海王丸というサボテンを頂いたのですが、
育て方(日照時間やその強度、また水やりの頻度等)が分かりません。
頂いた海王丸は直径が6.5cmほどです。
サボテンや多肉植物を多く扱っている方からのいただいたもので、「おそらく」すぐに鉢を変える必要はない気がします(鉢は黒のプラスチックの深めで、下の穴から大きめの軽石がみえます)。
鉢を頂いた方に質問するというのはこちらの事情で現実的に難しいため、
日光のあて方、水のやり方、その他栽培上の注意点等、みなさまからご教示いただきたく質問させて頂きました。
どうぞよろしくお願いいたします。
No.1
- 回答日時:
こんにちは
ギムノカリキウム属海王丸
こちらはご覧になりましたか?
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=%E6%B5% …
写真サンプル2005年参照
こちらも楽しいです。
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=%E3%82% …
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=%E3%82% …
海王丸くんは水をたくさん飲むようです。
花綺麗ですよね。
すくすく育ててあげてくださいね。
御回答有り難うございます!
リンク読ませて頂きました。
ツヤといい、刺といい、やはり海王丸くんが一番可愛いと思います。
海王丸という名称をつけた人にも脱帽です。
頑張って育てます!ありがとうございました!
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
僕が説明するのは、サイトや本に書かれている事とは少しズレがあります。
長年の研究で得た事を今でも実践しています。
海王丸は我家にもあります。ギムノカリキウム属のサボテンで、他のサボテン
と同じ方法で栽培や管理が出来ます。コツさえ覚えれば誰でも出来ます。
植替えは5~9月の間の、梅雨時期と猛暑時を除いた時期に行います。
土は全て落とします。この時に水洗いをして落とさないで下さい。
土を完全に落としたら、根を1/3~1/2程度切ります。根が極端に少ない
時は切らないで構いません。根を切るのは新しい根を出させるためです。
鉢底に防虫ネットを敷き、鉢底石を入れます。鉢底石はボラ土でも軽石でも代
用は可能です。1~2cmあれば十分です。少し土を入れてサボテンを入れて、
周囲に土を入れながら割箸で突っついて土を良く締めます。
鉢の天辺より2cm下まで土が入ったら、土の表面を指で軽く押さえて植替えは
終わりです。
植替えは7号鉢を目安にして、7号鉢以下のサイズは年毎に、以上のサイズは
2年毎に植替えをします。サボテンは雑菌に弱いので、雑菌から腐敗を防ぐた
めに長くても2年毎の植替えは必要になります。
水遣りは他の草花と同じにすると必ず腐敗して枯れます。サボテンの水遣りは
鉢土(鉢に入っている土の事)が完全に乾いてから、更に1週間から10日経
ってから、鉢土の湿り具合を確認してから与えます。触って湿りがあるような
時は湿りが無くなるまで与えません。
与える時は鉢底から十分に水が流れ出るまで与え、コップ半分とか自分が決め
た日に与えるような事はしないで下さい。
この方法を4~10月の間に行います。外気温が5℃以下になったら、1ヶ月
に1~2回程度にします。冬場は休眠するので、そんなに多くの水分は必要と
しません。もし通常通りに水遣りをするなら、室温を最低でも15℃以上にす
る必要があります。
生長は極端に遅い植物ですが、それでも養分は必ず必要です。植替えをする時
に土に緩効性化成肥料(マグアンプK等)を少量混ぜれば、次回の植替えまで
与える必要はありません。
土は市販のサボテンと多肉植物の土を使います。園芸用川砂を1割程度混ぜる
の葉構いませんが、他の培養土は混ぜないで下さい。
他の植物専用の培養土、庭土、畑土、使用済みの土は使わないで、必ず未使用
の土を使用して下さい。これは雑菌から守るために重要な事です。
鉢は大きければ早く生長するとは考えないで下さい。鉢が大き過ぎると生育が
衰えてしまいます。サボテンと鉢の隙間に、人差し指が1本入るサイズが適し
ています。鉢は必ず深鉢を選び、浅鉢は使用しない事です。
最適な鉢は駄温鉢、朱温鉢、テラコッタ鉢です。素焼き鉢は使用不可です。
プラ鉢は熱が逃げにくいので、出来れば使用しない方が無難です。
置き場所は年間を通して日当たりが良くて風通しが良い場所に置きます。室内
に置く時は、カラス越しで直射日光が当たる場所に置きます。単に明るいだけ
では上手く育ちません。
越冬させるには5℃以上が必要です。暑さや乾燥には強いのですが、寒さだけ
は苦手とします。3度以下では凍傷になり、0度以下では凍死します。
一度でも凍傷になると元には戻りません。
生長期(活動を活発にして生育する時期)5~9月
休眠期(生長期と比べると活動が鈍く、休んでいる時期)外気温が5℃を目安。
まとめです。
生長期の水遣り 鉢土が乾いてから、更に1週間から10日経って、鉢土に湿
リ気が無い時に与える。湿り気がある時は湿り気が無くなるまで与えない。
休眠期の水遣り 1ヶ月に1~3回で乾かし気味に与える。
水遣り方法 鉢底から十分に水が流れ出るまで与える。これは年間を通して同
じ。鉢底から水が出なくなってから鉢皿に乗せる。鉢皿には水は溜めない。
鉢皿に溜まった水は直ぐに捨てる。
施肥(肥料を施す事)植替え時に少量だけ土に混ぜる。緩効性化成肥料を使用。
置き場所 年間を通して日当たりと風通しの良い場所に置く。夏場はエアコン
の冷房が直に当る場所は避ける。冬場も暖房が直に当る場所は避ける。
以上ですが、他に質問があれば受け付けます。答えられる範囲で答えます。
御回答有り難うございます!
まさに質問内容に適切に合ったベスト回答でございます!
ありがとうございます!
頂きました助言を印刷して海王丸の横に貼っておくレベルです!
鉢について:
黒プラスチックが逆に根が暖まって良いという話もほかであり、
悩んでいましたが、ご指導頂きました駄温鉢でいかせてもらおうと
思います。
土について:
書籍には色々配合しろなどと書かれていたので焦っておりましたが、
市販のサボテン用土を使用することにしました。
日光について:
こと海王丸に関しては、遮光の重要性を説いているページもあり、
鉢同様に悩んでおりましたが、とりあえず、ベランダで雨よけの
透明ビニールの下の風通しの良いところに置くことにします。
水、植替えについて:
理解いたしました。植替えも梅雨が被らない時期にやってみよう
と思います。
重ね重ねの質問になってしまい恐縮なのですが、実のところ海王丸と
一緒にユーフォルビアのホリダというサボテンっぽいものを頂いたの
ですが、こちらの育てかたもサボテンと同じでよろしいのでしょうか
(水の量、1年単位での植替えなどは必要性など)?もしご存知であ
ればお教えいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
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