人生のプチ美学を教えてください!!

薬剤師の方へ

高校一年の者です。
薬剤師について調べています。
そこで、実際に薬剤師として働いている、または働いていたという方に答えていただきたくて質問させていただきます。
質問は以下の9点です。


・性別

・年齢(差し支えなければ教えてください)

・仕事内容

・この職業を選んだ理由

・この職業をやっていて良かったこと

・この職業をやっていて大変なこと

・必要な資格等

・高校時代をどう過ごすべきか

・その他に伝えたいこと


この9点について答えていただきたいです。
すべて答えていただけるととても助かります。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

・性別



・年齢(差し支えなければ教えてください)
プロフィール44歳男性
病院薬剤師18年 調剤薬局2年

・仕事内容
病院薬剤師;薬学意外に検査値等のデータの知識が必要であるが医師と対等に話す事ができる
調剤薬局;全てとは言わないが、オーナー(私の勤務するオーナーは薬剤師ではない)から利益を追求され門前の医師の言いなりで接待が付きまとっている。その他保険関係等(医療事務)の薬学知識以外の責任も付きまとってくる
癌医療を志した自分には営利目的の調剤薬局には合わないと思っています。
病院薬剤師に復職予定

・この職業を選んだ理由
小学校4年の時に癌で祖父を亡くした事、
同時期、フレミングのペニシリン発見に驚いた事に共感し薬学を目指した。
薬学部に進学した時は癌の研究をしたかったが、
大学在学中に母が薬の副作用
スチーブンジョンソンズ症候群を発症をきっかけに
臨床薬剤師を目指す。

・この職業をやっていて良かったこと

臨床で副作用を発見した時、患者の為を思い医師と論破した時、患者から「薬に関しては医師ではなく、あなたの事を信じる」と言われた事
プライドだけの医師よりも薬剤師である自分を信じてくれる言葉を掛けられる事は快感で
頑張って良かったと感じる瞬間です。

・この職業をやっていて大変なこと
患者が元気に退院して行く事の嬉しさは格別です、その反面、一緒に頑張って病と戦ってきた患者との自分では支えきれなかった無念の死の別れ、その時の心の痛さは辛いです。


・必要な資格等
薬剤師免許は当然ですが、私が新人薬剤師だった時(当時日本で一番大きな国立病院勤務)、薬剤師の先輩から「薬剤師免許と看護師免許を持っていたら最強だぞ」と言われた事がありました。
在宅医療が中心になる昨今、その意味が解かりました。
大変だと思いますが准看護士免許を同時に取得することは未来が開けると思います

・高校時代をどう過ごすべきか
質問者様は高校1年とのことであり、思いっきり、楽しく青春を過ごしてください。
なぜなら、今しかできない事があるからです。
その中で友達と思いっきり将来の夢について語って悩んで下さい。
夢や希望を持つ事が今一番できる時だからと自分の経験上思うからです。

・その他に伝えたいこと
一時期、薬剤師がもてはやせれた時期がありましたが
マスコミで言うほど甘くありません。
数年後には薬剤師数は過飽和となり
年収300万円の日は近いと言われ、それどころか
これから生き残る為の薬剤師講座があるほ程です。
(現に20年前に比べ薬大は倍になっている)
純粋に薬で人を助けたいと考えるならやりがいのある仕事です。
経済的な事だけをを考えるなら将来的に薬剤師は勧めません。

最後に、質問者様の志す事を貫き夢と希望を持ち続けて下さい。
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67歳の男性です。


薬剤師免許を持っていますが、あなたがイメージしているであろう薬剤師の仕事(調剤薬局の薬剤師)はしたことがありません。言うならば、企業薬剤師でしょうね。
ただ薬剤師を必要とする周辺の仕事をしてきましたので、薬剤師全般でどのような仕事があるのかを中心に回答してみます。

薬剤師の業務範囲は大変広いのです。
薬の専門家としての役割がありますから、医薬品の開発から、最後の段階である病気の方に調剤した薬を与えるまで、全ての段階で関わることができます。

概略を説明しますと、医薬品を開発し、厚生労働省から薬としての承認を受け、医薬品製造業の許可を受けた工場で実際に薬を作り、完成した医薬品を薬局・薬店に販売し、その薬局・薬店では必要とする患者さんに提供するのが、大きな流れになります。
ただ、薬剤師免許(資格)を持っていなくてもできる仕事もあります。

例えば、医薬品の開発は薬剤師でなくてもできます。
薬学部を始めとする理学部・農学部・工学部・医学部など、理科系の学部卒業者たちが協力して研究開発に携わっています。

開発された薬の卵を正式な医薬品として認めてもらうためには、厚生労働省に対し申請をしなければなりませんが、この業務も薬剤師でなくても可能です。

ところが実際に医薬品を製造する段階になると、薬剤師免許を持った人でなければ、できないという業務が出てきます。
工場での製造工程が間違いないように動いていることに目を光らせる役割の「製造管理者」は、薬事法で薬剤師が就くよう規定されています。
またそうやって完成した最終医薬品を、市場に出荷し副作用などの異常が出ていないかを常に監視している責任者として、メーカーの本社には「総括製造販売責任者」を置かなければなりませんが、この役職も薬剤師と定められています。
流通過程で医薬品を倉庫に保管する場合でも、薬剤師が管理することになっています。
そのような過程を経て、医薬品が最後にたどりつくところが、薬局・薬店なのです。当然ここでの業務には薬剤師が当たります。

それ以外にも、各医薬品メーカーが薬事法で定められた規則を守って製造しているかを指導・監視する立場の公務員がいます。各都道府県に薬務課が設けられ、薬事監視員として働く人たちです。

私の場合は、薬剤師を目指していたわけではなく、理科系の学部の一つとして薬学部に進学したのです。
ただ卒業するだけでなく、薬剤師国家試験の受験資格が得られ免許がもらえるチャンスがあることが魅力であったことも事実です。医学部を除けばその他の理科系学部ではそのようなものはないからです。
国立大学の薬学部は、薬剤師免許を取得させることが目的ではなく、将来の研究者を育成することを主目的にしていますので、国家試験の受験対策のようなカリキュラムは一切ありません。
受験したい者は、自分で勉強しろというのが、基本的スタンスです。
ですから私立大学薬学部と国家試験の合格率を比較してみるとよく分かりますが、国立大学はどこも低レベルです。

私は大学卒業後、某大企業に就職しました。
その企業が新しい商品として、薬剤師が必要となるものを企画していたからです。
しかし、その仕事は四六時中関わっていなければならないほどの量ではないため、大半は理系の知識を持った技術者として過ごしました。
一番長く経験した業務は、品質管理です。

その後定年退職しても、中小企業で薬剤師を必要とするところは結構多く、今も働いていますが、免許を持っていて良かったことの一つでしょうね。
薬剤師の業務としては、「製造管理者」「総括製造販売責任者」を経験し、薬事申請業務にもタッチしました。
もっとも、元々専業製薬メーカーの経験ではなかったため、一部の知識しか持ち合わせず、中小企業だからこそ勉強しつつ対応できているのが実情です。しかし、大企業における品質管理の知識と経験は、大いに役立っています。

私が後輩によく言ったことは、「物事を適切に分類する力があれば、たとえ固有技術力がなくても、何とかやっていけるものだ」ということです。
ある物体はどういう組み合わせでそうなっているのか、
ある仕事はどういう目的でやるのか、それを達成するためにはどういう方法があるのか、
を突き詰めて考えることなのです。
分類とは、似たものと、違ったものとをグループ化し、思考を整理することに役立ちます。
高校生のころから、そういう癖をつけることが、きっと将来役に立つと思っています。

この質問で、どういうことを考えようとしておられるのか分かりませんが、私の体験談を参考にして下さい。
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