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こんにちは。

首凝りと肩凝りが酷く、
肩甲骨辺りにかけて背中も張ってます。一番酷いのは首です。
360度どの角度も完全に上にも下にも痛くて向けません。吐き気がします。動かさなくても首も肩も痛くて、バファリンなどの鎮痛剤を飲まないと眠れない上に、躁うつ病で元々不眠なのでダブルパンチです。

友人に相談したら、整形外科に行っても、その場凌ぎの痛み止めと、ヘルニアかどうか調べるだけと言われました。

鍼灸に行こうとも思ってますが、それもその場凌ぎだし。

何か良い方法はないですか?
ストレッチや運動、ヨガや食事以外でお願いします。

A 回答 (1件)

>友人に相談したら、整形外科に行っても、その場凌ぎの痛み止めと、ヘルニアかどうか調べるだけと言われました。



その友人は医師ですか?医療関係者ですか?このアドバイスはまったく医療を知らない人がすることです。

まず痛み止めという薬についてご説明します。痛みの原因は炎症です。皆さん痛み止めといっているものは、主に飲み薬だと思いますが、同じ成分でシップ・テープなど貼り薬、ローションなどの塗り薬、座薬 などあります。これは全て“消炎剤”です。これは患部の炎症を抑えるの主たる目的で、その結果(副産物的)に痛みが取れています。決して何かを麻痺させているわけではありません。

炎症とは腫れも伴うので、腫れの為に患部の血行不良が出てきます。炎症を放っておくと患部の組織や構造、状態は悪くなります。荒れ果てた大地ほど開墾は大変になります。ですから早期にお薬で炎症抑えれば、良い状態で完治を目指せます。消炎鎮痛剤は痛み止めの一時しのぎではありません。立派な治療になります。

整形外科的疾患における痛みとは骨そのものの変形や、関節の劣化、椎間板の変性などが原因で、これは何かというと早い話“老化”です。人間の身体とは歳相応の状態があります。シミ、シワ、白髪は外から分かる老化、骨密度の減少、骨の変形、軟部組織の柔軟性の低下など は内部の老化ということになります。お薬にしても手術にしても、生まれた直後の状態に戻るなぞありえません。ですから一般の方が思う“完治”とはある意味無理な話なのです。今与えられた状態で痛みを取ることが“完治”になります。

ただお薬にも相性がありますので、効かなければ主治医と色々相談してお薬を変えてみるのも手かと思います。同じ効果のお薬は沢山ありますので。


検査に関してです。一般の方はヘルニアだと大変だ、ヘルニアじゃないから安心というような風潮がありますが、首の異常とは何もヘルニアだけではありません。頸椎症、後縦靭帯骨化症、胸郭出口症候群などなど最近多いのがストレートネックと言わるものです。


個人的にお勧めする対策は以下の通りです。

1.病院にて検査
2.投薬やリハビリの治療を行う
3.並行して鍼治療
4.枕の見直しを行う
5.運動など生活環境を見直す

ご自分で行うものとしては4と5ですね。5は時期や負荷の見極めが必要ですからできればPTなど専門家のアドバイスを受けるといいでしょう。4についてお話します。

枕とは医学的に見て結構重要なアイテムで、けしておろそかには出来ません。ですから当然選ぶ時も正しい知識を持って、じっくり選ぶ必要があります。これを誤れば、寝違い、慢性的な肩コリはもちろんですが、変形性頚椎症など、頚椎の退行変性を早めてしまう可能性が非常に高いわけです。「全身性の疾患の原因に成りうる」と説く医師もいるほどです。百貨店や枕専門店にいる自称専門家の言うことは真に受けない方がいいと思います。他人にアドバイスするためには解剖学や臨床学などの幅広い専門的知識を要します。しかし現実は、自称専門家の医学の素人が、製造や販売にかかわっているので多くの枕難民が出るのだと思います。例えばある(自称)枕専門店のサイトでは「枕が肩口に当たるように深く頭を乗せましょう。それが正しい当て方です」と紹介していますがこれは間違いです。このような医学的知識がない自称専門家の方たちが、巷には沢山いますので十分に注意されてください。

枕の当て方の話に戻りますが、上記の枕の当て方では首が下から持ち上げられる結果になります。この状態では頚椎は前に膨らむようにカーブしてしまいます。頚椎には全身に行く神経の束、脳に行く動脈などがあります。この状態はそれらの走行を妨げる結果になります。例えば頚を上げるような高所の作業 は、短時間でも辛いですし、長く続ければ手の痺れ、立眩みなど起こりえます。きっとご経験している方も多いと思います。ここまで極端ではなくても、似たような状況を作り上げる結果になっています。前置きが長くなりましたが、正しい枕の当て方は、頭だけをちょこんと乗せる感じです。

素人枕専門家は「頚椎のカーブに沿った枕が良い」とよく言いますが、これも先ほどの説明とよく似た状況になります。波型やまん中が凹んでいるなど何か形がついている枕は絶対に選んではいけません。枕とは毎日何時間も頭を支えるものですから、その影響もとても大きなものになります。枕なし、低すぎる枕でも全く同じような状況になりますので注意が必要です。

では「最適な枕とは?」ですね。枕の選びの条件は以下のとおりになります。

・少し厚みがあるもの
・波型など形がついていないもの
・頭の重みで形が変わるもの
・寝て気持ちがいいもの

高さの簡単な目安は横向きに寝たときに、頭が真っ直ぐになる高さ(上がったり、下がったりしないもの)がいいとされています。素材は個人的にそば殻が優秀だと思っています。低反発や高反発は避けたほうが良いかもしれません。しかしどんな素材でも経年のへたりが出てきます。数年おきに新しいもの大事なことです。正しい枕に慣れていないうちは痛みやコリ、不快感が出るかもしれません。正しい枕、正しい使用方法に慣れるということも重要になってきます。


長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。
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