

また、95ページには節が単数(述部に省略がある重文以外の場合で単文の場合)でも特定の解釈だけが可能な場合が説明されています。
その例として
Some student and John admire every professor.
という例が挙げられています。
この文は、動詞の活用から every professor が主語ではなく、目的語であり、倒置がないと判断される例として挙げられています。

これらのコスターによる説明では、
Some student admires every professor.

Every professor admires some student.
の倒置と考えられるということが前提となっています。

手元の参考書では、倒置について以下のように説明されています。
倒置には大きく分けて
(1)英語の慣用上から行われるもの
(2)語句の意味を強めるために行われるもの
の2種類があります。

疑問文で「V+S」となる、
特殊疑問文で疑問の対象となる部分が文頭に出る、
感嘆文で感嘆の対象となるものが文頭に出る
などが(1)に含まれ、
直接話法で、「会話文+V+S」となるといういのもこれに含まれます。

それとは別に、(2)で「目的語・補語・副詞的修飾語の意味を強めるために、これらを文頭に出すことがある」との説明があり、これらを一概に説明して「その後の語順は『V+S』となることが多い」とあります。
そして、その後の目的語を文頭に出す場合の説明として、「その後の語順は『S+V』の語順になることが多い」とあります。
いま議論の対象となっている
Some student admires every professor.
の倒置は、これに該当するものです。

一概的な説明では「『V+S』が多い」、目的語に限った説明では「『S+V』が多い」となっていて、どちらも『V+S』を否定しているものではありません。
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SVO で S と O の倒置が可。


しかも名詞で主格と目的格の区別がない。
などとすると,英語という言語の根幹が覆ります。

OSV という倒置はします。

"~," said the man.
これは OVS の例ですが,これは the man の方が主語だと当然わかる。

そうでない,名詞 V 名詞 でどちらが主語にも取れる
ということは文脈でもない限り,英語は許しません。

名詞の格の区別がない英語で,ある程度語順の自由が許されるとはいえ
どちらが主語にも取れる,ということはありません。

繰り返しますが,
Every professor some student admires.
こういう倒置ならまだわかります。
(これも関係詞の省略の可能性が出てきますが)
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Some student admires every professor.


だけでは、主語と目的語が倒置になっている可能性があり、
「ある生徒がすべての教授を尊敬している」
「すべての教授がある生徒を尊敬している」
の2つの解釈が可能だということです。

ところが、例えば、
Some student admires every professor, but John doesn’t.
と節が複数になると、各節は倒置ではなく原則的な語順になるため、every professor は目的語に限定されるということです。

Some は単数の名詞につくと、はっきりとはわからない人や物を指して「ある」「何かの」といった意味を表します。
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some 可算名詞の単数は


a 単数
one 単数
a certain 単数
と同様,「ある~」という意味です。
単数でも複数でも,ばくぜんとした不特定の人・ものを表します。

最初に複数のパターンを習うだけのことです。

普通には
「ある生徒はすべての教授に敬服する」
あるいは
「ある生徒がある教授に敬服するということがすべての教授について当てはまる」
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