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『たわわざ(戯業)』
意味は、「あまり気負いし過ぎず、遊び心をもって、何かをすること。」
みたいな意味の、日本の古い言葉なのですが、
以前に何かの本でこの言葉を見て以来、
すごくこの言葉を気に入っているのですが、
改めてその由来や、正しい意味合いを確認しようとすると、
ネット上では全然ヒットせず、
また元々見た本は全然思い出せず、
全く調べることができない状態に陥ってしまっています。

どなたかこの言葉をご存知の方はいらっしゃいませんか。
ご存知の方がいらっしゃれば、正しい意味や由来など、
知っていることをお教えいただければと思います。
また、何かの文献や本に載っているのをご存知であれば、
その載っているものをお教えいただければと思います。

よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

万葉集では「たはわざ(多波和射)」という言い方の歌(20-4487)が出てきます。


「たわわざ【戯事】ばかげた行為。」(「国語大辞典」小学館)
「たはわざ【戯業】《「たは」は「たはく」「たはぶる」「たはし」などの「たは」と同根》常軌を逸したこと。戯れごと。」(「古語大辞典」小学館))
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなってしまい申し訳ありません。

やはり古語辞典にはそのような掲載なのですね。
ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2013/06/28 07:56

戯わざ辞書では、戯事、狂事。

たわけたこと  たわむれごと
となっています。
万葉集に「いざこどもたわわざなせそ」という言葉があるそうです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
お礼が遅くなって申し訳ないです。

辞書は古語辞典でしょうか。
国語辞書には載っておりませんでしたので。

たわけたこと たわむれごと
やはり良い意味ではないですよね・・・

ありがとうございました。

お礼日時:2013/06/11 16:29

たわわざ=たわけたこと との意味もあるようですね。



「いざ子ども たわわなざせそ 天地の 固めし国ぞ 大倭島根は」(万葉集4487)
※子供等よ、たわけたことを学ぶなよ。わが国は記紀が言うように天地をどろで固めた国土なのだぞ、
島に根付いたヤマトの国は! 藤原仲麻呂の歌だそうです。
http://blogs.yahoo.co.jp/kairouwait08/29694524.h …

>意味は、「あまり気負いし過ぎず、遊び心をもって、何かをすること。」

こういう意味だけじゃないようなので、濫用はなさらない方がいいかも。
そもそも意味がわからない人の方が多いんじゃないでしょうか。
私は国文科卒で万葉集を選考していましたので、聞いたことくらいはありますが、
実際に使った事は1度もないです(笑)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
お礼が遅くなって申し訳ないです。

出典もつけていただき、
ご丁寧に回答していただき、
ありがとうございます。

ここでの言葉としては、
ネガティブな意味だけのようですね↓

日常使いはしないのですが、
「あまり気負いし過ぎず、遊び心をもって、何かをすること。
という意味があるのであれば、
自分自身を表現する言葉として使いたいと思っておりまして。
でも出典が不明になってしまったので、
確認したいと思い、質問を投稿させていただきました。

私の中では、
魯山人の作品などは、
たわわざと形容していいのかなと、
勝手に解釈しているのですが、
そういったポジティブな意味合いはないのでしょうか。

お礼日時:2013/06/11 16:22

#3です。


お礼ありがとうございました。

たわわざにポジティブな意味があるとは聞いたことがありません(不勉強なだけかもしれませんが)。
最近使われているのをみたのは「今回のような自爆装置を外して打ち上げるなんて狂業(たわわざ)」は
二度としないでほしい」(朝鮮のロケット打ち上げに関してだったかな?)との文章でした。

戯業=狂業ではないかもしれませんが「たわわざ」と発音すればどちらの意味か聞き手には
わかりませんよね。自虐的に使うのならありかもしれませんが、魯山人の仕事をたわわざとは
私なら表現しません。彼は数奇な人生を辿った人ですので、最大に良く解釈すれば
「天才と何とやらは紙一重」的に無理矢理使えなくもないかもしれませんが・・・。

余談ですが、会話も文章も、小学生にもわかるような表現が、最良だと私は思っています。
相手に辞書を引かせるような言い回しや漢字を使う人もいますが、それってなんか違う気がします。
質問者さんがそういう人だとは思っていませんが。あ、選考→専攻ですね。ごめんなさい。
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この回答へのお礼

大変お礼が遅くなって申し訳ありません。
自分がたわわざを見た本を再度探していたのですが、やはり見つかりませんでした。
何かの本で見まして、その本の著者が著者なりの解釈を記載していたのかもしれないのですが、
その本では、「肩の力を抜いて行う」とか「徒然」のようなニュアンスで書かれていたような記憶がありまして・・・
「美人の日本語」とか、そういう類いの本だったと思うのですが、本を手に取って探してみてみてもなかなか見つからなくて。

ちょっとこの言葉に私なりの思い入れがあり、
上記のような掲載されている本の情報などが出てくる可能性を
もう少しだけ信じたいので、もう少しだけ様子を見てから締め切りたいと思います。

あと、余談の話ですが、私も基本的には#3さんのご意見と同意見です。
普通の会話や、プレゼンなどでも、なるべく平易な言葉で話しをするように心がけています。
よく和製英語のようなカタカナ言葉を乱用する人がいますが、ああいうのはすごく嫌いです。笑
基本的にはそうなんですが、話のポイントとなる部分で、このたわわざのような、
聞き慣れないけど、でもきちんと歴史がありストーリーがある言葉を使うと、
ぐっと惹き付けれると思っており(ただの持論ですが)、そのような使い方をしたいと思っています。

ただ、適当なことは言えないので、知っている方からお教えいただきたく、
質問させていただいたという経緯です。

#3さんのような、見識をお持ちの方に出会えてよかったです。
ご丁寧にご意見いただき、ありがとうございました。

お礼日時:2013/06/28 07:55

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