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金融緩和って何だろう……。

日銀がお札を大量に刷って市場に流すことらしいのだが、なんだか腑に落ちない。
国債を発行しないのだから、財政赤字が増えないというトリック。

つまり「お金」はなんの根拠もなく大量に作り出せるということ。
(「お金」を大量に作って、貸し出す際「利子」を取れば儲かっちゃうね。日銀の株主は日本政府とユダヤ資本)

そしてどうやって、大量のお金を市場に流すのだろう?
銀行が低金利でバンバン企業に貸し付けるのかな?
公共事業をバンバンやっちまうってことかな?
「定額給付金」や「子ども手当」を復活させればいいのに。
あくまでも「お金」は「労働の対価」じゃないとダメなの?

円安になっているってことは、「お金」の価値が下がっているってことだよね。
暴落はしないの?


いろいろわからないことばかりです。
アドバイス下さい。

A 回答 (5件)

> 金融緩和って何だろう……。



 ザックリ言うと、企業が銀行から借金しやすくすることです。


> つまり「お金」はなんの根拠もなく大量に作り出せるということ。

 金本位制などから離れた現在の制度では、そういうことになります。ガチガチの反ユダヤの国でも同じですので、ユダヤ資本とは全然関係ない話です。


> 「お金」を大量に作って、貸し出す際「利子」を取れば儲かっちゃうね。

 印刷したお金を、日銀は市中銀行に貸し出す時に「利子」を取っていましたよ、これまでも。これからも、取るでしょう。

 ただ、儲かるほどの高利を取ると、市中銀行は借りませんので、金融緩和に逆行することになります。


> どうやって、大量のお金を市場に流すのだろう?

 日銀が、これまでよりも安い金利で「貸す」→(公定歩合操作と呼ばれる政策)
 日銀が、市中銀行が持っている国債などを強制的に「買い取る」→(公開市場操作と呼ばれる政策のうち、買いオペレーション)
 日銀が、市中銀行に強制していた預金引出しに備えて用意しておくべき現金の(預金に対する)「割合を下げる」→(支払準備率操作と呼ばれる政策)

 の3つが主な方法です。

 市中銀行は、そうやって押しつけられた現金を金庫に入れておいても金利がつきませんので、借りてくれてキチンと返済してくれそうな企業を必死に探すようになります。
 
 探せばけっこうりっぱな企業はありますので、貸し付けることができます。

 バンバン企業に貸したりはしません。あくまでも、貸すのは返してくれそうな企業や個人だけです。返してもらえず、倒産したり破産したりされたら銀行が大損しますから、そんな所へは貸しません。


> 公共事業をバンバンやっちまうってことかな?

 公共事業は誰がするのかというと、国や地方公共団体がやりますが、市中銀行から借り入れた借金は返さないといけません。

 返すためには国債を発行しないといけません(が国債は発行しないのです)から、公共事業をバンバンやっちまいません。


> あくまでも「お金」は「労働の対価」じゃないとダメなの?

 石油から鉄鉱石から金銀財宝なんでもかんでも日本国内にあって、ただでドンドン沸いてくるなら「労働の対価」でなくてもいいんですが、日本は他国から買うか交換しないといけませんよね。

 買うためには外貨とかが必要ですし、交換するなら相手が欲しがる品物が必要です。

 日本には外貨を印刷する権利はありませんので、結局何か相手が欲しがる品物を売って外貨を得るしかなく、それを作るには誰かが働かなければなりません。

 ところが、お金(円)を配ったら、誰が働きますか?

 働かなければ、相手が欲しがる品物は作れませんので、外貨も得られず、交換もできず、結局日本人は凍え死んだり飢え死にします。だから配ったりはしません。


> 円安になっているってことは、・・・ 暴落はしないの?

 するかもしれませんね。

 通貨の発行量はある程度コントロールできるのですが、インフレは通貨の「回転速度」によっても発生します。

 現金を持ったらすぐ使う、使わないで持っていると物の値段が上がっているので買えなくなる、という状態になると、通貨回転速度(流通速度)が高まり暴落が始まります。

 このタイプの暴落は政府でもなかなか防げません。

 しかも、具合の悪いことに通貨が暴落すると、国債の負担が軽くなって政府・官僚にとって有利なのです。つまり、官僚の頭には「暴落させてしまおうか」という悪魔のささやきが渦巻いているはずです。

 ですから我々は、暴落するかもしれない、という考えを常に持って行動したほうがいいでしょう。
 
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

お礼日時:2013/04/28 23:01

>あくまでも「お金」は「労働の対価」じゃないとダメなの?



そんなことはない。「子ども手当」的なものでも国債に含まれるだろうから。

アメリカのベン・バーナンキFRB議長はヘリコプターから印刷した紙幣を撒けば、金融緩和になるといった。ついたあだ名がヘリコプター・ベン。 黒田日銀総裁は日本のバーナンキと呼ばれている。

実際は、それは不公平なので、印刷した紙幣で国債やETFを買うわけ。金融緩和しないとヤバイのよ。デフレスパイラルで、日本が破滅の道に向かいそうで。今のところはかなりうまくいきそうな雰囲気。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2013/04/29 12:33

公共事業が道路建設等の土建を甘やかすものであるとするなら、金融緩和は、金融機関が儲かる様に甘やかすシステムである。

と解釈してみた。

日本銀行が国債を買い上げてくれるので、銀行は保有してる国債を日銀に売却する事で、現物資金が確保できる。と解釈してみる。

つまり
国債を売却して余剰金が生まれた金融機関は、企業に金を貸す余裕が生まれるという訳で、景気が回復するらしい。

しかし、先に述べた様に、金融機関が儲かるという仕組みは、土建屋を甘やかす仕組みと大差がありません。

金融屋が、企業に金を貸す余裕が生まれた分を企業に投資するのではなく、身内の給料を増やすなりして甘やかしたら、景気回復はしない。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2013/04/29 12:32

お金(通貨、貨幣)と言うものは不思議なものですね。

通貨を発行するのは中央銀行(日銀)だけに許されていますが、何を担保に(限度に)お札をするのでしょうね。少なすぎれば景気が悪くなるし、多すぎればハイパーインフレになる。ちょうどいいのはどのあたりでしょうね。
昔は(100年ぐらい前までは)政府が持っている金が担保でした。金を持っている分だけお札を刷れました。今は、何というか、政府の(その国の)信用です。それがどのくらいのものかなかなか判然としません。信用の程度以内なら、いくらお札を刷っても構いません。誰にも駄目とは言われません。でもそれを越えると、信用を失い、ハイパーインフレになり、国債がデフォルトして国が潰れます。その舵取りをしているのが日銀です。前の総裁は気が小さいのでびびってお金を少ししか刷りませんでした。今度の総裁は太っ腹でどんどん刷っています。でもそれも信用度以内です。

どうやってお札を市場に流すのかって? 日本の銀行は国債をたんまり持っています。国債が安全確実な投資だからです。それを日銀が刷ったお金で買い上げるのです。買いオペと言います。銀行は国債の代わりにお金をたんまり持つようになります。

それをバンバン貸し付けるかって? 借り手がいればね。借り手がいなければ貸し付けようがない。景気がよくならないと企業も個人もお金は借りない。借りても使い道がないからです。設備投資をしても、作ったものが売れなければ不良資産になります。

そうなるとまず景気をよくする手は公共事業しかありません。公共事業は政府の投資です。投資した金はすぐ原材料買い上げや設備投資に周り、世の中に廻ります。それが公共事業のいいところです。そうやって少しでも景気をよくするのが公共事業の目的です。。

定額給付や子供手当では駄目かって? 今の不景気だと、せっかく渡した金を使わず、貯金してしまうからです。お金がそのまま銀行に帰てしまう。何のために無理してお札を刷ったのか意味がありません。「労働の対価」でも、貯金に廻したりしては駄目です。もらった金をすぐ使うようにしなければ駄目です。最も望ましいのは企業が銀行から金を借りて設備投資することです。その金で工場を建てたり、機械を買ったり、原材料を買ったりすることです。

円安になったからと言って円が暴落しているわけではありません。日本の中では100円は100円のままです。100円が10円の価値しかなくなるのがハイパーインフレです。それが暴落です。今の金融緩和程度ではそんなことにはなりません。日銀総裁は馬鹿ではありません。大変頭のいい人です。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

お礼日時:2013/04/29 12:28

金融緩和とは低い金利でお金を貸してあげますよということ。

逆に金融引締めとは、高い金利でないとお金を貸しませんよということ。

日銀こと日本銀行は市中金融機関にお金を貸します。もちろん只ではない。お金を貸す代わりに利息を受取ます。日銀も商売ですから。その金利が高いか安いか。

市中金融機関は借りたお金を法人・個人に貸し出します。例えば住宅ローン。当然、市中金融機関も商売ですから利息を受取ます。

利息を払う方の法人・個人は借りる利益があるから借りるわけです。そうでないなら、借りません。利息を払うのは馬鹿らしい。

つまり、いくらお札を印刷したところで最終的に借りる法人・個人が居ないのなら、新札は日銀の金庫で眠るだけで、市場には流れないのです。

円安はここまでの話とは全く関係ない。円を売ってドルを買う人が多ければ円安になる。ただそれだけの話です。
電力会社が円を売ってドルを買っています。そうしないと火力発電所の燃料を買えないからです。
石炭・石油・天然ガスを海外から買う為の代金がドルなのです。しかし電力会社は円で電気代を受け取っている。大半は銀行の自動引落ですが、同じこと。東日本大震災以来、原発が止まった為、火力発電所の稼働率が上がって、石炭・石油・天然ガスの輸入量が増えています。それこそが円安の原因です。
日銀は全く関係ありません。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

お礼日時:2013/04/28 22:56

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